週1回のブログ更新の日がやって参りました。

この記事を読んでくださる方、そしてこんな初心者のブログをフォローしてくださっている方ありがとうございます(^^)

 

今回は手法とかではなくメンタル的なお話しの記事にしようと思います。

と言うより、手法云々より実はこのメンタルがFXにおいて最も大切な事だったりしますが。

 

プロスペクト理論については、人間が元々持っている性質みたいなものなので克服することはほぼ不可能と言われています。

しかし対策することは可能です。実際に対策をすることでプロスペクト理論に悩まされずにトレードで成果を上げている方は沢山います。

 

まず、そのプロスペクト理論とは何か説明していきますが、そもそも人間とは出た利益はなるべく早く手に入れたいと思う生き物です。

 

逆に損失が出ている時はそれを受け入れたくなくて、いつか戻ってくるだろう・・・と、現在進行形で出ている損失に対して認めたくないという意識が働いてしまい、ついつい損切りの位置をずらしてしまったり、そもそも損切りを置いていなかったり。

 

その結果、一度に手に入る利益はすぐに利確してしまうのに、たった一度の負けでその何倍もの損をしてしまうということがFXの世界ではよくあることのようです。

 

因みにあなたなら以下の質問に対してどう思われるでしょうか?

記事の最後に選ぶべき正解を書こうと思いますので、2択の質問を2つ出します。

 

1-1、100%の確率で1万円もらえる

1-2、50%の確率で3万円もらえる

 

2-1、100%の確率で1万円支払う

2-2、50%の確率で何も損しない

 

どちらか選んで記事を読み進めてくださいね♪

 

 

次にメンタル的なお話しですが、これはFXという相場の世界をどう捉えるかで人によって答えが変わってくるものだと思います。

私は今、「マーケットの魔術師」と言う本を読んでいる途中です。

その本はFX専門ではないのですが、先物取引や株式など、相場の世界で成功を収めた人にインタビューをして、得られた回答をそのまま載せているという本です。

 

言わばプロがどうやってその道のプロになっていったのか、それまでにどんな事があったのかが紹介されています。

 

まだこの記事を書いている前日の夕方に自分の手元に来た本なので本当に最初の方しか読めていないのですが、億を動かすプロの初めてのトレードがどんなものだったのか、そこからどう成長していったのかが内容として書かれています。

 

共通して言えるのは、最初から飛び抜けた才能があった訳ではないという事です。

そして大負けも経験していたようです。

あまり本の中身をばらしてしまうのもどうかなと思うところもあるので、気になる方は是非購入して読んでみてください。

 

3000円と、まあまあのお値段ですがプロトレーダーの中にもこの本を読んで考え方が変わったという方もいますし、買って損はないと紹介している方もいます。

そしてまだ最初の方ですが実際に購入した私も正解だったなと思っています。

 

で、因みにですが・・・本の中にある方ではありませんが、とあるプロトレーダーはFXの世界はメンタルが9割だと言い切っていました。

それくらい相場の世界で稼ごうと思ったら覚悟、というかメンタルの強さが必要だという事だと私は考えています。

 

もしあなたがFXで漠然と稼ぎたいと思うだけなら私は辞めることをお勧めします。

そんな目標も何もない状態でやって稼げるような世界ではないと思うからです。

私には絶対達成したい目標があって、その先に時間とお金の自由が手に入ったら更に自分の情熱を注ぎたいと強く思っている事があります。

 

その為にもFXで勝ち続けて利益を上げて行けるようにするのは必要不可欠だと思っているので、時間が掛かったとしても途中で諦めるつもりは一切ありません。

 

遅くとも8月にはリアルトレードに移行する予定ですが、そこで結果が出せないようならもう一度過去相場検証とデモトレードに戻るつもりでいます。

 

早い段階でリアルトレードを経験することに対して、一部のプロの方はやめた方が良いと言っていますが、私はそうは思いません。

過去相場検証とデモトレードで自分が損することなどないので、言ってみればいい加減な事をしても痛くも痒くもない訳です。

リアルトレードではそうは行かないので、そこで勝つことと負けることを経験することにこそ私は意味があると考えます。

 

これも人の数だけ答えがあることだと思うので、私が思っていることも一部では正解でしょうけど間違いでもあると思います。

結局何が正しいのかは自分がやってみてどう「思うか」「感じるか」だと思います。

 

文字ばかりで少々つまらない記事になってしまった気がしますので、後半でプロスペクト理論について補足と、前半の方で出していた質問の答えを書いて終わろうと思います。

 

まず、プロスペクト理論によって引き起こされる所謂「チキン利確」について。

このチャートは日足レベルで引いた高値と安値のトレンドラインが交差した時の値動きです。どちらも重要なラインとなるのでトレーダーに強く意識された結果、値動きが交差部分に向かって不規則なレンジを作っていました。

ある時一旦上に抜けたのにまたすぐ下の方に抜けて行ったのですが、一気に抜けて行くことはなく安値を結んだトレンドラインのすぐ下をウロウロしていました。

更にその下に安値を切り上げるトレンドラインを引く事ができました。

 

この動きを見たときに直感で上がるなと思ってその初動を捉えようとしていたのですが、この後読み通り強く上に動いて行きました。

トレンドラインを上に抜けた直後辺りからポジションを持つ事ができたのですが、チキン利確する人はここで決済してしまいます。

よくこのチャートを見て欲しいのですが、一旦揉み合った後高値更新していませんが安値は切り上げています。

つまりこれはチャートパターンのフラッグという事になります。これがもしダブルトップを作るような動きや、陽線が連続して短くなって陰線が徐々に大きくなり始めない限り決済する根拠にはなりません。

もう少し進めるとこう動きました。しばらく揉んだ後もう一度揉み合いになりましたが緑の水平線の位置まで上がって、ここで決済しました。

その直後にこの付近で不規則なレンジを組んだので、このトレードは私の読み通りの動きになりました。利確できたのは33.9pipsだったと思います。

 

もし最初の揉み合いのところで利確していたら10~15pips程度だったので、2倍、3倍の差があります。プロスペクト理論にやられてしまうとまだトレンドの折り返しではないところで根拠もないのに決済してしまい、負ける時は勝つ時より大きく負けてしまうという悪循環になってしまいます。

 

 

私もまだ初心者でトレンドの折り返しの動き全てを知っている訳ではないのですが、チャートパターンのダブルトップやダブルボトムであったり、ローソク足がトレンド方向に対して徐々に短くなり反対方向に徐々に長くなってくるパターンはそこでトレンドが一旦折り返してくる可能性が高いため決済する根拠に成り得ます。

 

それ以外だと、途中でレンジを形成した場合もやがて同じ方向に抜けていくことが多いと言われているので即手仕舞いする必要はないかなと考えています。

が、レンジの場合も必ずしもそうではないので一旦手仕舞いするのもアリかと思います。

 

最後に質問の答えですが、

1番の質問に対して1を選んだ方は確定した利益を絶対に手に入れたいと強く思う傾向があります。2を選んだ方は何も得られないとしてもより多くもらえる方が良いと思った人です。

でも、この2つの答えの期待値としては同じなんですよね。

プロスペクト理論に無理矢理当てはめてしまうと1を選んだ人はチキン利確してしまったようなものだと思います。

 

次に2番ですが、1を選んだ人が正解です。これは的確なところで損切りをするという考え方なので、2を選んでしまうのは損失を拡大しかねない致命的な失敗に成り得ます。

 

プロスペクト理論についてもっと知りたい方はこの記事より動画で詳しく解説して下さっているプロのトレーダーがいるので探してみてください。私もその内YouTubeに動画を出せるようになりたいと思っていますが、それはまだまだ先になりそうです・・・

 

あとは記事の途中で紹介していた「マーケットの魔術師」という本もメンタル的なことを学ぶためにはあった方が良いと思うのでそれも買ってみてくださいね(^^♪

アフィリエイトでもやっていればこのリンクから・・・なんて書いたのでしょうが、今FXの勉強以外に時間を割く訳には行かないのでそれはまたおいおい・・・(´・ω・`)

 

 

ちょっと長々と書いてしまいましたが、今回の記事もかなり大事なことを書いたと思っています。

私もリアルトレードに向けて更に勉強して稼ぐために必要な知識を身に付けて行きますので、この記事を最後まで読んでくださった方も一緒に頑張りましょう!

 

そして次回はFXの「手法」について私の考察を書こうかなと思っています。

所謂「聖杯」を探している方は是非読んでくださいね♪