ドラマ 赤鼻のセンセイ


見てます。テレビ



院内学級で繰り広げられる


事件や問題が


題材になっています。



先週のあるシーンで、


突然 虫垂炎になった主人公が


「子供たちは


毎日 こんな夜を過ごしているんだ・・・


病院ってこんなに寂しいんだなぁ・・・」


と語っていました。



病院の夜は 


本当に 静かで 寂しいです。



外の社会とは違います。



毎日、毎時、毎分、 


生と死と


向き合っている人がいます。



わたしが検査入院したとき、


人見知りの私に


やさしく語りかけて来てくれた人がいました。



「○○さんは


いつまで入院なの?


手術はしたの?」



わたしが


「これから手術するんです。


今回は検査入院で・・・。


でも、手術のことを考えると


すごく不安です。」


と答えると



続けて その方は


「私はね、


今回は延命治療の手術をしたのよ。


1度目は子宮がん、


今回は脳腫瘍。」


と話してくれました。


わたしは、


正直


返す言葉が見つかりませんでした。



わたしは、


手術をすれば治る病気です。


手術をしても


治らない、けれど


家族のため、自分のため、


病気と向き合う。


すごい勇気だと思います。


そして


それだけでなく、


まわりに対する思いやり。



自分が恥ずかしくなりました。



ドラマの中で


主人公が


「僕は治る病気で良かったなぁって


思った、最低な男です。」


と言っていました。


人間の正直な気持ちだと思います。


心のどこかで


わたしも


そんなふうに思っていたかもしれません。



自分が今


いちばん苦しいと思うかもしれないけれど


世の中には


もっと苦しい人がいる。



もっと外に目を向けて


しっかり生きないといけない、


そう思いました。



自分だけではない、


のです。



赤鼻の先生、


命の大切さを


教えてくれる


素敵なドラマです。 seiレインボー