「資本主義」-------------
人間世界の支配者がお金だという思想のことを言います。
日本人は友人の間でも自身の年収の話はしません。
お金を汚いものだと思っているのが原因のようです。
「青年は苦労を買ってでもしろ」と言います。
僕も異論はありません。
しかし、拡大解釈は危険だとも思っています。
日本人はお金を汚い存在と思う傾向があります。
一方、資本主義という弱肉強食の国際社会においてそれは大変危険な考え方と言わざるを得ません。
また、案外お金持ちの人を羨んでたり、薄給を嘆いたりもします。
日本人は義務教育の課程でもお金のことは勉強しません。
まして、先生が子供たちに業種別の年収や資産運用の話はしません。
すると日本人はますますお金について考えず、気づけば国民の3分の1以上が非正規雇用、資産はほぼゼロ金利にも関わらず、銀行に預けておくだけという惨状が現出しています。
確かに汗水かいて稼ぐお金は美しいです。
しかし、だからといって汗水かかずに稼ぐ人たちに対して「彼らは人生の苦労を知らない」とぼやき、自分を慰めるのはいかがなものかと思います。
世界でどんな権利、職業の人が儲けているのでしょうか。
一番儲けることができるのは「貨幣発行権」を持つ者たちのことです。
「ロスチャイルド」の陰謀論などは小耳にした経験がお持ちの方は多いでしょう。
金融のしくみをつくったのは紛れもなく「ロスチャイルド家」です。
そして同時に、2番目に儲かる仕事が金貸し業です。
これもロスチャイルド家をはじめとするユダヤ人が発達させました。
貨幣発行権を持つということは、まさに「打ち出の小槌」です。
現代、この特権を一番享受しているのはアメリカです。
アメリカドルが世界通貨だからこそ、世界一の貿易赤字を拡大させながらも世界中からモノを買うことができます。
なんとも酷い話です。
銀行家は「座っている仕事」とも呼ばれます。
お金を貸して入れば黙っていても元本利子が入ってくるからです。
要は貸付という行為が資産になり、その資産に金が集まってくるのです。
僕の大学でもJPモルガンやゴールドマンサックスなどの大証券会社、投資銀行に行く人たちを讃嘆します。
楽をするなというなら、本来彼らにもいっていいはずです。
しかし、そんな彼らに世間はあっぱれと言います。
あべこべな気がしませんか。
世界は金融というシステムの影響でここまでの貨幣経済を作り上げました。
同時に、「金を貸す者と借りる者」という新たな階級を作り上げました。
「楽にお金儲けするのはけしからん」と言っている場合ではありません。
欧米では自分の子供に親が金融教育をさせるので、金融リテラシーは日本より高いです。
「楽して稼ぐな」と言う言葉を乱用してはいけません。
そんなことを無暗に言っていては、世界の金融システムの支配者、金を持つ者に知らず知らず支配され、搾取されていることにすら気づかないのです。
お金を一番儲けるのは、お金のルールを作っているものたちです。
そんな彼らに「あいつらは苦労を知らない」と言って、彼らに搾取され続けるのは正しいあり方でしょう。
この人間社会でお金というのがどう動いていくのかをぜひ勉強し始めることをお勧めします。
僕も金融に関してはど素人ですが、本を読むにつれて自分がいかに無知なのかを思い知らされます。
ぜひ、みなさんも金融にかんする本を読んでみてください。
意図せず、大変偉そうな言い方になってしまったことをお詫び申し上げます。
ここまで読んでくださった方にも、じゃない人にも幸あれ。
