少しお久ぶりです。
今日も天使猫みゃーちゃんと、甘えん坊猫メロディのブログにお立ちよりいただき
ありがとうございます。
2ニャンとも、相変わらずカワイイです。
メロディは、寒さに負けてお父さん抱っこでお昼寝をするようになりました。
暑い間は抱っこしてもすぐに逃げていたのにねー。
まあ、お父さんは半袖ですけれどね。
ところで、今日は猫のお話ではなく。
先日のブログでチラッと書いた、私の職場の同僚のお話です。
明るい話しではないので、猫記事専門の方はここまででー。
またね〜
さて、人間のお話です。
闘病中の同僚は、
11月6日に、天に召されてしまいました。
享年61歳。
早すぎます。
余りにも突然のことで、どうやって心を落ち着かせたら良いやら。。。。。
5 月に初期ステージの子宮体癌が発覚し、6 月に腹腔鏡における子宮全摘出手術後に念の為に抗がん剤の治療を行っていました。
抗癌剤の副作用がヒドイ時には、講師業のみ私が代わっていましたが、それ以外の事務仕事は元気に行っていました。
抗癌剤治療は全部で6回の予定。
3回までは副作用で動けない期間もそれほど長くなく割と順調でしたが、4回目の前に腎臓の数値が悪いということで1週間ほど入院。
数値が回復したので4回目を行い、5回目投与の前に熱があるからと早退したのが10月19日。
そして入院。
その一週間後に、癌が腹腔内で成長していて手の施しようがないと、余命一カ月の宣告を受けたそうです。
はぁ??????
何それ?????
どういうこと??????
抗癌剤投与や検査の為に、2週間に一回は通院していました。
9月に腎臓の数値が悪化したと入院した際にも分からなかったの?
私は10月末からプライベートな旅行があり10日間程留守にしていたので、
その余命宣告を受けたことも知りませんでした。
余命宣告を受けて驚いたオーナー様(彼女の上司)が方々に手を尽くし、
転院先への手はずが調い、お見舞に行っているその場で呼吸が止まってしまったと。。。
腹水、胸水なども溜まり呼吸も苦しそうで、モルヒネの投与もあり会話はできなったそうです。
そんなことって。。。
そんなに急に?
分からないものなの?
10月18日までは普通に仕事をしていたのに。
11月7日(昨日)に、オーナー様から連絡を受けてから、当面の仕事の手はずなどを行いながらも、気持ちがついていきません。
私の様子が変なのを察してか、メロちゃんも落ち着かないようすでずっと鳴いています。
彼女は私よりは少し年上ですが、私が育てた講師なんです。
凄い頑張って二つの資格を取得し、実力と人柄がオーナー様に認められ、片腕として活躍していました。
私は出張も行きたくないし、元々凄いキャリアの持ち主の彼女に、多くの仕事はスイッチしていました。
オーナー様と一緒に海外への講義などにも行き、とても素晴らしい活躍をしていました。
更に多くの才能を持ち、エンジニアだった経験を生かし、本当に輝いてバリバリと仕事をしていて、
職場の人や生徒さんからの信頼も厚く、頼りになる存在でした。
私はフリーで活動している講師ですし、他でも仕事をしているので、ここでのメインはまさに彼女でした。
他にもインストラクターは沢山育てているので、今後そういった方々に少しずつ代わってもらえるとは思うのですが、
彼女の抱えている講師業以外の膨大な仕事のことなど、落ち着くまで大変だろうと思います。
何よりも、彼女は無念の旅立ちだったことでしょう。
抗癌剤治療が終えたご褒美にと、年末にはご主人様と沖縄旅行の予約も取ってあったのです。
彼女の人生はまだまだ続くことしか考えていなかったのです。
突然の余命宣告、そしてその後10日で逝ってしまうなんて。
61歳。 早すぎます。 活躍の真っただ中でした。
保護猫3頭と暮らしていて、昨年1頭がお空組になり、もう1頭を迎えようとしていた矢先の癌発覚。
治療が落ち着いてから迎える予定でした。
お家にいる2頭の猫さんは、彼女が帰ってこないことを理解できるのでしょうか。
そしてご主人様のご心痛はいかばかりか。。。。。
人も動物も、命って何なんでしょうね。
強かったり儚かったり。
いずれにしても、どんな状況でも、
あったものが無くなるというのは、辛く悲しいものですね。
こういうことがある度に、今ここにある身近な全てに感謝の気持ちが湧いてきます。
本当は、常に忘れてはいけないことなのですけれど。
常々気になっていたのは、
彼女は頑張り過ぎだと感じることがありました。
「ちゃんと休んでね」とちょくちょく伝えていて、
本人は「大丈夫だ」と言っていましたが、やはり無理をしていたのかもしれません。
本当に取返しのつかないことになる前に気がつくようにと、彼女が教えてくれたような気がします。
この喪失感もいつか時間が溶かしてくれるかもしれませんが、
学んだことは忘れないようにしたいです。
みゃーちゃんが天使になってしまった悲しみは一向に晴れることなく
今でもヒリヒリと襲ってくることがしばしばです。
それは、メロちゃんがどんなに可愛くても代わりをすることはできません。
もちろんメロちゃんの代わりを他の猫さんがすることもできません。
やはり、身近にあるものを大切にすることが重要ですね。
一番身近にいるお父さんとメロちゃんの存在に感謝したいと思います。
最後になりましたが
早すぎる人生の幕を閉じてしまった彼女の
ご冥福を心よりお祈りいたします。
お空で同僚さんをお迎えするにゃ~
みゃーちゃん、
よろしくお願いします