みなさま、こんばんわ
東京とニューヨークのデュアルライフを目指す
外資系コンサルタントのHarryです
4月11日は、丸の内キャリア塾スペシャルセミナー「奈良を知る。日本を知る。」に参加しました。
いただいたレジュメと円成寺のクリアファイル。
この静謐さ。意識が彼岸に飛ぶ。
3/17に参加した熊野セミナーと同じく、日経主催のセミナー。
熊野セミナーがあまりにも良くて、その後実際に訪れた熊野も人生観変わるレベルで最高だったので、
「日経セミナー参加してほんと良かった」って思ったんですよね。
これまで何年も日経新聞は読みながらもセミナーはスルーしてきたのですが、
有益な情報が得られることを体感したので、今後はもっとセミナーを活用していこうと思ったのです。
今回のセミナーはJR東海とコラボしたもので、「奈良」「円成寺」「庭園」がテーマでした。
夜の大手町。キラキラテンション上がります、大好きな光景❤
奈良は何度も訪れていて、もともと神社仏閣は大好物なのですが
これまで仏像や建造物にばかり注目していて、「庭園」という視点がなかったなーと。
今回のセミナーの「庭園」という切り口が斬新で興味深く、申し込んだ次第です。
「(日本)庭園」についての講演は、作庭家の重森千青氏によるもの。
なんの前知識もなく参加したのですが、大収穫
寺院の楽しみ方がひとつ増えました
平等院鳳凰堂や円成寺に見られる「浄土庭園」は、極楽浄土に行きたいという人々の願いを具現化したもの。
池泉庭園を作り、俯瞰で見たときに阿弥陀堂を庭園の西側に配置することで「西方浄土」の形態を取るんだそう。
仏像もそうですが、日本人の「見立て」の感性って素晴らしいと思うのです。
お能がとてもよい例だと思うのですが、この「見立て」感覚がないと、
ミニマルな舞台装置や動作であらゆる場面と感情を表現するなんてできないし、それを鑑賞することもできない。
浄土庭園に限らず、平安時代の基本的な庭園は、庭の中に海や入江や岬に見立てた景観を人工的に配置したのだそうで、
自然への畏敬の念が根底にあるのが日本人らしいところ。
重森氏によると、庭園の1か所(荒磯や出島など)に注目しながら池の周りをまわって視点を変えていくと、
刻々と変化する眺めを楽しむことができるそう。
これは今度庭園に行ったときはぜひ試してみないと
天候や時間帯、光線の感じでいろんな表情を楽しめるので、ひとつ感性に響く庭園を見つけたら、
季節ごと、天候ごと、時間帯ごとに最低10回は訪れるとよいらしい 笑
感覚でビビッときたら味わい尽くし堪能しまくるわけですね
いいこときいた人生を楽しむTips
庭園以外にも応用できそう
講演の中でたくさんの庭園の写真を投影いただいたのですが、
円成寺の紅葉が、まさに鏡と化した波一つない池の水面に映り込んだ一枚が超絶美しかった
この世ではない桃源郷のような世界がそこにはありました。
「極楽浄土」を現世に作ろうとしたかつての都人の想いが1300年以上に渡って現実になっている。
帰りは感慨にふけりつつ、大手町の日経セミナーホールから日比谷方面へおさんぽ
今日も大充実の一日でした∩(´∀`)∩ワァイ♪
感謝いっぱい(人''▽`)ありがとう☆
それではまた。