任務外報告

任務外報告

趣味と発見の不定期報告書。
扱う領域・内容は雑多。

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諸事情により、転学+休学+就職浪人…というハードルが極めて高い状態で
就活を行っていたかつての私。
 
なんとか就職できたのはこの本のおかげだ!という就活本を
既卒者、その予備軍の方々に向けて2冊(正確には3冊)紹介します。
 
 
1.『銀のアンカー』式 無敵シリーズ
 
受験漫画で有名な『ドラゴン桜』でお馴染み、三田紀房先生が手がける
内定請負漫画『銀のアンカー』(集英社)の内容が元となっているTACの就活本。
 
エントリーシート、SPI、面接…とテーマ毎に1冊ずつ解説するシリーズもの。
 
原作である漫画を読んだ方が心に響く(衝撃を受ける)かと思いますが、本書には漫画の一コマや「白川さん」(作中キャラクター:カリスマヘッドハンター)のシビアなコメントが散りばめられており、読み進めるたびに脆いハートを抉られつつ、就活への覚悟がじわじわと固まってきます。
 
そんな無敵シリーズで私が購入したのは下記の2冊。
 
『無敵のエントリーシート・自己分析・自己PR・志望動機』
 自己分析は一応したがPR部分を探せない、PRの仕方がわからない、
 志望動機に自信がない…という方におすすめの本。
 
 私はハローワーク経由で求人を探した為、ESは不要でしたが
 履歴書作成の際に活用させて頂きました。
 一旦ESを想定した文章を作成した後、ポイントを絞って履歴書用に短文でまとめる、
 という形式がやりやすいのではないかと思います。
 
 
『無敵の面接』
 初めての面接で撃沈した後に、必死になって読んだ本です。
 
 現役生ならばこの一冊で面接対策は完璧…と感じておりますが、
 留年経験有り・既卒などの場合は「負の部分」について色々説明しければならないので、
 その対処法を詳しく書いている本も併せて読む必要があるかと思います。
 
 「自己評価が低い人を企業は採用したいとは思いません」
 「自分より優れた人もいるでしょう。それは気にせず、自分の中の最高点を示せればいい」
 
 私は上記のメッセージに、特に勇気を頂きました。
 
▼2018年度版はこちら
 
 
2.『マンガでやさしくわかる 成功するNLP就活術』 山崎啓支、JMAM、2013
 
 NLP(神経言語プログラミング)の手法を就活に特化して解説した一冊。
 ストーリー部分と解説部分に分かれており、NLPを楽しく学べ得る構造となっています。
 
 NLPとは何ぞや、という方にはググっていただくとして
 諸事情により自己評価が低く、就職なぞ不可能だと感じている方、
 そもそも自分が何をやりたいのか分からない方、
 就活に関するネガディブ思考を変えたいが、その方法がわからない方、
 …など「心理面」に不安要素を抱える方々に「超」オススメの本です。
 
 ペーシングやらミラーリングやら、頭では理解していてもなかなか実行できない
 心理テクニックについても説かれていますが、そこはひとまず置いておき、
 リフレーム(出来事への解釈を変える)のメソッドを知ることで、自分の思考を
 客観視することができ、低い自己評価を(少しずつ)転換できる!という点が
 本書の最大のメリットではないかと思います。
 
 専門知識の記述の雑さが気になる方にとっては★1の本かもしれませんが、
 就活を短期決戦で乗り越えなければならないネガティブ既卒には救済の一冊に
 なる可能性があるので、「超」オススメすることを許して頂きたいところです。
 
 ▼近所の書店にも多分あるけど、ネットですぐに取り寄せたい方へ
 
因みに私の場合、諸事情により職種・職場の条件を狭めて就活したが故に
現在勤務中の企業は「選んで失敗したかな」とやや後悔しています。
 
「会社の理念(というより社長の考え)が自分と合うか(納得できるか)」
「業務内容に精神的負担を感じないか(自分の興味性格と合致しているか)」
「研修が充実しているか(社員のスキルアップに投資しているか)」
「志望部署の面接担当(上司になる可能性のある方)の人柄が良いか」
 
…最低限この4点を押さえたら企業選びに失敗する可能性は低くなるかと思います。
私が実際に働いてみて特に「考えが甘かった」と思う点であります。大反省。
 
 
以上、少ない情報ですが、かつての私のように
既卒就活で苦しんでいる方々の参考になれば幸いでございます。
 
 
最後に、キャリアカウンセラーの方に指摘されて目が醒めた一言を。
 
『面接で自信の無さをアピールすることは企業側に失礼』
 
不足はありますが、今からそれを補って参りますので何卒宜しくお願い致します!
…という前向きなパワーを感じられない人を採るのは不安ですよね。
 
いかに面接官(社員)を「安心」させるか。そこが大きなポイントです。
 
 

これ、あまり視聴率が取れなくて残念だったな。

次の放映時こそは…!