T-Gumbo 「黒い難民 21」ありがとうございました。
出演者のみなさんやお客さんや、T-Gumboの人たちに感謝です。
秀さんの負傷で出演できなかったこと残念。早く治りますように。
とても楽しい1日でした。
出演順での感じた事を簡単に書く。
山田ツトム
順番を変えた事を始めに言っていた。最後じゃ無く最初に出演順を変えてもらったようだ。とても激しい歌。恐竜のように大きなものが暴れている。最後の曲で今、戦争をしてるところが平和だった頃の状態を思い描きながら聞いてみてくださいと言われていた。
三田村拓哉
静かめな声。ギターのコードを次々に変えるのや難しそうな押さえ方だった中での歌のメロディが調性を感じさせないけど音程が正確な気がするのがすごいと思った。常に一定の音量の声なので私は後半に飽きてきていた。前半はとんでもないすごいものを聴いていると思った。たぶんボサノバをしているのだろう曲が何曲かあって、私は小野リサや坂本龍一の確かカバーアルバムでのボサノバに風を感じたりしていたせいで、一定の声の音量に揺らぎが無くて風を感じることができず、風が欲しいのだと個人的に思った(声の出始めと終わり方の工夫、音程が変わる時に微妙に感情の麻薬のようなものを少しでいいので入れられたし...)が他のみんなは聞き方は違うかも知れないのだった。
にしやまひろかず
演奏は上手くやれている方だった。ただ心の表現みたいなものが集中しきれてない感じがどこかあった。心のありかは10が最大だとすると3から6、たまに7くらいまで分かっていた感じで感情表現していたと思う。とても楽しかったんだけど、心の深いところまで潜って一番きれいな場所まで行ってそこからの表現を少しでも長く続けたいと思っているけれど、今回は届きすらしなかったと振り返って思う。最善は尽くして歌っていた。
セットリスト
1.ここはどこ
2.悲しみの魔法
3.通り道
4.球根
5.平和の小鳩
6.山奥の夜空
高橋プランクトン
風はあまり感じなかった。エレキギターの伴奏だと風をあまり感じない。夕暮れのような切なさがあった。唸り声で吠えるところは三上寛さんみたいだと思った。エレキギターだからかそういうふうに聞こえてしまうんだと思った。前に使っていたフェンダーより、今のフェンダーの方が良い気がする。音がスッキリした感じで良い意味で重み(鈍みかも?)が少ない気がする。
淡々花拍子
右手の伴奏が速くて音の強さがはじけていた。歌声は甲高い。感情の流れが音の流れと一緒になって伝わってくる部分に勢いを感じた。ギターにも歌にも風を感じた。生活の歌を作る名人だった。ギター伴奏の鮮やかさはテレビではなかなか見れない気がする。
宮野岳
歌声がとても通る声で聴きやすかった。ギター伴奏はストロークが中心だった。余計なことをしないのが歌を引き立てていて爽やかさが抜群にあった。どの曲もとても良かった。
山広朋実
美しいアコギの音だなぁと思った。やはりここでもギター伴奏の鮮やかさはテレビではなかなか見れない気がすると思ってしまった。私はお酒を飲まないけどお酒に酔った雰囲気の時に使いそうな歌詞の言葉が印象に残った。でも、歌詞は関係ないのかも知れない。甘ったるい歌声というのかな?ゆったりしていてじんわり伝わってくる歌だなぁと思った。