病院には、がん患者本人、その家族の悩みを聞いてくれる相談室があります。


私も、仕事を続けつつ検査を受けていたので、帰宅にはまだ早いという時間に相談室を利用させていただきました。


子どもの年齢に合わせ、理解できる言葉で乳がんを伝える。


当時中3だった娘は言葉なく涙を流し、小5の息子は


「お母さんは強いから大丈夫だよ」


と姉を慰めました。


頼もしい。


乳がんを伝えたら、なんだかどんより暗い家族になるかもと不安でした。


でも変わらなかった。


それぞれのセカイがあるから。


私は私の病を治す、ただそれだけのことでした。