今、世界中で外出自粛要請が出されている。中には外出を禁止している国だってあるくらいだ。この状況下で僕らがどういう行動をするべきなのかについて自分なりに考えてみた。国内においては、最近は治療薬が出来た(?)などのニュースを目にするが、毎日目にするのは新たな感染者のことや医療崩壊のことがほとんどだ。しかし、こんなにも身近なものになっているのに
身近に感じられない人も少なくないと思う。こういう意識の差を生むのは偏に『現状への理解の差』だ。
例えば、新たな感染者は最近は減少傾向にあるが、
これを鵜呑みにしてしまう人と裏側まで考えられる人に分かれる。昨日の感染者が100人、今日の感染者が40人だったとして、『60人も減ったじゃん!もう収まってくんじゃね?』と考えるのは早計だ。昨日は1000人を検査して100人で今日は100人検査して40人だった場合、実質の感染者は増えている。
医療崩壊も患者の増加によって人手が足りない、病床が足りない状態になり医療機関が機能しなくなることだということを知らなければ『感染したときは自己責任』という考えも生まれてしまうだろう。
だから、今僕らがとるべき行動は理解の差をなくすことだと思った。これは特に国民が意識しなければならない。きちんと歩み寄らなければならない。今だからこそ他人に優しくなったり、他人のために行動することも大切なのではないかと思う。