8月20日(火) オフ

 

 

 

3連勤が終了した。

そして世間の盆休みも。

 

子供たちの夏休みはもう少し続くのだろうが、大人には日常が戻って来る。

8月もあと10日ほどで終わる。

 

私はとりあえず生き残れている。

 

◇◇

 

相変わらず暑さはキツイので「慣れた」とは思わないが、満身創痍となりながらも【いなし方】というものはわかってきたように思う。

ひとえに大体20分ごとに使う【冷えた濡れタオル】のおかげのような気もする。

 

先日近づいてきた台風は一過した。

大抵その後は気温が上がるもので、予報では38℃という「ふざけんな」としか思えないような気温。

湿気が少ないから大丈夫か?などと言う考えは甘かった。

日向に居るだけでみるみるうちに皮膚の温度上昇を感知でき、純粋な熱がシンプルに肌を刺激。

陽射しから逃げることに気を取られ、身の危険しか感じなかった。

 

だがそれも乗り切った。

 

まだ油断はできないが、おれの勝ちだ。

 

 

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実家から梨が送られてきた。

 

毎年買いに行っている千葉の梨農家へ出向いて送ってくれたものだ。

それを嬉しそうに電話して来る母。

気遣いには感謝しかない。

ただ、そこへ連れて行ったのがどうやら姉のようだった。

 

姉と両親は疎遠になっていたはずだが、いつのまにか一緒に梨を買いに行く程度に関係が修復していたようだ。

親子の仲が良いのは悪いことではないので、それ自体は構わない。

私にとっては心に引っ掛かるものがあるというだけだ。

 

 

関係が修復したことを私に言わなかった母への不信感がフツフツ。

また内緒で何かやっているのか?と、そういう感覚が湧いてくる。

怒りは無い。

不信感でしかないのだ。

諦めに近い感覚でもある。

 

私と姉は合わない。

だから姉が近くにいると感じたら、私が離れるだけだ。

 

それだけだ。

 

 

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配達も夕方を前にして、西日の中での休憩時。

公園脇の路肩に寄せ、濡れタオルで可能な限り露出している肌を冷やしていた。

 

そのとき、運転席側の窓をコンコンと叩く老人。

にこやかに軽く頭を下げている。

一目でわかるヨレたスエット上下にサンダル履き。

片手に何が入っているかはわからないがポカリのペットボトル。

歯は数本無いようでモゴモゴしている。

驚くことに汗だくになっている風でもない。

 

路駐だったので、この場所に私が停めていると都合の悪い人なのだろうかと思った。

窓の開閉ハンドルから手を離さずに5cmだけ開けて「なんですか?」と返事。

聞けば、「家に帰る電車賃が無い」とのこと。

話している途中、老人のツバが数滴飛んで窓ガラスに張り付く。

 

この老人は、見ず知らずの私から金を手に入れようとしていた。

「お仕事中にすみません」などと言い、悲壮感も感じない。

 

日本という国で、年金制度もきちんとあって、外国人にさえ生活的保護を手厚く施すこの国で、まさか日本の老人のこうした行為を間近に見たことでショックを感じてしまった。

自分もこうなる可能性があるのか?などと。

 

ホームレスとはまた別の問題だし、出来れば本当はお金を持っている寸借詐欺などであって欲しい、と思った。

 

私は 「 おれもお金は持ってないんだよ、悪いけど 」 と老人に返事をした。

貸すとか譲渡するとかそういうことはどうでもよく、いくらあれば今助かるのか?とかそういうことも聞きたくなかったので、出す出さないに関わらず話を切り上げた。

 

老人は何も言わずにラブホ街の方へと歩いて行った。

その背中をミラー越しにしばらく眺めた。

この気温の中で長袖を着ている割にしっかり歩いている。

目的の場所があるのか、交差点でウロウロする様子はなかった。

 

本当に家に帰る金がないなら、交番へ連れていった方が解決したのかもしれない。

想像でしかないが、きっと交番といえば拒絶しただろう。

 

この場所は駅から近い繁華街脇の公園。

パチンコ店・麻雀屋・場外馬券売り場とギャンブル場も多くある。

適法なのかどうか分からない店も多い。

夜になれば様々な人種がアチコチで呼び込みをする、いわゆるあまり治安の良いエリアではない。

時折、路上に血痕なども見かける。

 

私はあの老人が物乞いだとしか思えず、誰彼構わず声をかけては小銭を手に入れることを普段からしている人なのだろうと、勝手に解釈した。

 

逞しさを感じるともいえるし、自分ももしかしたら【似たような立場】になるかもしれないという恐怖も感じた。

いや、すでになっていたかもしれない。

もう何年も経つので忘れていた。

ポケットの数百円の小銭だけで深夜の国道をひたすら彷徨い歩いたことを。

そのとき私は 実家 という頼れる場所があり、そこへ辿り着いて引っ越し代を借りることにより今の暮らしを手に入れることが出来た。

 

私が完全に老人になる頃には両親はいないだろう。

そして、働けなくなって暮らしに必要な金がないという状況になったときに、私はどうするか。

 

福祉に保護してもらうことを先に考えて、行政に相談に行くだろう。

ただ私がそうなる頃は、色々と今より世の中の状況が悪化していそうだ。

もしも支援要請を断られたら、あの老人のように道行く人に声をかけたりすることができるようになるのだろうか。

などということを色々と考えて、悲しくなってしまったのだ。

 

 

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実家から送ってもらった梨は、秋の味覚というだけあってまだ少し早かったのかもしれない。

甘さは今一つかもしれないが、口いっぱいに広がる水分を充分に楽しめた。

 

中国語で果物を【水果】と書く。

まさにこの梨は水の果物であると言える。

 

 

たくさんあるので、タッパに入れて仕事にも持って行った。

 

冷えた梨は暑さの中では非常に良いオヤツだった。

凍らせてもシャーベットのようになって美味しい。

知覚過敏でちょっと大変だったけれども。

 

そして時間が経つと色が茶色くなって来るのが玉にキズではある。

 

 

 

 

 

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前回のオフは、カタマリ肉でローストビーフを作った。

初めて中が赤い肉に仕上がった気がしたが、個人的にはもう少し【ナマ感】が欲しいと感じた。

カタマリ肉を切っては食い切っては食い、400g程度を完食。

 

それでも満腹にはならず、〆に色々乗せたパンで満腹にした。

翌日からの3連勤を思えば、食べ過ぎということもないだろう。

 

 

 

◇◇

 

 

この3連勤は、この夏で一番の暑い日があった。

もしかすると、これ以上の暑さの日も来るかもしれない。

その夜はさすがに食欲不振のようなものを感じ、帰宅後にも何か作る気にならない。

ダルすぎた。

 

しかし、何か腹に入れなければ2日間の残りの日がモタナイ。

苦し紛れにナスを切ってレンチン。
白出汁と醤油とゴマ油で味だけを付けたナスで一杯。

 

 

このあとは冷凍庫にあったパンを焼き、バターだけ塗ってとりあえず満腹にするだけの食事。

残りの二日を憂えんでの就寝だった。

 

 

◇◇

 

 

2日目の夜。

 

やはりダルさがあるが、ガツンとしたものを食べていないことが気になっていた。

昼間に食べるコンビニメニューは空腹をしのぐためのもので、家でこそちゃんと食べなければいけない。

しかし、この日も少しボリュームのあるサラダと焼いたパンで済ませた。

 

白米をガッツリいきたいところではあったが、炊くのがどうしても面倒だった。

まあパンも主食なので良しとする。

米食でなければ、なんとなく物足りなさを感じてしまうけれども野菜を食べて満腹になってさえいれば、それでいいだろうという判断をした。

 

 

 

◇◇

 

 

3連勤3日目、体が重く感じる。

 

ガッツリしたものを食べたいと思っている時に、タイミングよく弁当屋の前で終えた配達。

 

アジフライと唐揚げの弁当を買った。

ガッツリメシに満足。

揚げ物のパンチ力って本当にすごい。

 

 

 

 

帰宅後、翌日がオフなのでホッとしている。

魚肉ソーセージと缶の酒でとりあえず落ち着きを取り戻し、生ハムをふんだんに使ったスパゲッティを作った。

 

塩気の多いものがとても美味しく感じる。

夏の疲れ特有の味覚とでもいうか、味の濃いものに惹かれるようだ。

 

サラダのドレッシングも、多くなりがち。

 

 

 
 
 
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今日のオフは、長い睡眠時間となった。
 
きっと疲れが溜まっているのだろうと思う。
いくらでも寝られそうだったが、9時を過ぎてさすがに起きだした。
 
のんびりとコーヒーを飲みつつ、今日は猛暑の配達が無い事に安堵。
体のアチコチが痛いけれども今日をのんびり過ごすことで癒しを得よう。
 
 
◇◇
 
 
洗濯機は二回まわした。
シーツが柔軟剤の香りになればいい。
 
今日は布団も干してやった。
これを叩いている時に、下の階からガラス窓を乱暴に閉める音がしたのできっとうるさかったに違いない。
しかし、これは生活音であり非常識に長い時間でもなかったはずだ。
なので 「昼間に布団を干して叩いて何が悪い」 そんな気になった。
 
休み休みの家事は、昼過ぎまでかかった。
掃除機にブラシを付けて、壁面や高い所などのホコリも吸った。
 
ひとしきり落ち着いてからギターを手に取った。
弾きたい曲があったのだが、これは耳コピするしかないので面倒だと思った。
 
 
そういえば先日録音したカノンロック。
 
現役でギターをライブなどで弾いているドライバーが来ていたので聴かせてみた。
感想は一言 「一応聴けるね。。。」 と遠慮がちな顔でいい、お互い苦笑い。
遠慮なくヘタだと笑ってくれれば良かったのだが、気まずい微妙な空気感になってしまった。
 
 
◇◇
 
 
今日はどうしようかなと思っている時、部屋でかけていた音楽にふと耳が止まった。
 
アン・ルイス 六本木心中。
 
イントロが気持ちよさそうだったので、手を出した。
小一時間、TAB譜と格闘。
 
1番のサビまでカタチなったところで終了した。
覚えたかな、という程度。
 
仕上がりはあまり気にしないでいい、と思ってはいる。
自分が感じる気持ちよさこそ全てだ、と。
色々間違うし、若い時のようにすぐに覚えられない。
雰囲気がそれっぽければいいや、くらいの気持ちで手を止めて録音を。
 
聴き返したら、やはり赤面ものでしかなかった。
ピックスクラッチはほとんどやったことが無かったので、後で見返してこれほどカッコ悪いとは(笑)
 
ヘッドフォンをしながら弾いているときには、なぜかあまり気にならない。
 
改めて自分の音を聴き返すと、反省点ばかりだがそれは悪くないのかもしれない。
自分の音を俯瞰するのは、次に活きる気がする。
 
 

 

 
◇◇
 
 
本当に休みの日は時間が経つのは早い。
 
夕方6時はとっくに過ぎて、もう夜は始まっている。
 
今日はまだ梨を剥いて食べただけ。
 
何を作ろうか、まだ何も考えていない。
そういうときは、冷蔵庫にある早めに食べてしまいたい食材を基準にメニューを考えればいい。
 
酒もゆっくり飲みつつ夜を過ごそう。
 
昨年は、猛暑日だけなら10月まであったし、真夏日に限れば11月まで記録している。
暑さの先は長いのだ。
ワンパターンの過ごし方だろうとなんだろうと、今はこれで良いはずだ。
 
まだまだ夏は続くから。
 
 
 

 

 

 

8月16日(金) オフ

 

 

 

 

2連勤が完了した。

 

心境としては、「まだ生きてるぜ!」だ。

昨夜はなぜか寝入りばなに鼻血がドバドバ出たが、寝巻にしているTシャツが血で汚れただけで済んだ。

 

台風が近づいているが、そんな日に勤務ではないことがとにかくありがたい。

 

 

 

 

この現場は、曜日によって配車される台数が違う。

そして、この2日間は車両が最も少ない曜日になっていた。

 

おかげで私とマツヤマは常に約定一杯の件数フルMAXが続いて本当にキツかった。

荷物を積みに戻ってくるマツヤマの目が虚ろだ。

少し怖い。

 

これは台数が少なく配達能力が低くなっているせいで、車両を減らさなければもっとスーパーの売り上げは上がっただろうに、と思う。

 

私見だが、スーパーは配達にかかる固定費をケチり過ぎて損をしていると思う。

いつものペースで頼もうと思ったら注文できなくて、やむなく他の方法で入手するようになった常連がいる。

よほど気に入っていない限り、逃がした客は他所で満足すれば戻ってこない。

配達の手が減っているから早くに配達の枠が埋まってしまい、そうした人が増えていると肌で感じる。

配達時に 「最近時間が選べなくなったね」 と話しかけてくる客が多いことからも、それはたやすく想像がつく。

 

ある程度の余力を持たなければ、替えの効く購買は簡単に他所へ行く。

この現場、あと1年もつのか?などという考えが浮かぶ。

 

 

◇◇

 

 

【冷やし濡れタオル】が生命線だと言っていい。

エアコンは全開で点いていても、配達中は体が冷えない。

 

半分凍った濡れタオルで顔やら髪やら耳やら首筋やらを強制冷却すること数十回。

それでも一度外へ出たらば車内に戻った時にはその都度、汗だくになっている。

 

おでこ辺りの熱っぽさを危険度のバロメーターにしている。

熱くなってきていると感じたらその度に手を止める。

 

これがこの夏の乗り切り方、というやつになってきた。

 

 

◇◇

 

 

配達エリアの台風による影響は、思ったより大丈夫そうだ。

 

天気予報は少しだけ大袈裟に脅すことにしているのだなと感じる。

それが悪いことだとは思わないが、これを繰り返すと仕事を振ってくる側が【どうせ今回も脅し】だと予報を過小評価して仕事がキツくなる。

心配事といえばそんなところだ。

 

私は今日がオフなので部屋で過ごすことが出来ている。

なのに台風を気にしている理由は、昨日マツヤマが【台風嫌だ嫌だビーム】を出していて、慰めたりしたからだ。

正直、彼は周りに感情をぶつけることで精神の均衡を保つ傾向があるので、そういうところがウザい。

いずれまたカミナリを落とした方が良いのかもしれない。

 

 

そんなことより、明日の土曜日は気温予想が私にとっては遥かにヤバい心配のタネになっている。

38℃ って何? 35℃でも人がバタバタ倒れているのにさらに3℃上がるらしい。

ここまで上がるのはちょっと記憶に無い。

体温どころではないではないか。

台風も危険だが、高すぎる気温も災害である。

こうなるともう【個人の体調管理】では済まないのではないだろうか。

 

とは言いつつ、愚痴をこぼしたところで倒れたらそれまで。

誰も助けてはくれないし、暑さ一撃必殺の冷やし濡れタオルで乗り切るしかない。

 

 

 

******

 

 

先日、本来は配達できない公園にある仮設テントに配達させられた件には、進捗があった。

結果で言えば私のひとり勝ち。

 

昨日、嬉々とした表情の現場責任者に呼び止められた。

聞けば【本部】と呼ばれる、私の仕事の元請けなどよりはるかに上の、客先でも上流にいるセクションの偉い人が私に謝罪したとのこと。

スーパーの現場責任者を通じ、「やはり○○さん(私のこと)が正しかったよ! 無理な配達をさせて申し訳なかったと、ネットスーパーの管理本部からカスタマーセンターに謝罪させたからそれを伝えてくれってさ!」と言われたので内心でガッツポーズ。

 

この件の当日、私は3人の人間に正当性を主張したがそれは通らなかった。

そのうち2名はカスタマーセンターの担当とその上司なのでもう済んでいる。

もう1人はこの2名に何も言い返せず私に丸投げした元請けのヘタレ管理者。

 

その彼に対しては、直接文句の電話でも入れればスッキリしたのだろうが、私はそれをしなかった。

 

かわりに所属している下請け会社の社長に電話をした。

顛末を説明して、このことをキチンと知っておいてもらおうと思った。

ここ最近の理不尽な条件悪化に対し、会社同士の窓口である社長の交渉ごとがあれば(苦情でもいい)少しでもその材料になれば、と思ったからだ。

 

話を聞いた社長は、【何かする】というわけではないがとりあえず文句の電話を入れると言っていた。

電話に出た若い担当者ではなく、その上司に向かって言うとのことだった。

 

私は 「それはお任せしますよ」 とだけ言っておいた。

話を蒸し返してやり込めたいわけではない。

私を含め、少なくともこの現場で働く配達員に対し、どんな形であれ少しでも還元されるようになればいいと願うだけだ。

 

 

******

 

 

とある朝、起きて恐ろしいものを見てしまった。

 

コーヒーに牛乳を入れようと冷蔵庫に手をかけた時、少しだけ開いていることに気付いた。

顔を洗う前なのに、一瞬で目が覚める。

 

開けると中は全体的に温い温度になっていて、綺麗に並んだタマゴが大汗をかいているのが痛々しかった。

缶の飲料もタッパーの蓋も水滴だらけ。

 

とりあえず卵と牛乳の無事を確認せねば。

臭っていれば、もったいないが即廃棄だ。

しかし、臭いなどない。

が、怖いので生食はしないでおこう。

牛乳も、火を通せば何とかなるかもしれない。

早いうちに食べ切ってしまおう。

そう思いながら、庫内の水滴を拭き掃除。

 

 

 

その後タマゴは大きな玉子焼きに。

牛乳はシチューになった。

 

臭わないので大丈夫だろうと思ったが、不安が全く無いわけではない。

 

どちらも食べてから既に一晩以上経過していて、なにも体調の異変は無い。

野菜の鮮度についてはいくらか悪くなっているだろうが、食中毒などを怖がるほどでもないだろう。

 

肉だったら捨てていたかもしれないが、全て冷凍してあるので大丈夫だろう。

 

危ない橋を渡ってしまったかもしれないが、たまにはこういうスリルも悪くないような気がする。

 

 

******

 

 

 

前回のオフは、夕方を過ぎてから最初の食事となった。

 

モーニングサーブを夜に食べるなんて、まるで反抗期。

タマゴは黄身が割れてしまったので両面焼きに。

 

 
 
◇◇
 
新しいトースターは、熱効率が良い。
そこで、初めて肉を焼いてみた。
 
鶏もも肉。
 
前のトースターの3分の1の時間で出来た。
しかも皮が結構パリッとしている。
 
パンではよくわからなかったが、これで実感できた。
新しいトースター、すごい。

 

この鶏はおろしポン酢で美味しく食べた。

 

 

 

◇◇

 

 

冷蔵庫の扉が開いていた日。

 

タマゴと牛乳の確認をした後の食事。

牛乳はとりあえず一晩置いて様子見。

 

タマゴは玉子焼きに。

早く使い切ってしまいたい野菜と共に。

 

ナスはレンチン。

ピーマンとキャベツは塩焼きソバにした。

 

 

 

◇◇

 

 

最近、よく食べる菓子パンがある。

 

あんぱんにコーヒークリームが入ったものだ。

 

これは、美味い。

もちろん本格的なパン屋のそれに比べるようなものではないが。

 

ただ、150円くらいの割には圧倒的にコストパフォーマンスが高い。

 

そしてローソンでしか売っていない。

 

 

 

◇◇

 

汗かきタマゴの消費、パート2。

再びの玉子焼き。

 

 

 

からの。。。

 

 

牛乳を消費するために作ったシチュー。

もちろん使う前に入念にオイニーはチェックしてある。

 

魚介とキノコのシチューは美味しかった。

 

 

母へ

40を過ぎても何も家事が出来なかったあなたの息子は、50を過ぎてから牛乳と小麦粉を使ったシチューをサクッと作れるようになりました。

 

 

◇◇

 

 

常温放置の冷蔵庫にあった野菜は早めに使い切りたい。

 

ナスやらネギやらニンジンやらを入れて作った塩焼きソバ。

焼きソバは使い勝手がいい。

 

 

 

 

************

 

 

今日はオフ。

 

外出しなくても良いように、昨夜のうちに買い物は済ませてある。

 

いくらか手を抜きつつ家事を終わらせた。

実家の母が送ってくれた梨も午前中に届いた。

ヤマトさん、雨の中ありがとう。

 

梨は冷やしておいて夜に食えばいい。

冷蔵庫にとりあえず3個。

 

 

台風は、ウチの近辺での話になるが昼の内は思ったより悪天候ではなかった。

風も強いがまあそれなり。

 

夕方からだろうか?

それとも予想コースを逸れているのか。

 

 

いつものようにギターを引っ張り出し、ちょいちょい練習してきたカノンロックを。

まだスウィープ奏法をマスターするには遥か彼方で、そこまで到達する技術すらない。

やっとこさ覚えたメロディーでさえも、覚束ない。

 

 

サビの前にあるスウィープ奏法の高い壁が、遥か彼方に見えている感じ。

そこまでも辿り着けていない。

とてもじゃないが今日はこれ以上、もう上手にはならない。

 

曲の途中で投げ出して、今日の練習は終わり。

 

 

と、いうことで記録しておこう。

 

 

 

 

******

 

 

先ほど焼きそばを食べた。

今日最初の食事だ。

 

 

まだ空は暗くなっていない。

だが、台風らしい風が吹くようになってきた。

雨も降っているが量はさほどでもない。

 

もう出かけることもないし、ジーパン脱いで短パンに履き替えよう。

楽にしてのんびり過ごそう。

明日から3連勤で、しかも38度まで気温が上がるというフザけた状況が待っている。

 

 

 

今は、昨夜買ったカタマリ肉を新しいトースターで焼いている。

うまくいけば切り口の赤色も鮮やかなローストビーフが出来上がる。

 

今夜はそれで赤ワインなんぞ呷ってやろうと思っている。

 

肉とワイン。

甘美な響きだ。

 

そして完成。

 

 

 

 

1人の寂しさを酒と肉とギターで埋める。

それはそれで悪くないが、根本的なところで違う気もする。

 

 

 

 

だが今夜もまた、懲りずに貪って眠りにつく。

 

 

 

 

8月13日(火) オフ

 

 

 

 

大変な3連勤だった。

 

盆休前だという重要の多い時期に加え、地震に台風。

そしてマスコミによる買い溜め需要の喚起。

 

過去最大の飲料発注記録を日を追うごとに更新した。

酒屋も真っ青になるのではないかという量の配達と言って良いだろう。

水など銘柄によっては品切れも続出したようだ。

 

 

◇◇

 

 

何度も冷えた濡れタオルで頭部や脇の下を冷やしながらでも、睡眠は摂っているはずなのに生あくびが止まらなくなり、確認したはずの荷物が前後で番号違いで積んでしまったり、最後にはアクセルとブレーキを踏む足の裏が攣ってしばし配達を休止せざるをえなかったり。

とりあえず無事に終わったという印象。

 

他の現場では何人も、熱中症で配達ができなくなったドライバーが続出。

元請けのドライバーが交代で出動するという事態が多発しているようだ。

 

私も制限時間をフルに使い、小休止を繰り返しながらの配達をしてなんとか乗り切った。

 

まさに【サバイバル】

 

今のところ、生き残れている。

 

 

そして今日はオフなので、昨夜の開放感がハンパではなかった。

過酷さを免れること、それのみを考えて祝したいという気分だった。

今日までの自分の頑張りに祝杯を。

オフの日は減り過ぎたHPゲージを、満タンにまではならなくとも少しでもそうなるように過ごしたいと願うのみだった。

 

もうこうなると体力勝負でしかない。

 

実にシンプル。

どのくらい続くのか、まったく定かではないが目の前に存在する大きな壁として、【夏の配送業務】があるだけだ。

 

 

◇◇

 

 

時期的に夏の祭りがそこかしこで行われている。

 

あたかも子供たちのためにあるような町内会レベルのものもあれば、プロというか神輿を担ぐ専門の集団が揃う本格的な伝統行事っぽいものまで、配達エリアでは散見されている。

 

そんな中、宛先の住所には建物など何もない公園で、【神酒所】といういかにも配達先がありそうな、間違いなく【祭りの会場】であろうという注文が私の伝票に記載されていた。

 

数年間この現場で仕事をしている中で、この発注は受けられないと確信。

ホテルの一室や、住民票の取れない場所への発注は基本的にNGというルールで運用されていたはずだ。

そもそも不在票を投函するポストすらない場所への配達など、不確定要素の多い注文は受けて来なかったはず。

公園ならいわずもがな、だ。

 

何年もの間そのような配達は全てスーパー側が弾くことでキャンセル扱いになってきた。

これがOKならば仮設テントさえあればどこでも良いということになり、イベント会場などにも届けることが出来るようになる。

時間指定だったり生鮮食品を中心に台車で運ぶことが前提のネットスーパー配送は、どこへでも運ぶというルールは成り立たない。

そもそも勝手なルール変更は、社員ではない我々個人ドライバーに対しての信義則に違反するし、大げさに言えば下請け法違反に抵触するはず。

 


スーパーのカスタマーサービスの若者と思しき声が言う。

 

おっしゃる通りですね、などと理解している風でいるものの 「何かあれば私たちが対応します。何かしら建物があるはずですので行ってください。」 と。

客に強制キャンセルの連絡をすることを避けたいという気持ちはわからないでもないが、それとこれは別な問題だ。

 

私は抵抗した。

 

一度やってしまえば 【前例がある】 となる。

そうすれば今後も請けなければいけないことになる。

今回だけで済むはずはないので、他のドライバーに迷惑がかかってしまう。

「テントが建物であるはずがない。 こういう配達は事前に止めなければ悪しき前例になる。 完了の実績を作ってはいけない。」 と。

 

すると、カスタマーサービスは上司に確認すると言ったあと、「ルール上できるので行ってください。」と返してきた。

私は、「そんなルールは無いはず、曲解しているだけだ。」 と主張したが黙られたので仕方なく電話を切った。


すかさず元請けの担当に電話する。

無駄かもしれないと思ったが、覆したかった。

そして同じ会話の後、大して時間もかからず「ルール上配達出来るらしいので、お願いします」 と、にべもなく返してきたのでこちらも電話を切る。

予想通りだった。

現場を守る、ということを彼らがした事は無いのでおそらくは【配達員にやらせればいい】という思惑が一致したのだろう。

 

 

普段はこんなやり取りなどほとんどない。

スーパーにいる現場責任者が事前にチェックして弾いてキャンセル扱いにしているからだ。

現場の人たちは、配達員側ではないものの最低限度の傘になってくれていた。

不幸にもその日は現場責任者も副責任者も休みで、善悪の判断をしないパートさんがスルーして荷物を用意してしまっていたのだ。

 

もう取り付く島は無い。

配達時間は刻々と迫るだけだ。

 

私は納得ができないまま、結局その配達を完了させた。

到着後、いくつかある仮設テントのうちのそれらしい所まで台車で運び、そこから誰かもわからない人たちに「あっちや」「こっちや」と、さらに2回ほど公園内を移動した。

 

 


後日スーパーの現場責任者に顛末を話すと憤慨していたので、請けるべきではない内容だったのだと確信した。

数刻を過ぎてから、その人に呼び止められた。

曰く、カスタマーセンターを管轄する偉い人が「そんなのあったの?すぐ確認する!」と言っていたそうなのできっと弾くべき案件だったのだろう。

電話に出た者の名前を聞かれたが、それは忘れたことにしておいた。

私はこのあと似たような注文があっても弾いてくれればいいだけで、電話の対応をした若者たちを糾弾したいわけではない。

 

売上至上主義に走るならば 【済んだこと】 として、このあと何も言って来ないだろう。

期待のしすぎは良くないことだ。

 

 

◇◇

 


私が思うに【物流問題】とは、今回のような管理者たちが現場に押し付けて【その場だけを乗り切る】という行為を繰り返してきたことで生まれた、自滅だと思っている。

自分の手足を食うタコのようなもの。

人手不足然り、条件悪化然り、その場しのぎで築いてきた長年のツケが火を噴いたに過ぎない。

毅然とした態度で主張して解決したり、出すものをきちんと出していれば労働環境に対する苦情など出なかったはずだからだ。

 

交渉力の低さを棚に上げ、価格転換できないからと言いつつ現場に押し付けて放置してきただけのこと。

仕事が無くなる、という恐怖感からくる腰砕けが全ての元凶だ。

 

不手際が幾重にも重なって出来上がった悪しき習慣のミルフィーユ。

そういう体質がそこかしこで産まれ続け、習慣化してそれが常識になって業界を作り上げ、たまらず噴出した最下層の悲鳴をやっと問題として掬い上げた、それが物流問題の本質ではないだろうか。

 

 


************

 

 

 

今日はオフだが、何もやる気が起きない。

 

一度、座ってしまうとなかなた立ち上がるまでがとてもしんどい。

 

癒しが必要なのだと、痛切に感じている。

 

 

 

◇◇

 

 

カレーをやっと、作ることが出来た。

満を持して、といった所で非常に満足だった。

 

出来上がりを、かけつけ2杯。

 

 

 

◇◇

 

 

配達中に体内を冷却するため、コンビニでアイスを買うことが多い。

 

だが、パピコを1人で食べるのは今回で終わりにしようと思った。

あれはシェアをすることで誰かと一緒にアイスを楽しむ、そういうものだ。

 

少しだけ、一人で両方食べるのが虚しかった。

 

 

◇◇

 

 

家での食事は自分のために、自分で作る。

 

ストレスの発散と残り物の処理ではあっても少しでもテンションが上がるように。

 

そう考えている。

 

 

 

 

◇◇

 

 

3連勤の中日の食事は、栄養というか色んな意味でパワーを補給するという意味合いが強い。

 

まだ勤務日を残している中での食事は、チカラが漲る肉を欲することもある。

食べたい料理というより、食材を先に決めてから何を作ろうかと考えて。

食べ切れないかな?と思うくらいの肉を、食いだめよろしく腹に放り込む。

 

そうやって、プラシーボでもいいから「おれは大丈夫だ」 と言い聞かせている。

 

 

 

 

◇◇

 

 

残り物も、【時短の晩酌】と考えればいい。

 

ただ酒を流し込むだけよりも遥かに良いのだ。

 

 

 

◇◇

 

 

残り物は冷蔵庫の中だけではない。

 

中途半端に残って持ち帰ったペットボトルのレモンジュースも、ビールで割ることによって【さわやかなカクテル】の体を醸し出すことが出来る。

 

魚肉ソーセージがお供では、ジャンクフード感は否めないけれど。

 

 

 

◇◇

 

 

そして待ち遠しかったオフの前日。

 

サラダと野菜の炒め物、そしてニンニクとゴマ油を大量にまぶしたカツオ。

 

私にとってのリセット飯。

 

初めて買った銘柄のドイツワインも、想像を超えて飲み口が良かった。

 

いつ寝ても良いのだ、という開放感の中で酒が進む。

 

 

 

残っていたカツオは、翌日に丼モノでも作ろうかなと思っていたが結局食い切ってしまった。

残っていた日本酒はカラになり、フワフワと気持ちの良いまま布団へ入ることが出来た。

 

 

 

 

 

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そして今日。

 

朝の起床の時点で、出かける気はさらさら無し。

睡眠もしっかり摂れたが、多少の腰の張りは仕方が無いだろう。

 

空調を利かせた部屋でストレスなく過ごす。

今日がどんなに高温であろうとどこ吹く風、そういった状況に身を置くと決めていた。

 

布団だけは干したかったがそれもやめた。

ベランダが暑そうだったからだ。

今日は汗をかきたくない。

 

 

 

家事をゆっくりと済ませ、ダラダラと動画を見ていたがギターを弾きたくなった。

 

激しい曲はやめておこう、とは思った。

 

そう思って頭に浮かんだのは、なぜかサンタナの【哀愁のヨーロッパ】。

実はタイトルを知らなかった。

イントロフレーズしか知らない曲だったが、何度も聴いたあとにいつものようにTAB譜動画を見つつ数小節だけちょろっと練習。

 

チョーキングが気持ちよかったが、1弦がはじけ飛ぶように切れたので張替え。

予備があって良かった。

 

新しい弦は良く滑って良いものだったが、だからといって私の技術に残念ながら変化は無い。

 

 

 

 

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知人の出身高校が甲子園に出ているようだ。

興奮気味に報告してきたので、応援しているよと言っておいた。

 

 

◇◇

 

 

今日はまだ何も食べていない。

 

すでに18:30を回っているが、全く空腹感を感じない。

 

しかし食べなければ明日からの体力維持に差し障る。

 

晩酌を兼ねた食事を、これからのんびり作ろうと思う。

 

 

 

8月9日(金) オフ

 

 

 

配達のない日が待ち遠しくなっている。

今日はオフなので、ホッとしている。

 

2連勤という短めの連勤でさえ、体がキツくて辟易だ。

暑さがツラい。

3連勤は言わずもがな。

どうしても弱音のようなものが出てくる。


 

 

 

8月になってから一段と負荷が増えたせいもあるが、それを作り出した元請けやスーパーの人たちが12時間の長丁場を外で過ごす我々配達ドライバーに対しての「きちんと暑さ対策を」だの「気を付けて」という言葉には次元の違いというか、暑さというものに対する認識の差がとても大きいと感じる。

 

自分の身は自分で守るしかない、と思うのみだ。

 

配達ドライバー同士は同じ仕事をしているので慰め合うことがあるものの、少しでも自分の方が負荷が高いと感じると不機嫌をあらわにしてくる者がいる。

伝票を見た後、やおら黙り込んで会話をしなくなったりするからわかるのだ。

そういう状態になった者を慰める余裕が私には無い。

 

空調も効かず空気も流れない構内は、陽が当たらないというだけで外気温よりも暑い。

何もせずそこにいるだけでも危険な温度だ。

そんな中で、ほぼ毎便が満載に近い積み込みを行う。

5分もいれば汗だくになる中、ヘタすると20分以上も積み込み作業に時間が取られる。

控室などの無い我々配達員は、早く積み込みを終えて出庫して車のエンジンをかけてクーラーを点けたいのだ。

 

なので、コミュニケーションもうまく取れない環境が出来上がっていて現場が殺伐としてきた。

 

そういう環境の中、「早くこの仕事から足を洗いたい」という気持ちが強い。

暑さ対策の新兵器である【冷えた濡れタオル】に縋る日々といったところだ。

 

 

◇◇

 

 

車両のメンテナンスは、欠かすわけにはいかない。

先日はサーモスタットを一式で交換したが、エンジンの挙動が若干安定したように感じる。

夏に安心感が増すのは良い事だ。

 

しかしそれ以外の、仕事に関することや日々の健康維持以外の多くが億劫で仕方がない。

 

情けないがこれが今の私の日常だ。

 

 

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休みの日には睡眠時間を多めに取って回復に努め、食事もある程度自分を甘やかす。

かかる光熱費より快適さを優先させ、心の思うままに過ごす。

 

この夏はそういう過ごし方をするしかないと、今は思っている。

 

家事は溜め込まないようにしたいが、台所の洗い物は少し溜めがちになっている。

いつもスッキリした状態ではない。

先ほど、使う皿を流しから洗って用意してトーストだけを齧った。

 

今日のオフは、何をするにもなかなか腰が上がらない。

 

掃除と洗濯はやらないと後で大変なことになるので、昼過ぎまでかけて済ませた。

そして夕方前までコーヒーを飲みながらギターを弾いて過ごした。

ヘッドフォンをかけて自分の音だけを聞いていると、頭が空っぽになっていくので気持ちが良い。

 

 

 
 
 
 
************

 

 

 

癒しである食事や晩酌も、なるべく簡単に済まそうと考えるようになっている。

仕事の後は【早く寝たい】という気持ちが強いからだ。

 

何日も【カレーが食べたい】と思っていて、材料はあるのになかなか作れないでいる。

 

 

◇◇

 

 

晩酌はゆっくりと酒とツマミを楽しみたいものだ。

癒しであり、ホッとする大事な時間だから。

 

 

【厚揚げ焼き】

 

 

【サラダ】

 

 

【玉子焼き】

 

 

【冷凍の焼き餃子】

 

 

【ガーリックチャーハンと冷奴】

 

 

【スモークのサラダチキン】

 

 

 

こうして写真を並べてみると、あまり栄養があるものは食べていないと感じる。

食事としては良くないだろう。

体力や健康の維持とは遠かったようだ。

 

要改善だが。。。

 

宜しくはないが、それだけ癒しや労いを求めているのだろうと思う。

自分でそういう動きをするということは、まだ余力がある程度残っているのか。

 

本当に危機感を感じた時には、きっとそれに見合う食事ができる。。。。。ような気がする。

 

今夜くらいは、ちゃんとした【メシ】だと思えるものを食べておこう。

 

 

◇◇

 

 

明日からは3連勤。

 

世間では盆休という名の連休が始まるので、私の仕事はさらに負荷が増すだろうと予測している。

 

せめてこのオフは少しでも、心身共に休ませてやろう。

というか、今の私にはそれしかできない。

 

 

 

8月6日(火) オフ

 

 

 

 

暑い暑いと言ったところで涼しくなるわけでもない。

 

この未曾有の猛暑続きな夏を乗り切るため、何かできることを探すしかないのだ。

ちゃんと食べて水分も睡眠も摂っているのに、ほぼ毎日軽い熱中症にはなる。

 

 

 

 

ならば冷やす行為を追加してみようと考えた。

 

保冷剤を入れたクーラーバッグの中に、凍らせたペットボトルに濡らしたタオルを巻いたものを入れた。

汗をかいて頭部に熱気を感じたら、その都度半分凍った濡れタオルをペットボトルから剥がして顔やら頭部やら耳やら首周りをゴシゴシ。

その時凍ったペットボトルは脇の下に挟む。

配達中に暑さを感じる毎にそれをやって、強制冷却をしながらの数日を過ごした。

 

これは高い効果があったように思う。

成功だ。

普通のタオルで汗を拭くだけよりも、はるかに良い。

既に何かしらの対策をやっている人からすれば「何を今さら。。。」と思われたら癪なので現場では言わない。

 

頻繁に冷やすので、汗をかかないとまでは行かないけれども長い間ダラダラと発汗することは無くなった。

特にワキを冷やすのが効くようだ。

血管ごと血液を冷やす、とかそういう効果かもしれない。

凍ったペットボトルを体温計よろしくワキに挟むと、一気に体が冷やされていくのがわかる。

これが特に気持ちよかった。

 

1便あたりの配達に時間はかかるようにはなったが、フラフラしながらやるよりも遥かに良い。

 

朝に用意したペットボトルの中身は昼過ぎにはほとんど溶けてしまう。

もちろん溶けたら冷たい飲み物となって摂取されている。

 

途中、コンビニで冷凍されたものを買い足すことで、配達が終わる夜9時頃までは氷のように冷たいタオルで頭部やらを冷やすことが出来る。

 

 

 

 

この単なる冷えた濡れタオルが、私にとっては新兵器だと言ってよいほど効果を発揮しているので、しばらくはこれを続けようと思っている。

 

 

◇◇

 

 

このオフは、配達車両の部品の交換をする日。

サーモスタットの交換作業を依頼してあったので、早い時間に車を預けた。

 

代車も貸してくれたので何も心配はない。

帰宅してから急いで家事を終わらせた。

いつ電話で終了の知らせが来てもいいようにだ。

しかし時間のかかる作業だったようで、結局電話が来たのは夕方。

 

夏場に冷却水が漏れるという不安しかない事案が解決したのは本当に良かった。

用意しておいた3万円はお釣りなく全て取られたが、まあ良しとしよう。

 

明日からの配達は、車に対する不安感が減る。

それだけでも大層ありがたい事だ。

 

今日は家事も食事もギターも堪能した。

 

一人寂しい晩酌はこれからだが、それもまた私の選んだ道だと思えばいい。

 

 

 

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毎年、夏場になると聞きたくなる沖縄の音。

とか言いつつ、これしか浮かばないハイサイおじさん。

 

そうです、私はヘンなおじさんです。

 

 

 

 

 

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煮込みとワサビ漬け。

それだけでも日本酒を選びたくなるというものだ。

 

酒の銘柄にはこだわらないが、醸し出す雰囲気くらいは大事にしたい。

 

【煮込みとワサビ漬け、キュウリの塩昆布和え】

 

◇◇

 

煮込みは一晩置くと、まろやかさが出るようだ。

それにネギがとてもよく合う。

 

【生ハムのサラダ、キュウリの塩昆布和え、わさび漬けと煮込み】

 

 

◇◇

 

 

仕事の後の、昼の熱気がムワッと残る部屋に戻った時。

冷たい飲み物が喉を流れるその一瞬に喜びがある。

 

何をするよりまずは一口。

そんな気分になることが多い。

 

冷蔵庫から出した魚肉ソーセージを丸かじりしながら、缶の酒を呷って「ゲフゥ!」とやるのが至福。

どうやら私は、ガウンを着てブランデーグラスを揺らすダンディにはなれなかったようだ。


 

◇◇

 

 

皿が並ぶと、それだけで豪華だと思う。

ひとつひとつは大したことが無くても、テーブルが華やぐ気がする。

 

【納豆、キムチ、サラダ、塩昆布のせ大根おろし、ジャガイモとマカロニを使ったトマトソース煮】

 

 

◇◇

 

 

しばらく食べていないな、と思って作った納豆スパゲッティ。

使った生卵が殻を割ったら凍っていたがそのまま使った。

黄身が凍ったままなのでネギと揚げ玉で隠したがいつのまにか消えた。

スパゲッティの熱で溶けたらしい。

 

【納豆スパゲッティ、サラダ、キムチ】

 

 

◇◇

 

 

キャベツとソーセージはよく合う。

炒め物にして、目玉焼きをトッピング。

私が作る目玉焼きは丸くならない。

 

トーストは焼きが甘かった。

 

【キャベツとソーセージ炒め、キムチ、トースト】

 

 

 

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これを書きながら、今夜の晩酌はどうしようかと考えている。

 

修理の金額が予定よりも安かったら何か総菜でも買って帰ろうか、などと思っていた。

だが気持ち少し多めに用意した額ピッタリだったので気を削がれ、何も買わずに帰った。

 

そんな日もある。

 

 

冷蔵庫に厚揚げがあるので、トースターでカリカリに焼くかな。

野菜もあるのでサラダも作れる。

ならば大丈夫だ。

足りないと思う事は無いだろう。

 

今日も酒を飲んで、酔って寝てしまうのだろう。

 

さまざまな未来への不安は、とりあえずこの夏は横に置いておきたい。

 

そう思っている。

 

8月2日(金) オフ

 

 

 

泥のように寝た。

布団に入って目を瞑るやいなやの就寝だったはず。

 

完全に体の電源が切れていた私は、朝5時に足が攣った痛みで目が覚めるまでの6時間ほどの睡眠が、わずか一瞬の出来事のように感じた。

 

長い時間攣った足の鈍痛は、なかなか回復しない。

水を飲んでも、伸ばしても、さすって温めても。

仕方がないので言い聞かせる。

言い聞かせる、とは我流だが【ただ歩く】だけ。

いたって普通に歩く。

そうすることで、足に「今は平常時だ」と言い聞かせる。

重い負荷もないのだから、攣る理由などはどこにも無いだろう?と足を宥める。

 

夜明けらしい空を見上げつつ、タバコを燻らしながら外へ出て散歩のように歩く。

すると、歩くごとに攣った箇所の強張りが緩やかになっていく。

さまざまな負荷をかけられて悪夢を見ていた足が、安心して緩んでいく。

そして何事もなかったかのように治まっていく。

 

これは足が攣って飛び起きた時の、いつものルーチンだ。

 

 

◇◇

 

 

思わぬ早起きを、普段なら楽しむこともある。

しかし、今日はもう少し回復の為の睡眠が欲しい。

まだ早朝と言って良い時間だったので、もう一度布団へ戻った。

 

それから3時間後。

 

どうやら本体の私まで悪夢を見たようだ。

2度寝は浅い眠りだったようで、内容はすっかり忘れたがずっと夢を見ていたのはわかっている。

どうにもならない事柄が次々に押し寄せる、そんな心境になる夢だった。

目覚めてから夢だと気付いて安心する、というやつだ。

 

 

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今日はオフ。

 

猛暑の中での配達がないというだけで、どれだけホッとしているのか。

最近は、「暑い暑い」 「重い重い」 とグチをこぼすばかり。

昔の自分はこんなにも精神的にヤワだったかな?と感じないでもない。

 

そして何よりイラついている事が多い。

減車が実行されて、ついに以前の3分の一に配達員が減ったというのもある。

その影響は言わずもがな。

そこに猛暑が追い打ちをかけてくる。

 

どうやら私だけではなく、マツヤマも産廃業者と路上で揉めて警察を呼ぶ事態になったと言っていた。

そこらじゅうでイライラが渦を巻いている。

人の話を聞くと自分は冷静になったりもするが、私も苛立ちが外へ出てしまう事はある。

 

配達エリアでは、様々な邪魔というか障害がある。

ヨロヨロと車道にハミ出す高齢者の自転車、世代に限らず横暴に飛び出す歩行者。

殺気立って走るトラックやミニバンに、左側の死角から猛スピードで抜いていく原付バイクや電動自転車。

スマホを見ながらよそ見をして走るフードデリバリーなど、挙げればキリがない。

 

 

時には目の前にいるデカいヤツに、思わず文句を言っていたりする。

 

 

偉そうに突っ立ってんじゃねえよ

どけ、このやろう

 

 

 

 

 

 

まだ8月になったばかりだというのに。

 

たとえ倒れても「こんなものなんでもねぇ」と起き上がるような、私はそういう男だった気がするが気のせいか。

腰痛が悪化して救急車で病院に担ぎ込まれた夜も、翌朝の仕事に行けるように「痛みだけでも消してくれ」と医師に懇願した熱量はどこへやら。

 

もちろん嫌だという思いが仕事で大変だからというだけではない。

この配達の仕事というか業界の、これを構成する要素の中で【物事を決定する立場にいる一部の心無い者】に対する忌避感が感情的に頂点に達する。

 

部屋に一人で無音で佇むと、思うことはいろいろある。

そしてあまり良い思考ではない。

なまじ時間があるとアホなことを考えてしまうという典型。

犯罪を含め、世の中の騒動を起こすアホな輩の大多数は【ヒマ人】なのだと実感する。

 

そんなことを考えたり、熱ダレ気味の私の頭の中は国のシステムや法律のことから今日食べるメシのことまで、ゴチャゴチャにとっ散らかっている。

 

 

――――― 脳内アナウンスです

 

 

深呼吸をして落ち着きましょう。

まずは、カーテンを開けてお布団でも干しましょうか。

いつも常温のコーヒーに、今日は氷も入れちゃいましょうか。

 

 

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サーモスタットが不調になっている配達車両に必要な部品は1万円と少しかかるそうだ。

工賃を入れても3万円ほど用意しておけば足りるだろう、ということで発注済み。

来週のオフには交換が完了する。

修理工場は長い盆休があるので、その前に修理が完了することは僥倖。

夏の車両トラブルは本当にご免だ。

 

今日は出かける用事が今のところ、無い。

買い物は済んでいるし、路面販売のひしゃげた変なキュウリも安かったので買った。

塩漬けでポリポリやろうと思って、今は冷蔵庫で冷やしてある。

 

 

ならば今日も家事を頑張るのみ。

 

複数回に分けて回す洗濯機。

敷布団はフカフカになったし、風呂掃除もツルツルになるまでこすり洗いした。

加齢臭が気になる枕も洗ったら容積が増えた。

暗くなる前には完全に乾くだろう。

トイレにもさぼリングなど作らせはしない。

 

生存確認のための、両親への連絡も済んでいる。

相変わらず私の心配ばかりしていたが、大丈夫であることは伝わっているのでヨシとする。

 

 

 

あとはギターか食事か晩酌か。

楽しいことはいくらでもある。

その場しのぎでもなんでもいい。

この夏を乗り切る精神と体力の回復のため、だ。

今日の休みは今日しかないのだ。

 

先日弾いたT.REXをもう一度やろう。

ジャキジャキに弾きまくるのだ。

指が痛くなるまで。

 

そうしたら腹が減って、食事がきっと美味いはずだ。

 

 

 

 

 

 

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【前の日の残り】というものは便利だ。

作り置きともまた違った扱いになるものの、1品作る手間が省ける。

 

ひとつひとつは簡単なものでも、皿がたくさん並ぶと嬉しくなる。

 

【ワサビ漬け、納豆、生卵、冷奴、サラダ、煮物】

 

 

2連勤だろうが3連勤だろうが、疲れるものは疲れる。

そして、疲れると欲しくなる食べ物の一つにニンニクがある。

 

まるまる一つ、全部を使って揚げ焼きにしたあと鶏肉とネギを入れた。

味付けは塩コショウと醤油だけのシンプルなもので、ニンニクを存分に味わう。

 

【ニンニクと鶏肉のネギ炒め、薬味乗せサラダチキンにポン酢かけ】

 

 

 

 

生ハムあれば、結構幸せ。

 

何かに乗せても良し、マヨをちょいと付けてそのままで良し、ビジュアルもなんだか上がる気がする使える奴だ。

ただ、メロンに乗せようと思ったことは一度もない。

 

 

【生ハムとレタス乗せトースト】

 

 

◇◇

 

 

自炊に反し、昼間はほとんどコンビニフードばかりだ。

 

カロリーはあっても栄養価は低いものが多い。

美味しいものが多いが味はまた別の問題だ。

腹は膨れてもカラダ作りにはあまり良いとは言えないだろう。

おにぎりだって得体のしれない油が使われていることがわかったし、手っ取り早くカップ麺など食べたりもしている。

きちんと選べばそんなこともない食べ物はあるのだろうが、正直じっくりと選ぶ余裕と知識がない。

 

なので休みの日くらいは、せめて自炊でちゃんとしたものを食べたい。

そう考える。

 

 

◇◇

 

 

オフの時間は早いもので、すでに夕方だ。

 

今は晩酌用の煮込みを作っている。

野菜を余らさずに使い切るためには、煮込みは非常に都合が良い。

 

前回のオフも煮込みを作って過ごしていた気がするが構わない。

今回は味噌煮込みだ。

しかもナメコが入った特製だ。

 

見た目はどうであれ、前回とは味わいが別物だと思って良い。

 

それを肴に飲み飲み、3連勤前の夜が更けていけばいい。

 

夏は暑さにクダ巻いて、休みにガス抜きをする。

そんな日々でいいじゃないか。

 

 

7月30日(火) オフ

 

 

 

 

酷暑の3連勤が終わった。

ホッとした、としか言いようがない。

 

連日35℃を超えている。

関東全体だと場所によっては40℃を超えるそうだ。

 

何度も息苦しくなったり、頭痛に近い倦怠感。

特に始まってからの一日の3分の2は、身の危険を強く感じる。

 

35℃を超えると軽バンのクーラーなど涼しい風の出る扇風機でしかない。

おでこに当たる風だけが涼しく、背中の汗は止まらない。

西陽が陰る夕方5時を回ってからでないとエアコンで涼しくなることは出来ない。

それでも無いよりは遥かにマシで、無ければきっと一日の半分が終わる前に倒れてしまうだろう。

 

 

 

 

他の現場に行っているドライバーから、熱中症になって動けなくなったドライバーの応援に行ったという話を聞いた。

そうなったのは最終便だったとのことで、完全に夜になってからの話だから油断できない。

そういえば夜になっても涼しくなったと感じる事は少ない。

 

暗くなっても油断禁物、ということだ。

 

 

◇◇

 

 

月曜日。

 

配達が始まって4時間ほど経ってから、荷物と伝票を取りにスーパーの事務所へ行くと呼び止められた。

「どうしたのその顔!真っ赤じゃない!」

自分ではわからないが尋常ではない赤さだったようだ。

大丈夫、と言う間もなく冷房の効いた部屋へ通され、「少しここで涼んでいきなさい、これでもお食べ」とアイスを渡された。

涼しい部屋でアイスを頂いて、随分と助かった。

 

そのアイスがハーゲンダッツだったので、もしかして楽しみにしていたオヤツを私が食べてしまったのではないかと気になった。

これはイカン、と箱入りアイス3箱を差し入れておいた。

随分と恐縮されてしまったが、どうかそれで勘弁して欲しい。

 

 

 

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野球をやっている現在高校2年の息子は、県の予選でかなり良い所まで行った。

でも残念ながら悲願の甲子園出場は叶わなかった。

やはり強豪校の壁は、高くて厚い。

 

だが、まだ1年ある。

これで終わりではない。

来年もチャレンジできる。

 

レギュラーの奪還も含め、甲子園を目指して頑張って欲しいと願うのみ。

 

 

 

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配達車両は、またも液体が漏れ出すという状態が発生した。

 

今回はサーモスタットから冷却液が少しずつ漏れだすという症状。

オイル交換でリフトアップをした際に発覚して、今は見積もりの作成中だ。

私は忘れていたが、「この症状は前からあった」と担当した整備士が何度も言う。

放置したのは私の方であると、指摘しているのだ。

 

わかった、ちゃんと依頼するから何度も言わないで欲しい。

 

しかし壊れてはいるが、今すぐ入院という症状でもない。

部品が届き次第、交換作業をお願いすることになった。

 

夏場に冷却液が漏れるなんて恐怖でしかないが、そんなことを忘れていた私の脳みその方が怖い。

 

 

 

私の配達車は買った時からそもそも古い。

総額13万円で安かったから仕方がないとは思うが。

さらに走行距離も、もうすぐ20万キロというシロモノ。

 

老いた人間同様、色々と漏れてしまうのか。

 

 

 

******

 

 

 

日々、暑さを乗り切るためにと考えている。

晩酌も、買う時に選ぶ食材もだ。

 

だがいざ作るときになると仕事の後は疎かになったりする。

それで冷蔵庫に食材が溜まってしまったり。

先日は大葉がダメになったりして悔しい思いをした。

 

オフの日には少し手をかけたりもするが、食材がたくさんあると作るものが適当になったりする。

色々ある、というだけで適当な炒め物などを作ってしまうからだ。

 

その良い例。

 

【ピーマンと肉と玉子の炒め物】

 

 

◇◇

 

 

3連勤初日、あとの数日を慮ってのホカ弁でガッツリ昼メシ。

 

【カツ丼】

 

 

 

帰宅後のやっつけ晩酌。

 

【納豆と冷奴】

 

 

あまり考えずに適当すぎると、見た目がどうにもアレな感じになる。

 

【サラダ、ズッキーニを使ったスパゲッティ】

 

 

 

 

ナスをどうしても美味しく食べたかった。

そのままでも良いのに、調子乗って温泉玉子を落とした。

 

【茄子のショウガ醤油炒め 温玉のせ】

 

 

 

 

これはナポリタンではないのだが、見た目はまさしくナポリタン。

 

市販のトマトソースを使ったのだが、入れる具材でそれにしか見えなくなった。

 

【ピーマンとシメジのトマトスパゲッティ】

 

 

 

3連勤が終了しての休日前の晩酌。

テンションの割に体が重かった。

 

【冷奴、わさび漬け、トマト、餃子(冷凍)】

 

 

◇◇

 

 

 

今日のオフは、午前中から修理工場へ。

新たな不具合が車に発生して、なんとなく気が晴れない中の帰路。

 

駐車場に車を停め、辺りに生えている草が気になった。

そういえば毎年、車の周辺は自分で草むしりをしていたはず。

今年はまだ草むしりをしていない。

そもそも大家は結構な高齢の老婆だ。

 

自分でやるしかないだろう。

 

汗だくになりながらの草むしり。

 

素足のサンダルの中に、力を入れて抜いた草の根っこから落ちた泥が入り込む。

汚れたことで勢いが付いて、気付いたら数十分経っていた。

夢中になったが、途中で手を止めた。

これ以上はキケンだと感じたからだ。

 

抜いた草はそのままそこに置いてあるので少し異様な光景。

だがこの暑さですぐに枯草色になるだろう。

 

妙な満足感で帰宅。

 

 

◇◇

 

 

汗だくに増して、素足が泥だらけなのですぐシャワーへ。

 

そのあと掃除と洗濯を済ませて、食事の支度。

 

【はんぺんのバター醤油焼き、玉子焼き、ソーセージ焼き、サラダ、パン、わさび漬け】

 

フランスパンは焼いていないと美味しくない。

一口食べて、すべてトースターへ放り込んだ。

 

出かけることは無いと思ったので陽が高いけどビールにした。

正解、満足だ。

 

 

 

そして、腹ごなしにギターを。

 

潤滑剤を噴いて拭き上げ、適当に知っているフレーズを間違えながら弾く。

 

今日は、仕事中に気になっていたTREXのテレグラムサムを。

YOUTUBEでTAB譜の動画を探し、小一時間弾いてさらに満足。

 

 

 

◇◇

 

 

 

先ほどまで煮ていた煮物がいいカンジになっている。

デカいシメジを手に入れていた。

 

それをアテに日本酒のオンザロックを飲む。

 

 

 

 

 

今夜は早いうちに布団に入ろう。

 

そう思いながら、上手に出来た煮物で一杯やっている。

 

 

 




ここ最近は暑さに対して余裕がない。

毎年苦しさが増している。

本当に困ったものだ。

オフに何かしようとしても、暑さを避けたいという願望の方が優っている。

ちょっと出かけるにも【勇気】が必要なくらいだ。
仕事だと思えばスイッチが入ったように動いているはずなのに、自分のこととなると一気にヘタレていく。

 

 

それにしても昨日の山形と秋田の水害は甚大だ。

 

地球温暖化の影響で起きる観測史上初の様々な出来事は、これからも容赦なく起きるのだろう。

 

 

◇◇

 

 

カーテンは閉めたままで過ごしていた。

少しでも陽が差さないように、と。

時々あけて外を見るが、熱気におののいてすぐに閉めた。

 

布団をベランダに出すだけでも、暑さに辟易。

暴力的で非常に攻撃力が高い。

 

夜の気持ちよさを思って、今は我慢だとベランダへ干した。

フカフカになれ、と。

 

 

早いうちに家事を済ませておこうと、掃除機やら洗濯やら布団たたきやらを済ませた。

昼前に始まる予定の、ライブ配信される野球試合の模様を見たいというのもあった。

 

 

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人にはあまり話さないが、私は20代の頃からずっと使っている屋号がある。

当時から、将来に旗揚げした時に使おうと考えていたものだ。

 

今は個人事業主として税務署に登録した際の書面に、小さいながらも誇らしく記載されている。

本当は40代で株式会社を作ったときに使いたかったのだが、私の名前を入れた会社名にすることを仲間が譲らなかったので使うことは出来なかった。

 

ちっぽけなプライドなのかもしれないとは思う。

しかし、それでいいとも思っている。

さまざまな勧誘の電話が鬱陶しい以外は、弊害は特にないのだから。

 

 

 

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また来月、減車が実施されるようだ。

 

今回は微調整とも言えるもので大掛かりな減車ではなく、私とマツヤマの報酬や所属する会社に影響はない。

ただ、個々の配達員的には大きく影響がある。

減車される曜日だけ、理論上ではあるが配達量と一人当たりが請け負うエリアは1.5倍になる。

要するに【大変になるじゃねぇか!】という話だ。

 

メンタルに受けるダメージの問題なのだ。

暑さが厳しい中で、負荷が増えるという情報は精神的に宜しくない。

 

マツヤマが少し、嫌気から態度がおかしくなったので冷たいコーヒーを1本渡した。

 

8月はいったいどうなることやら。

様子を見るしかないのだろうが、今の私にはそれくらいしかできない。

 

 

 

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高校野球が面白いと感じている。

 

今は高校2年の息子が球児なので、それを見たいがためにチェックしているだけだった。

便利なもので、県の予選をネットでライブ配信してくれる。

それを見ている中で、他校の試合でも手に汗握る展開に目が離せなくなったりしているのだ。

 

あらためて高校生の体力は、ものすごいものだと感じる。

若さを羨んでも仕方がないが。

あの灼熱の中を数時間、ただ過ごすのではなく全力でスポーツをやっていることに驚嘆しかない。

それでも彼らだってキツイには違いない。

周りの大人たちに対して、彼らをどうか気遣ってあげて欲しいと願うのみだ。

 

幸い、息子の学校は今のところ勝ち上がっている。

残念ながら息子はスタメンに選ばれてはいない。

甲子園への出場は経験がない学校なので、きっと悲願の達成に向けてがんばっていることだろう。

 

それを陰からであれ、応援ができることに喜びを感じている。

 

 

 

がんばれよ。

 

おまえに届くことはないだろうが、父は心から応援している。

 

 

 

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一人暮らしには多すぎる量を買ってしまったおかげで、トマトの消費がここ数日のテーマになっている。

箱で買うのはやはり早まったマネだったかもしれない。

そんなに大きいものではないと思ったが、プチトマトも買ってしまったので冷蔵庫の中が全体的に赤い感じだ。

 

なのでトマトを使うことを前提に、頭で作るものを考えている。

 

 

シンプルに、【ツナサラダ】

 

 

【トマトとインゲンと剥きアサリのスパゲッティ】

 

 

【生卵と納豆まぜまぜ】

 

 

【トマトとチーズ乗せトースト】

 

 

【みかんアイス】

暑すぎるときはシャーベット系がハマる。

 

 

【冷奴、温玉のせ納豆、ハンバーグ】

 

 

【サラダ、ナスとトマトと剥き枝豆のスパゲッティ 温玉乗せ】

 

 

【総菜屋のササミカツ】

 

 

この総菜屋に立ち寄るのは、本当に久々だった。

おそらく1年以上来ていない。

 

昭和の香りが残る個人経営の店で、【レバー蒸し】という料理が好きで時々訪れていたのだが、今は休みが合わないので来ていなかった。

曜日で出されるメニューが決まっているのだ。

 

 

 

オフもすでに夕方。

 

自転車のタイヤに空気を入れつつ、のんびりとスーパーへ。

その買い物帰りに、ふと思い立って立ち寄ってみた。

 

店に入ると私の母に近いであろう年齢の店員さんが寄ってくる。

売り切りたいのか、ササミカツを強く勧めてくるので言われるがままに買う。

 

「いくつ食べる?」

「2つかな」

「そんなんじゃ足らんでしょうよ?」

「じゃあ、5個で」

「大丈夫、おいしいからペロッといけるわよー」

 

そんなやりとりが、少しありがたかった。

 

 

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今日のオフもギターを弾いた。

 

頻繁に広告を見ているので、ネットを見るだけでこれでもかとバナーが攻めてくる。

思わずそちらにクリックしそうになるのを何度こらえたことか。

もともといろんなギターを眺めるのが好きなので、今やっていることをそっちのけにして見に行かないように気をつける必要がある。

 

私は新しいギターが欲しいというよりも、気分を変えたい気持ちの方が強い。

 

エフェクターを変えたり、少し費用が高くても今のギターをプロの調整に出す方が【目からウロコ】になるのではないだろうか。

 

 

そんなことを考えつつ、いつもの適当なボウイ。

聴き返した時、「こんなに出来てなかったんだな」と思わない時はない。

 

恥ずかしながら、自戒を込めて貼る。

 

 

 

ヘタなギターと椅子のギシギシ音が混ざり合って、いたたまれなさと切なさがトグロを巻く。

 

 

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明日からは3連勤。

正直イヤだ。

 

すでに夜7時を回っている。

休日の時間が経つのは非常に早い。

 

総菜屋で買って来たササミカツは、美味かった。

良い晩酌になったと言えるだろう。

 

このあとは軽いツマミをつつきながら、酒をまったりと飲み続けよう。

 

そして、干された布団のフカフカを味わう前に眠りにつく。

 

 

 

7月23日(火) オフ

 

 

 

 

3連勤が終了した。

やっと、という思いだ。

 

最終日の夕刻。

タワマンから見える遠方の空には雷雲が見える。

あの空の下では豪雨でも降っているのだろうか。

こっちへ来て涼しくしてくれ、という気になる。

 

 

 

とにかくこの3日間、暑かった。

 

その一言に尽きる。

これからしばらくの間は最初に出るのがその言葉になる期間が続くだろう。

 

熱中症までにはなっていないのかもしれないが、息苦しさだったり眩暈のようなものは無数にあった。

帰宅後の食事も【やっつけ】になりがち。

 

期待した夕立のような雨も、降るには降ったが空気を冷やす程でもなかった。

何より仕事が終わってからの夜半に降ったりするのであまり良い【お湿り】でもなかった。

 

配達先から見える景色の無数の建物がほとんど冷房を使っている。

室外機からの熱風が街を焼くのは当然とも言える。

 

ともかくも、今は無事にオフまで来れたという安堵がある。

 

 

 

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所属している現場のスーパーがキャンペーンだということで、鰻の弁当を勧めてきた。

なんとなく断りづらい雰囲気もあったし、久々に鰻を食べるのは悪くないと思って購入。

 

しかし、鰻など何年ぶりだろう。

 

 

悪くないどころではない。

美味かった。

忘れかけていた味を思い出した気もする。

さすが2,000円。

 

量的にはもう少しあっても良かったが、嬉しさが勝って満足できるものだった。

 

 

 

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とある配達先のマンション。

その前で車を停めた。

 

前から歩道を歩いてくる高齢者が、よろけてはいないものの重そうな足取りでそのマンションのエントランスに入ったあと壁に寄りかかって動かない。

午後の暑い時間なので、道行く誰もが元気そうには見えなくて当然ではあるが。

 

私は荷台から配達物を台車に乗せるなどしながら準備しつつも、その人が気になっていた。

マンションの住人が出先から帰ってホッとしているだけにも見える。

 

上層階の住人への配達を済ませ、下に降りるとその人はまだエントランスの柱にもたれかかっていた。

これは熱中症なのかもしれない、そう思って声をかけた。

警戒されたり怪しまれないように気を付けながら。

 

◇◇

 

聞けば坐骨神経痛が痛んで休憩していたとのこと。

朦朧としてもいないし、会話もしっかりしていたので痛みはあるだろうが緊急度が高くなくて安心した。

住まいも近くのようだった。

お大事にと言って離れたが、大事に至らないで良かったと思う。

 

高齢者に限らず、熱中症で病院に運ばれている人が大勢いるというニュースをよく見かけている。

 

私も気を付けなければ。

 

 

 

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大手メディアのニュースで【アメリカの物価は高く、日本の比ではない】という情報をよく見る。

例えばラーメンが1杯2000円以上で当たり前とか、ジュースが1本500円以上するとか。

 

有名なタレントが「こっちはすっごい高いんです!」などと紹介する記事や番組もよく見る。

確かにすげえな、とは思う。

 

でもそれは同じ収入レベルならばというだけ。

アメリカの平均時給は34ドルで、1ドルが150円だとして 5,100円 もあるのだ。

一方日本の平均時給は1,200円ちょい。

 

これはあくまで【平均】で、実は最低賃金は日本もアメリカも大差ない。

つまり日本人はすごいケチ。

 

アメリカの物価が高いことを知っている人は大勢いるだろうが、平均賃金が日本の4倍以上であることも知っている人はどれほどいるのだろうか。

 

ネットで探せばすぐに出てくる情報だが、私はメディアがこの情報を発信している場面を見たことは無い。

意図的に伝えないようにしてるんだろうと思う。

 

 

 

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最近の食事情は、手抜きと自炊の日が両極端な気がする。

 

昼間に弁当で大盛りの白米などを食べる日が多いので、夜はあまり米を食べていない。

帰宅後に炊くのが面倒臭いというのもある。

 

食べて物足りなければパンを腹に流し込む、ということが多い。

 

 

 

【テリヤキチキン、じゃがバター、ブロッコリー】

 

 

【生ハムサラダ】

 

 

【カレー、目玉焼き、ピーマンの炒め物、大根おろし】

 

 

【キャベツサラダ】

 

 

【アイス】

 

 

【モモハム、キャベツのサラダ】

 

 

【大根おろし】

 

 

 

そろそろガッツリとしたスパゲッティなども食べたい。

 

 

 

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ギターの方は、もういいかげんに弦を替えなければいけない。

サビがだいぶ出てきている。

 

今日はオフなので、潤滑油を吹いて磨いたけれど特段滑りが良くなった気もしない。

最近よく宣伝広告のギターに目が行ってしまう。

 

新しいギターが欲しくなっているのかもしれない。

買う気はないけれど。

見るのも好きだから良いのだが、何かの拍子にポチってしまいそうな気もしている。

 

 

 

シンプルなコードの曲は、弾きやすいとっつきやすい反面でミスが目立つ。

私がヘタなだけかもしれないけれど。

 

今回は、自戒を込めて貼っておく。

自分でも何を弾いたか忘れそうだ。

これは Let It Be

 

 

 

 

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今日のオフは【何もしない】をした日だと思う。

 

掃除と洗濯と昼寝はしたが、それ以外はギターを弾いたくらいだ。

食事は大根おろしを食べただけ。

そろそろ空腹を感じてもおかしくない。

 

現在17:00を回ったところ。

 

食欲もあまりない。

牛乳だけは買っておきたいと思っているが、出かけるのが億劫だ。

 

先ほど今月の養育費を振り込んだ。

ネットですぐに終わるものなのに、なんだかとても疲れを感じた。

 

冷蔵庫には結構たくさん入っている。

作らないから減らないのに、仕事帰りの空腹感で買ってしまうものがあるからだ。

 

トマトも箱で買ったものの、まだ一つも減っていない。

2,3個 塩を振って丸かじりするのも良いかもしれない。

玉子と一緒に炒めても美味しいはずだ。

 

そろそろ何か作って晩酌を始めよう。

 

何もしない休日だったと思う前に、料理の一つでもすればそういう気持ちが払拭できるかもしれない。

 

 

 

7月19日(金) オフ

 

 

 

 

昨日、関東は梅雨明け宣言がなされた。

 

すでに7月も後半に差し掛かろうという時期。

なにもおかしなことはない。

 

突き抜ける青空よりも、少し雲があるくらいがありがたい。

 

 

当たり前に暑い季節が、根を下ろしたというだけのことだ。

晴れの日は35℃前後まで気温が上がり、皮膚が痛いほどになる。

 

私の軽バンのエアコンは、陽射しの有無でエアコンの効き具合が全く変わる。

もともと高性能ではないので、冷風は出るもののカラダ全体を冷やすことは出来ない。

建物の空調のように冷気に包まれるということが難しい。

荷台と座席を仕切るカーテンは、効果があるのだろうけれど【無いよりはマシ】という程度だ。

 

なので出来る限り日影に停めるように努めなければ、エアコンを利かせていても熱中症になるだろう。

事実、日向に停車しているときは吹き出し口付近しか涼しくはない。

 

あと少なくとも2か月半か。

気を引き締めて体力維持に専念しよう。

そうしなければきっと体がモタナイ。

 

 

なぜか梅雨の間の雨はウザく感じるが、晴れの日が続くと雨に濡れることが恋しくなる。

夏の暑い時期は冬が恋しくなり、冬の寒さの中では半袖で過せる気軽さを求める。

 

ヒトなんてそんなものだ。

私だけではないと思う。

 

 

 

 

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今日はオフで、配達に行かなくても良いから有難い。

 

息抜きにショッピングモールにでも行こうかと考えていた。

たまには店で服などを買いたい。

かっこいいロゴなんかが入ったTシャツが欲しいと考えている。

 

ロックのTシャツを中年が着るのは風当たりが強いと聞いた。

だが、現場で見かけるパートの老人が来ていたモトリークルーのTシャツは、私にはカッコよく見えた。

 

 

 

 

いつものように起き抜けにコーヒーとビタミンタブレット。

タバコの煙を換気扇に吹きかけながらの一服。

朝ドラを観るともなしに眺める。

 

そして掃除と洗濯を終えての軽食。

最近、生ハムとマヨネーズの組み合わせが至高だと感じて良く買っている。

 

 

 

◇◇

 

 

ギターを持ち上げる。

練習するでもなく、気の向くままに音を出す。

 

そういえば、フェルナンデスが倒産した。

 

私にとっては、憧れの布袋さんモデルを作ったというだけで最も信頼のおけるメーカーのひとつ。

こんなことになるなんて思ってもいなかった。

その情報を聞いた後に、まだ在庫が売っている今のうちに記念に1本買っておこうかと調べたらすでに高騰している気配。

私の認識からは数万円アップしている気がした。

転売屋が買い占めでもしたのだろうか。

 

なので早々にあきらめた。

 

今のバッカスに不満があるわけでもないから、それでいい。

もう一本買っても置き場に苦労するだけだ。

 

昨年、数十年ぶりにギターを買った目的のひとつは【バンビーナ】を弾きたかったから、だったような気がする。

そんなに固い決意ではなかったと思うが、私の最も好きなギタリストが布袋寅泰であることはこの先も変わらないだろう。

 

そんなことを考えながらのバンビーナ。

私は基礎練習をしないので、相変わらずヘタなままだがそれでも布袋さんの曲を弾くのは気持ちがいい。

 

BOOWYなども弾きつつ一心不乱に掻き鳴らしていると、珍しく人差し指の皮が剥けたので、そこで弾くのをやめた。

 

 

◇◇

 

 

休み休みの家事を終わらせたら、ちょうど昼どきといった所。

 

のんびりとタバコに火を点け、玄関の外へ出た。

 

部屋の中と外は、全くの別世界。

外は皮膚を刺すような暑さ。

エアコンの効いた部屋の中で、体温がちょうど良いところに落ち着いていたので少し驚いてしまった。

普段は当然に外で配達の仕事をしているにもかかわらず、浴びる必要のない炎天下の気温をいきなり食らって外出意欲がすっかり無くなった。

 

買い物欲は、萎んだ。

 

暑い中に出かけることはない。

そう考えて今日は部屋で【暑さ】という負荷をかけずに過ごそうと思った。

 

 

◇◇

 

 

午後からの時間の過ごし方。

 

カレーが食べたいと思っていた。

なのでそれを作ればいい。

でも材料は揃っていない。

ニンジンもジャガイモも切らしている。

それでもいい。

 

ルーはある、ジャワカレーの辛口。

ならばあるもので作ってしまおう。

 

鶏肉があるのでチキンカレーだ。

野菜はタマネギと、ほとんど茎だけになったブロッコリー、そして冷凍の剥き枝豆。

ピーマンもあるが、それは入れたくなかった。

結構長く置きっぱなしだったトマト缶も使ってしまおう。

 

そして完成。

 

味見をしたら、トマトの酸味が強かった。

少し考えて、大さじ一杯程度のとんかつソースを投入。

コクが出た。

あとは時間が経てば、作りたて特有の【角が取れた】状態になる。

 

今回はこの味でいいと思った。

あり合わせの割によく出来ていて、満足の味。

 

パンにつけながら、2杯いただく。

 

 

満腹になった。

 

 

◇◇

 

 

YouTubeの動画を眺めつつ、気がついたら寝落ち。

食べたかったカレーを食べてからの昼寝は、幸せの時間と言えるだろう。

 

 

夕方になり、甘いものが食べたくなった。

出かける気はない、時間はあるのだから作ればいいのだ。

 

砂糖を多めにした、フレンチトースト。

 

 

甘さがありがたい。

バニラエッセンスも効いている。

 

 

◇◇

 

 

今日はもう、食事は必要ない。

まぁ、空腹になったらカレーはたくさん残っているので大丈夫。

 

晩酌はどうしようかと、考えるのも悪くない時間だ。

 

簡単なツマミで酒を飲んで、眠くなったら寝てしまおう。

 

明日からは、猛暑の中の3連勤なのだ。

 

 

 

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以下は自炊の記録。

 

 

暑かった日は、帰宅後の食事がしっかり摂れない時もある。

そんな時の翌日は、白いご飯がたっぷり詰まった弁当を平らげる。

揚げ物だろうとなんだろうと、気にしない。

 

そうやって過ごしていればスタミナ切れは起きない、はずだ。

 

 

 

【生ハム、キャベツの塩昆布和え、冷奴】

生ハムにチョイとマヨネーズを垂らすのが、好きだ。

 

 

【チャーハン】

卵とネギだけでも、味付けがハマれば美味い。

 

 

【キャベツとソーセージの炒め物】

これは最後に食パンに挟んで食べた。

 

 

【ウズラの卵、牛肉焼き】

ひたすら肉が食べたかった。

 

 

【レタスの塩もみ】

 

 

【厚揚げの卵とじ】

 

 

【トマトとチーズの冷たいスパゲッティ】

 

 

【豚とピーマンとジャガイモの中華炒め、レタス】

 

 

◇◇

 

 

並べてみればそんなに悪くもない食生活だ。

だが、油断してはいけないとも思う。

 

夏はこれからが本番。

まだセミの鳴き声すら聞いていない。

 

明日は土曜日。

世間では子供たちが夏休みに入るのだろうか。

荷物が増えるかもしれないと、想像をしたくない。

 

もう長いこと会っていない私の息子は高校球児。

目下、甲子園を目指して頑張っている。

今のところ勝ち上がっていて、明日も試合があるはずだ。

 

陰ながら声援を送ろうと思っている。