いわゆるスピリチュアル界隈で取り扱われる全ての情報商材やセミナーやオンラインサロンなんかに悪意があるかどうかは、わからない。

もし人道的で有益な活動者がいるのならば応援したい。

だけど、基本的に人の心が弱っているところに有料でサービスを勧めてくる者は、何も考えずに拒絶した方がいい。

お金を出さなくても引き寄せの法則は学べるし、潜在意識は変えられる。

むしろ、ここでお金を出したら引き寄せも認識変更もできないと思った方がいい。そこの判断ができる程度の最低限のリテラシーは必要だ。

 

借金で悔やんでる人、失恋で絶望してる人、長年無職で社会的な筋力がない人、絶好のカモである。

 

情報商材はただのファイルであって、願い事を叶えてくれる妖精じゃない。

「世界の真実」みたいなのは載ってるかもしれないけど、自分の生活を何とかするための情報ならネットに転がってる以上のものは載ってないよ。

そんなものに3万円も出すんだったら、そのお金で近場の温泉にでも一泊してこよう。

 

セミナーの主催者はこちらの人生に1ミリも責任持ってくれないよ。

彼らは自らを魅力的に見せるのがうまいから何かすごい師匠に出会った気分になるけど、ネットに転がってる情報以上のものは教えてくれない。

そんなものに5000円も出すんだったら、ちょっといい牛肉とお酒でも買って最高の晩酌にしよう。

 

オンラインサロン、入って何ヶ月経った?

その間に願い事は叶った?

うっすらとでも月額がもったいない気がするなら、来月の2000円は映画を見に行くのに使おう。

 

どのサービスも購入したことがないのでカンで書いているが、大幅に間違っていることはないんじゃないかと思う。

全てのサービス提供者に悪意があるとは思わない。が、こんなジャンル、金をかけるものではない。

まして、こんな酷いスタグフレーション下においては。

もし特殊な趣味嗜好を持っていて、スピリチュアル系のネット活動者に貢ぐことに至上の快感を覚えるのでもない限りは。

 

書籍も買ったことないけど、書籍ならいいかもしれない。

『ザ・シークレット』や『エイブラハムとの対話』あたりの有名な古典ならムダ金にはならないだろう。

どうしても何かにすがりたいならこういうベストセラーにしておけばいい。少なくとも甘い言葉で貢がせるようなことはない、と思う。