活字のすゝめ

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いち大学生の読書の記録

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中公文庫 『SOSの猿』

著者 伊坂幸太郎








記念すべき第1回目の読書記録は

上記の通り、SOSの猿についてです。


まず読んだきっかけとしては、本屋で見つけて読みたいと思った訳ではなく、

父親が買って本棚にあったから読みました。

今までに伊坂幸太郎は何冊か読んで好きだったので、

読んでみました。



あらすじとしては、困っている人を見るとつい助けてしまいたくなっちゃう悪魔祓いと、

因果関係を徹底的に調べ上げる会社員の話が交互に登場し、

最終的にその二人の人物が交差しある問題を解決していく話です。

その二人の現実の話になぜか西遊記の孫悟空が出てくるのが、この本の特徴です。

僕には最初ちょっと意味が分からなくてあまり本のスピードが上がりませんでした、、、

全部読んだ後もあまりスッキリはしなかったです。


西遊記の話がとても多く出てきたので、西遊記を見ればもっと楽しめたのかなと思いました。

内容はだいたい知ってるけど、全く読んだことがない本がたくさんあって読書する甲斐がありますね笑

今度はぜひ西遊記を読んでみたいと思います!!



~一文のすゝめ~

最近は毎回本を読むたびに、好きだった文章や、あ~確かに!などと

思った文があると付箋を貼って記録してます。

その中でもこれは!と思う文章をここでは書きたいと思います。


- 物語は、語り手が喋ればそれが事実となる。

確かに!とつい思ってしまいました。読む側は何と書いていようと、

それを事実として受け止めなければならないんだと気づかされた一文でした。


- 「人の気持ちなんて、本当は、一言で表せない。そうだろ。文章化できるわけないんだ」


僕は自分の思っていることを言葉にし、文章にするのが苦手です。

どうしても自分が思ってことと、相手が受け止めたことが乖離していることが時々あります。

そんな僕にとってはこの文章はありがくなりました笑

完全な文章には出来ないけど、少しでも伝えようとするのが大事なのかなと。



ということで、今日はこの辺にしておきます。

こんな感じでアップしていくので、ぜひこれからも見てください。

失礼致します。