毎度、すっかりご無沙汰しておりましたが、
みゃーちゃんは元気です。
元気にお母さんから逃げ回り、
お父さんの時は、ちょっと安心して寛いでいます。
さて、
今日はここから人間の話題です。
お母さんの、心の呟きをちょっと残しておきたくなったので、猫の話題はないです。
お母さんは現在53歳で、親の介護や看病などがある年齢です。そんな内容ですので、ちょっと暗いかもです。しかも、長い![ぼけー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/060.png)
![ぼけー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/060.png)
ご興味のない方はスルーしてくださいね。
先日ちらっと書いたのですが、
延命治療を始めたのは、
お母さんの母親です。
母のことを考えると、
食事を拒否するようになった時点で、
静かに終わらせてあげるのが、
自然のなりゆきで、
苦しむこともなく静かに逝けたのだろうと思います。
でも、海外に住む兄と、
何度も何度も話し合い、
兄の意見を尊重しました。
父は胃癌で胃の全摘後の回復が悪く、
結局食べられなくなり、
そのまま食べなければ「いろう」になるというときに、
そんなことをして生きていたくないと言い、
自ら命を絶ってしまいました。
母が意思表示ができるなら、
自分がどうしたいか言えるのに。
すでに10年以上認知症を患い、
いまは口腔に腫瘍ができて、口を開くこともしゃべることもできないから、
どうしたいのかわかりません。
こちらの言葉を理解しているのかさえも。
でも、
兄は、生きていて欲しいんですよね。
近くで見てないから。
この10年間、
認知症で、母がどんなに辛い日々を送ったのか、実感できないのだと思います。
もう、充分にがんばった。
本当に辛そうだった。
施設の主治医とも、話しをしました。
「老衰(食事をとらなくなって)の場合、ご本人は苦しまずに、穏やかに逝けます」
と、長年の経験から、延命治療を進めないご意見を語ってくれました。
もちろん、最後は家族の意思を尊重する姿勢で。
私も、自然のままでいいかと思いました。
これ以上母の苦しみを長引かせなくてもいいと。
でも、
兄には、準備ができていないのでしょう。
母の死に向き合う準備が。
たがら、母には兄の為に、
もう少しがんばってもらおうと、
延命治療に入りました。
いまは、もう、私を娘だと認識できないみたいです。
しかも、腫瘍で口が開かず、しゃべることができないですし。
私が、お顔をふいて、
化粧水つけて、クリームつけて、
手や足をマッサージしても、ほとんど反応はなし。でも、ちょっと気持ち良い感じの反応の時もあります。
たまに、何かを思いだそうとしているみたいですが、たぶんわかっていない。
認知症の症状で、
一時期は、とても攻撃的になったり。
過去の戦争体験を思いだし、不安定になったり、
とにかく私に対しては拒絶や攻撃がひどかったので、あまり会うことのできない時期もありました。
でも、
これから残された時間は、
今までできなかったことを、
たっぷりできる。
結局、
私にとっても、ありがたい結果になったみたいです。
仕事の都合をつけて病院に行き、
マッサージしながら、歌を歌ったり。
お母さんのおかげで、こんなに大きくなれたよ。
お母さんのおかげて、幸せになれたよ。
育ててくれて、ありがとう。
お母さんはお料理が上手だったね。
手先が器用で、洋裁や編み物も上手。
フラワーアレンジメントも素敵。
いつも家にお花があったね。
何でもできるお母さんは自慢だった。
本当にありがとう。
お母さん、大好きよ。
って、
思い付く限りのありがとうを言う。
母には、言葉は通じていないでしょう。
でも、猫と同じ、きっと、優しい言葉は、
その波動を感じることはできるのではないかな。
だから、たくさんの感謝の言葉で、
送りだそうとおもいます。
東京に住んで、戦争を経験している母は、
苦労して苦労して、生きてきました。
最期ぐらいは、暖かい言葉に包まれて逝ってほしい。
父の時にできなかったから、
その罪滅ぼしもあるかな。
マッサージしても、
歌を歌っても、瞬きしかしない母。
まるで、みゃーちゃんに話しかけているみたいな気分になります。
あと、どれぐらいの時間があるのだろう?
数ヶ月?半年?一年?
私は出張などもあるし、最期の時に一緒にいられないかもしれないので、
それまで、しっかり寄り添いたいと思います。
延命治療は、
本人主体ではなく、
残される者のワガママなのかと感じたりもします。
母は、
兄と私の為に、
延命治療をがんばってくれている。
親とはありがたい。
父もそうだけど、
最期まで、子供に学びを与えてくれる。
そのおかげで、、
色々な経験ができて成長できる。
あなた逹の子供で良かったと思います
12月から私が、
なんだかヘンテコリンなオーラを出しているので、みゃーちゃんはすっごく警戒が強くなってしまいました![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
猫は敏感ですね。
でも、
お父さんが、みゃーちゃんに、
いつもと変わらぬ愛を注いでくれています。
お父さんと二人の時は、みゃーちゃんも安心みたいです。
私も、お父さんに甘えてばかりいないで、
シャキッとせねばね。
なんだか、暗い話題にお付き合いくださり
ありがとうございます。
今日も病院に行ってから仕事に行きます。
明日からは、カワイイかわいいみゃーちゃんブログに戻りまーす。
お母さんでした