発症から手術までの経緯② | 片側顔面痙攣の手術の記録

片側顔面痙攣の手術の記録

左側顔面痙攣の手術を受けた記録です。

転機は、久しぶりに再会した母親や兄から、かなり痙攣が激しくなっているが大丈夫か??と言われたこと。確かに、左側の顔全体に痙攣はおよび、痙攣が出ると自分の意思ではうまく表情を作れなくなっていた。写真で、片側だけ強張り目を閉じてしまっている表情も多かった。

 

とりあえずまたボトックスを、、、と思って行った眼科で、まずはMRIを撮って、他の脳の病気ではないことを確認すべき、と改めて指摘される。当時子どもがやっと2歳だった私は、何か他の病気がある可能性が怖くて、仕方なくMRIを受ける決意をした。

 

ラッキーなことに、紹介されて行った脳外科のMRIは、通常よりの広く明るいということで、閉所恐怖症の私でもなんとか耐えられた。その結果、見事に、左の顔面神経に接触している血管が確認できた。これが痙攣の原因。そして、その医師からは、手術がそれほど大掛かりなものではないこと、この病気は自然に治癒することはなく、このままだと一生付き合っていかないといけないことを考えると手術を勧めるとの説明と、有名な医師の名前、ジャネッタ手術という手法名などを教えてもらい、手術の可能性を検討するよう言われた。