人間関係における宇宙の法則とはどのようなものですか?|||人間関係を左右しているものは、大部分が人間の「意識的」な行動です。意識の本質は、「脳の活動」です。脳(神経)の活動は、伝達物質の「化学変化や、電気現象」に還元されます。化学変化や電気現象は、「電子のふるまい」に還元されます。電子のふるまいを記述するのは、「量子力学」です。ゆえに、人間関係における宇宙の法則は「量子力学」といってさしつかえなさそうに思います。量子力学の根本原理は「エネルギー量子」概念と「不確定性原理」です。基本方程式はシュレーディンガー方程式です。この方程式は簡単にいえば、電子などは波として記述できるということを表しています。電子は一方で、高校までに習うイメージのとおり粒子でもあります。ごく簡単にいえば、電子は「粒子」でもあり、電磁場の変化としての「波」でもある、という二重性をもっています。これらの量子力学の立場から論理的に考えていくと、電子はひとつの原因から必ず一つの結果が決まっているという存在ではないとされます。決まった軌道や経路を持つこともないのです。電子のふるまいには、いろいろな可能性があり、その可能性のうちのいずれかひとつが観測されたときにはじめてひとつに確定する、ということになります。これはコペンハーゲン解釈という量子力学の主流の解釈です(ほかにも「多世界解釈」、「ガイド波解釈」などもあります)。コペンハーゲン解釈をすなおに読み解くと、人間の思考の決定論、運命論は否定されざるをえません。最初から結果が確定しているということはありえないのです。人間にはさまざまな可能性があり、どの道を選ぶか決定するのは宇宙法則でも神でもなんでもなく、自分自身の行動だけである、といえます。まさに自由意思です。自由意思の存在が、量子力学により物理学面からも保障されているといってもよいでしょう。神や占いやオカルトに頼るより、宇宙の法則が示すとおり、自分の道は自分で切り開くものだ。人間関係も自分の力で切り開くものだ、とまとめることができると思います。量子力学のせいで?重い義務を負わされたと考えるべきなのか。それとも、自由が保障されてよかったと考えるべきなのか。どちらも正しいのです。自由と義務は表裏一体のものです。「粒子」と「波」、「自由」と「義務」のように、一見相反するような性質が、実は不可分の一体化した性質であるというのは、宇宙の根本原理のひとつのようです。こうした不可分性は、「エンタングルメント」という量子力学の概念でも示されています。エンタングルメント概念は私もよく理解できていませんが、人間関係におきかえるなら、「あなたは孤独ではない。時空を超えてだれかとつながっている」ということを示している概念とたとえてもいいのかもしれません。 http://www.iikz.com/relationship/love298.html
