やっと10月になった…


何年経っても9月は苦手。私の誕生日も9月だけど、友人の命日も誕生日も共に9月で毎年モヤモヤする。

9月5日…
あれから26年、26回目の命日。

9月23日…
生きていたら44回目の誕生日。

18歳の誕生日を迎える少し前に突然亡くなってしまって…あれからもう26年。生きていた期間より亡くなってからの方がずっと長い。

18回目の命日には「いなくなってからの方が長くなっちゃったぁ」と思い、息子が17歳の時には「同じ歳だぁ…やっぱり若いなぁ」…そんなことをいつも考える命日。

命日にはお墓参りと事故現場にお花を手向けに行っていたけど、数年前からは命日ではなく誕生日に行くことにした。命日に事故現場である富士川へ行くのは結構しんどい。台風や大雨で川が荒れていることも何度かあった。「あの日も、こんな天気だったら」…そんなことを考えて重たい気持ちになってしまうから。誕生日なら少しは楽に感じる。私とたった2日違いの誕生日…私より2日早く生まれたかもしれないけど、私の方がずっと長く生きている。誕生日が近いことが余計に切ない…。

  9月5日···天気が悪かったらなぁ


何年か前にお墓参りに行ったら、高校の時の先生に偶然会った。短かったかもしれないけど、生きていた意味も価値もある。悲しい「死」は今でも皆の記憶に残っていて、そして形としても残っているよ。