今度の土曜日、3月12日(土)。 大船ハニービーに、私とピアニスト横井澄人のインストユニット「Down'N Mellow(ダウンアンドメロウ)」で、13年ぶりに出演します!! サポートしているMonchikaさんの企画イベント「不愉フェス」に、モンチカさんを不愉快にさせる者の一人として、また、モンチカさんのサポートメンバーとして出演いたします。
3/12(土)大船ハニービー 「Monchikaと不愉快な仲間たち vol.3」
18時オープン、18時半スタート http://ofunahoneybee.com/
前売り2000円、当日2500円(オーダー別)
※この日限定メニューアリ!!
出演: Monchika Down'N Mellow(居相毅:ハーモニカ 横井澄人: ピアノ ゲストボーカル:長谷部利恵) 安石よし美(ピアノ 阿部紀彦)、 宮本翔太(From静岡) こすぎえり
Down'N Mellow(ダウンアンドメロウ)。 このユニットは私が一番長く活動を続けているインストユニットでして、ハニービーが14年前に出来た頃、一年ほどコンスタントに出続けていました。 当時はジャズ・ポップスのスタンダードをアレンジした、アドリブ重視の構成・サウンドで、リクエストなんかもその場で受け入れたりしていましたが、私も横井も、まだ今とはくらべものにならなかった位ヘタクソでした… 負けん気ばかりは強かったけど。
あれから13年が過ぎ、様々な現場の経験を積み、Down'N Mellowは3枚音源を作り、多くのアーティストさんの音源に二人でレコーディングすることになりました。
今はオリジナルのインスト中心のセットリストとなり、ゲストボーカルを入れることが増え、「bluesharp for celtic treasure」以降のちょっと前からの流れでアイリッシュトラディショナルをレパートリーに入れることも多くなりました。
やはり、拙くても、自分達独自の、自分たちにしかできないことを作っていこう、と言う意志を貫き続けるのがこのユニットの存在価値なのだと思います。
様々な人と音楽の現場を作らせてもらっていますが、横井澄人とのこのユニットの活動がなかったら、今のように音楽をやれてはいなかった。 派手でないし、BGMにしか聞こえないし、私のミスは目立つし(他の人のサポートではばれないでしょうが、このユニットだと、とてもよくわかるのです)、決して観客を沸かせられるユニットではないことは承知です。
しかし、 自分の音楽に対する自我の芽生えの始まりであり、自分の音楽活動の究極形態となるが、このDown'N Mellow(ダウンアンドメロウ)なのです。 派手な音楽をやっていた時に、空しくに感じた部分を埋める、絶対的な抒情ともいえる音が、横井澄人のピアノにはあり、それが私がハーモニカで表現したいものでもありました。
横井のピアノの音と共に、私のハーモニカの音は育っていったのです。
モンチカさん、今回、お声かけいただいたこと、本当に感謝しております。
3/12には、Down'N Mellow草創期にお世話になったハニービーで 演奏できるのをとても楽しみにしています。
音楽的に成長した、と思っていただけるかな。 そして、皆さんに楽しんでいただけるかな。
今回は、昨年からケルト系音楽ユニット「C・C・H」を少しずつ手伝ってもらっている、長谷部利恵さんをゲストボーカルに迎えて臨みます。 これからどう育っていくかわからない、ハニービーに出ていた頃の自分達の姿と重なってみえるような彼女と、いい音作ります。 お楽しみに。