そこまで精神世界にハマっていない人向けに簡素に引き寄せの法則を説明する場合、
「思考は現実化する」
この単純な標語を起点として、
①願いを用意する(例:恋人が欲しい)
②想像する(恋人がいたら毎晩連絡を取る、休みの日にはここでデートする)
③受け取る(すでにそうであると確信して過ごす)
という内容になるのが一般的。
これは正しいと思う。
ただ、こうして嫌なことが立て続けに起きてげんなりしている場合、一旦仕切り直しをする必要がある。
①の前の⓪の段階と言える。
というのも、毎朝起きるのがとてもつらくて、これは寝起きが悪いからだと思ってたのだけど、この世界を怖がってるというのも一因だなと自覚した。(夜は寝るのが怖い、朝は起きるのが怖い、ってよく聞くことだった)
そこから、「現実と和解する」ことについて改めて考えた。
⓪現実と和解する。(基本的信頼感を回復する)
①願いを用意する(例:恋人が欲しい)
②想像する(恋人がいたら毎晩連絡を取る、休みの日にはここでデートする)
③受け取る(すでにそうであると確信して過ごす)
この⓪の前提部分を実践したい。
⓪-1. まず過去に起きた嫌な出来事と後悔、今不満に思っていること、将来不安に思っていることについて、思いっきり考える。
個人的な例だと、
家庭環境。生きるのに支障はないけど傷跡の残る怪我。友人知人に酷いことをして人間関係を壊したこと。
上で書いた直近の嫌なこと。これまた生きるのに支障はないけど何年も終わらない某施術。温暖化による酷暑。政治の腐敗。経済の衰退。
将来の実家問題。両親の免許問題。
⓪-2. 次に、現実ちゃんを泣きながら責める。なんでこんなことするの!?ひどいよ。望んでることは何にも叶えてくれないくせに!
そうすると現実ちゃんが泣き返してくる(と想像する)。
筆者の現実は、幼女だった。
ぢがう゛の゛お゛お゛お!!!!だっでえ゛え゛ぇぇ~~~~~~~!!!う゛え゛え゛え゛~~~~~~ん!!!!!
現実ちゃんはいろんなことが有機的に連動した結果に過ぎないのであって、悪意があって意図してるわけじゃないので、本当に「違う」のだ。愛い奴め。
⓪-3. お互いに歩み寄る。
わかったわかった!でもこっちのストレスもわかったでしょ!?
う゛ん゛わかったあああごべんね゛え゛え゛えぇぇ!!!!
そしたらもう責めてやれないので、ただ悲しむ。悲しみの感情に集中。
⓪-4. もう受け入れて引き受けるしかない。
これから改めて創造するために、現状を承認する。
「で、でも潜在意識で過去も未来も自由自在だから……(震え声)」と逃げたりしない。
置かれた場所をただ認識する。ほーんここねハイハイ。
評価はしない。こんなの受け入れられるか!とはしない。目を逸らさない。
傷跡はあるし、人間関係は戻らないし、将来身内絡みの面倒は必ず起こる。
認める。認め続ける。
逆に言うと、認め続けるだけ。何とかしようとする必要もない。
自分の対応も含めて、流れに身を任せようと決める。
諦めに近いか。
⓪-5. 改めて、現実は自分の味方、この世界は自分の味方だという認識を持ち直す。
怖がるのをやめて、地に足をつける。
今から生きに行くこの世界は、もう仲直りしたので自分の味方。
今すぐにはとてもそう思えなくても、これからそう思うよう心掛けてみる。
少なくとも、世界はマイナスではない。フラット。ゼロ。
まさに⓪の前提を整えた状態。