NLPの勉強を始めたのがきっかけで、最近ふと思い出して読み返してみた本


「子どもを伸ばす コーチングピアノレッスン」


5年位前に買って読んだ時には、なるほど~とは思ったものの、それほどピンときませんでした。

NLPを学び始めてから読んでみたら、すごくよくわかりました!
話を聞く、承認する、質問する、というコーチングの要素を使ったレッスンの力。
先生が一方的に「ここはこうしなさい」と指示して出来ても、自分で色々考えて、こうしよう!と
意志を持ってやったものでないと、楽しくはありません。

本の中に出てくる事例で、お母さんがお子さんに使えるコーチング要素を使った会話があったので
ご紹介しますね。

学校から帰ってきたお子さんに、いきなり「おかえり!遊びに行くなら宿題やってからよ!」と言って
いませんか?
子供の話を聞く事、待つ習慣を持つことの大切さです。


お母さん「おかえり!今日もがんばったね」
子供「うん、疲れた」
お母さん「疲れたよね。今日は何が大変だった?」
子供「体育で5周も走らされた」
お母さん「5周も!がんばったね。」
子供「うん」
お母さん「宿題はあるのかな?」
子供「あるんだよね。。ふう」
お母さん「そうなんだ、いつやる?」
子供「今はやりたくないな、あとにする」
お母さん「今はやりたくないんだね。後でやるんだね。」


大人でも子供でも、自分の都合も状況も関係なく命令されたら嫌ですもんね!

人の話を聞くこと、認めること、大切だなと思います。