1. 女性の疑問
「彼が全くわたしの愚痴を聞いてくれないんです。『聞いてよ!』って言うと『愚痴なんか聞きたくない!』って言われて…。わたしは『大変だったね』とかひとこと言ってくれるだけで頑張れるのに…」
愚痴を聞いてくれないという愚痴。
女性にありがちな不満である。
愚痴を聞いて欲しい気持ちは確かにわかる
愚痴を言わない人間はいないし、この彼だって愚痴を言うことでスッキリできる感覚は持ち合わせてるはずだ
しかし、それが受け入れられない男性の気持ちも僕は結構わかるのだ
女性の愚痴にただ相槌を打って、大変だねというだけの簡単なことが、何故男は出来ないのか?
2. 僕の回答
彼があなたの愚痴を聞いてくれない理由は、「彼があなたの愚痴を聞いてくれて当然だとどこかで思っているからではないか」が僕の回答である
「私のこと好きなんでしょ?愚痴を聞いてくれる『だけ』じゃん」は女性の感覚としては当然かもしれない
最初のジャブとして、愚痴を聞かされるのと同程度で、かつ女性にも理解してもらえそうな案件を考えてみた
・彼から、毎日自撮りの写真をLINEで送られて感想を求められる
・彼から、会ったこともない友達の話を延々と電話で聞かされる
・彼から、デートのたびに学生時代の武勇伝を聞かされてすごーいって言って欲しそうな顔される
「好きだったら我慢してあげられる」内容かもしれないが、ある一定レベルを超えるとストレスで胃に穴が空きそうにならないだろうか
「愚痴くらい誰でも言うでしょ」は確かにそうなのだが、相手に聞かせて楽しんでもらえるようなオチのある話や興味の持てる話題じゃないなら、誰だって聞き続けるのは疲れてしまう
そしてこれは想像だが、それが女性同士の場合、お互いに愚痴を聞いてもらい合うことができるし、いいタイミングで打ち切ることも出来るし、ちょっと面倒だなって思ったときは連絡控えたりしてもOKという同性同士だからこそのほどよい距離感がそこにはないだろうか
なのに相手が彼氏になった瞬間に、そんな距離感は消滅して、とにかくありったけの愚痴を、自分が満足するまで、ノンストップで、ゼロ距離から、彼に聞かせようとしていないか?というのが、今回一番言いたいことなのだ
あなたはあなたのことが好きな男のことを「愚痴をいくら言っても全て聞き入れてくれる定額サブスクリプションサービス」だと勘違いしていないか?ということなのだ
そもそも男性は聞き役に回ることが多いし、女性の愚痴を聞いてあげたい欲求は多少でも持ち合わせているはずなのだ
それなのにあなたが少し口を開くだけで「え、また愚痴?」と苦虫を噛み潰したような顔をするのは、あなたからの「定額サブスク扱い」にもはやトラウマに近いものを抱えてるとしか思えない
「わたしは一言大変だったねと言って欲しい『だけ』なのに!」と思われる方もいるだろう
しかし彼らが恐れるのは、「大変だったね」の一言を言ったが最後、それから毎日のようにLINEが来て「大変だったね」のリクエストをされ続けることだ
全然「だけ」じゃない
女性からの「今日大変だったんだよ」に対して男性が「俺も大変だった」と、そんなに大変じゃなくても、無意識に言ってしまう現象も同じ理由である
ここまで来ると、もはや体が本能レベルで愚痴を拒絶していると言っていい
まとめると、彼氏があなたの愚痴を聞いてくれない理由は、あなたが彼に一番の理解者であることを求めて、無制限に愚痴を言い続けた、あるいは言い続けようとしているから、その底なしの甘えに彼は辟易してしまったから、ということになる
3. 解決策
彼はあなたの愚痴に辟易しているし、トラウマに近い状態になっている
でもやっぱり愚痴は言いたいはずだ
そこで提案なのだが、彼への愚痴は週に一回20分に留めてみてはどうだろう
話の終わりに「愚痴っちゃってごめんね❤️」と付け加えてくれればなお確実だ
言い足りない愚痴は女友達に聞いてもらえばいい
彼にはわたしの一番の理解者になってもらわなくてはというルールを勝手に作って手が回らなくなっているのはあなただけなので、それは女友達が相手でも十分事足りるはずだ
それさえ気をつけてくれれば、彼は快くあなたの愚痴を聞いてくれるだろう
特に、女性は愚痴を延々聞かせてくるものだ、という固定観念が頭に張り付いてる男性であった場合、「この子は今まで付き合ってきたヘビー級女子とは根本的に違うんだ!」と感動されるまである
4. 終わりに
女性は、女性同士ならお互いが一番じゃないから許せることも、相手が男性になった途端、自分の一番の理解者として全てを受け入れてくれることを、結構ナチュラルに求めたりする
でも、愚痴を相手に聞かせることって、自分が気持ちよくなって、相手を疲れさせること、だ
タバコやお酒と同じで、自分が気持ちよくなるときほど、自制心が必要なものなのではないか