中学受験を経て中高一貫校に入学したものの、一学期末に不登校になった娘。
完全不登校から、中2、中3と再登校チャレンジを続けましたが、通信制高校へ進むことを自ら決め、
高校2年生になりました。(週5登校コース)

娘が自分で選んで歩く未来虹

きっと私がいくら想像しても、そこを越えていくんではないかと、楽しみ半分、恐さも半分目です。

アメンバー申請については、
2021年9月29日の記事(古いものですみませんが)をご覧ください。

どうぞよろしくお願いいたします
おねがい


猛暑のなか、一人帰省して自宅へ戻ると、

(本当は、息子と一緒に帰省のはずでした。

大学受験→浪人→受験と、二年近く私の母と会えていなかったので。それなのに、出発前日に発熱。母への感染を防ぐため、コロナ検査をすると陰性だったので、私一人で向かうことに。)



娘が学校から帰宅してきました。

月に一度の、転入生を迎えるパーティーだったそう。



「こないだオープンキャンパスで話した子が編入してきた。」



「前に四者面談(オープンキャンパスに来ていた親子+先生+娘)した子も編入してきた。先生によると、あの面談がすごくよかったらしいって!」



何だか嬉しそう照れ



娘は、オープンキャンパスのお手伝いに積極的に参加しているので、自分の活動が実を結んだように感じられるのでしょうひまわり



学校の存在。

必ずしも学校である必要はないのでしょうが、家庭以外で、人と触れ、自分が存在していることを確かに感じられる場所。



娘には今、それがあるのかな。



不登校だった中学三年間。

その頃の、学校との関わりをなぜか、思い出してしまいました。



もう少し上手い関わり方ができていれば、違う未来があったのだろうか。これは、今を否定するとか、今の高校への進学を後悔しているとかではないけれど、たびたび考えてしまうこと。



中学一年生、

コロナ禍からようやく登校できるようになり、2ヶ月もたたないうちに、娘は学校へ行けなくなりました。



混乱し動揺し、不登校を認め始めた頃には、これ以上娘の状態を悪化させないために、食べられるように、眠れるように、笑うことができるように、登校刺激をやめてもらうお願いをすることが精一杯。



いじめがあったとか、先生からのなんらかの圧力があったとか、娘の不登校は、外からの決定的な理由があったわけではなかったので、その頃の私はどこか、娘がご迷惑とご心配をかけて申し訳ない、みたいな気持ちがありました。(そんなのいらなかったのに汗



スクールカウンセラーとの月一の面談は(娘はもちろん一度も行けず、私のみ)、にぎやかな生徒の声が苦痛なときがあり、



面談そのものにあまり意味を感じなかったので、途中でやめたくなりましたが、娘が学校へ戻れる時が来るかもしれないなら、



適度な距離は保った方が良いだろうと、もしも復帰できるときには、学校の協力は不可欠だからと、面談後のひとやすみカフェを自分のエサにして、通い続けました。



中学二年生、

新学期に意を決して再登校を始めた娘は、なかなかに苦しそうで、学校と協力してさらに‥‥とはとてもじゃないけど難しいと感じていました。



週に数時間の登校、行事にときどき参加、が精一杯。



三者面談ではこのまま一貫の高校へ進むかどうかの意思確認があり、学校側からは、進む意思があれば可能ですが、出席日数や単位取得など、義務教育ではないので、厳しいですよとのコメント。



あのとき、進学の意思をきっぱり伝えた娘が、どうしたらそれを貫くことができるか、



踏み込んで学校側へ協力を求めたり、その話し合いの場を設けるよう、私が積極的に動いていれば、違った今があったのかも。



中学三年生、

行事だけはほぼフル出席で、その度にコロナ検査が必須だったので、キットの受け渡しを何度も行い、提出期限等、学校側はできる限りの譲歩はしてくれました。



その夏の三者面談でも、進学の意思を変えなかった娘。



学校の姿勢は相変わらず、制度として可能ですが、それが娘の幸せに繋がるのかと。



変わらない娘の気持ちに、「一緒にがんばっていこう。」と言ってほしかったです。



そしてその思いを伝えればよかったとの後悔は、今も消えません。



やり直すことができるのなら‥‥。



もう少し、娘の葛藤を、希望を、絶望を、理解してもらう努力をしたいかな。



関係を悪くすることが怖くて、手のかかる生徒だと思われるのが怖くて、ぶつかってみることをしませんでした。



最後の最後に、意思確認のサインをした書類を提出しないことを決めた娘は、あのときの同級生たちとは違う道を歩んでいます。



同級生の友だち、学年を超えた友だちも少しずつでき、進路の相談ができる先生もいるようです。



娘が選んだ道に、良いも悪いもなくて、

その選択を受け止めるのみです。

まだまだこれからどうなることやら爆笑




チェリーパイ、大好きラブラブラブラブ





今日も最後まで読んでくださり、

ありがとうございました花火