日本人は
察する
ことのできる
繊細さをもつ
なにかを察してめちゃくちゃ近寄ってきた(笑)
武道の世界では
本来
師範は説明をしません
技を
やって見せて
受けをとらせて
伝えます
「察する」
という行為が
大切になってきます
感じ取り
受け取る
しかしながら
日本人の意識が変わったせいか
武道も変わり始め
説明したがる
説明を求める
ようになってきました
こうこうこうやって
と
親切に
丁寧に
事細かく
説明すればするほどに
型にはめ込んでしまい
そのひとの自由性を奪ってしまう
受け継ぐものが
型の数の多さや
知ってる知らない
という
型の表面ばかりを
捉えてしまったりもする
型から技を
素直に繊細に
自分の心と体に落とし込んで
分析し
発想し
掘り下げ
拡げてゆく
自由性
この姿勢があってこその
型
がある
自分達の技の型の正誤がどうのこうの
技が効くとか効かないとか
自分が
師範の技を
完璧に守っている
とか
逆に
オリジナルな型を
生み出し
本物だと
言ってみたり
もう
型にはまりすぎて
抜け出せなくなり
心のことばかり語り始めたり
じつに
面白い世界が広がるのも
事実
でも
それでも
いいんだ
わかるひとにはわかる
受け取るひとには伝わる
察する
からこそ
感受する
からこそ
そのひとの在り方で
受け取るものが
自由性を持つ
察すること
感じとること
受け取ること
この
素直さと繊細さと
それゆえの自由性を
日本人は型を通じて
伝えてきた
型とは
技のやり方だけではなく
心の在り方を伝えてきた
その日本人のよさを
学びに
外国のひとたちは
やって来る
今では逆に
そのひとたちから
学んでいるんだなぁ
繋ぎ合ってきた
日本人のよさを
日本人のよさも
外国のひとたちのよさも
みーんなで
学び合って
地球人のよさを
感じる時代に
なってきたんだろうなぁ
そのうち
宇宙人のよさも…(笑)