ここ数ヶ月、新規開講が続いて
あたまの中が渋滞している感じでしたが
ようやく落ちついてくるかなぁ、という雰囲気になってきました。
新規開講のまえには、受講を検討している方のために
体験会とか説明会があるので、そこで
「『ゆるく楽しく』がモットーです」
とお伝えするようにしておりました。
このモットーは、昨年の「クロマチック・ハーモニカの音楽会」での
挨拶のときに初めて口にしたのですが、
まぁ、ずっとそういう心構え(?)でやってきたのを
改めて言葉にしたらそうなった、ということでして、
言葉にしてみたら気に入ったので
機会があったら発表しているわけです。
ですから、わざわざモットーにして謳わずとも
もともとゆる~いので、
「私の教室のモットーは、ゆるく・・・あれ?なんだったっけ?」
といったことも普通に起こっておりますが、
もはや崩壊寸前なのではないかと思われる向きもなんのその
その状態こそをモットーとしているので全く問題ありませんよね。
問題があるとすれば 「楽しく」 の方で、
でもどちらかといえば「楽しく」の方が重要にもかかわらず
これについては最終的には各個人にお任せするしかありません。
たとえば、第2回目の「クロマチック・ハーモニカの音楽会」が
来月に迫っていますが、出演される皆さんはいまどんな心境でしょうか?
お客様に聴いていただく演奏をするために、その曲の練習には
とくに力が入るのが普通なのかなと思います。
私も、本番が終わるまでは少しでも完成度を上げてもらいたいと思って
コメントしますし、
みなさんも上手く演奏できるようにと思って練習されています。
では「上手く」という表現をもう少し具体的に言葉にするとどうなりますか?
「楽譜のとおりに正しく、間違えずに」というのも
「自分のイメージどおりに、気持ちよく」というのも
「聴いてくれる人の心に響くように」というのも
ほかにもいろいろな言い方があると思います。
たぶん、お一人お一人が何を目標にしているのかということですよね。
ということは、自分では 「あまり上手くいかなかった」
と思う演奏であっても
ほかの人からみると 「とてもいい演奏だった」 ということも
あるわけですね。逆もまた然りです。
ほかの人がどう感じるかはコントロールの範囲外ですから
「自分が納得できる演奏ならOK」、という自分基準でよくないですか?
本番まで精一杯練習に励んだなら、
その結果には納得するしかないですよね?
だったら、本番はもう楽しくやればいいじゃないですか。
もし本番で事故ったって、当の本人はしばらく引きずるかもしれませんが、
他人はあっという間にすっかり忘れてくれるものではないでしょうか。
それに、他人にどう思われるかを気にすると不安な気持ちがでてきて
あがりやすくなります(日本人に多い傾向だそうです)。
私の少ない経験上、上手くやろうとか、失敗してはいけないとか考えると逆効果です。
演奏で大事故を起こしたところで、罰金も懲役もないですし
どんなに注意していたって起きてしまう事故はあります。
ですから、ゲームか何かだと思って、
普段の教室も本番も、できるだけ楽しんで欲しいと思っています。
…ていう話をすると、たいてい、
「アタマではそうわかっていても、それができないから・・・」
って反論が出てくるのですが
そこは「習うより慣れろ」です。
失敗したけど不利益が無かった、という経験を何度も重ねると
失敗したらどうしよう、という心配をしなくなってきて
あがったり緊張したりもだんだんなくなってきて、
楽しめるようになっていくのだと思います。
あとは楽しもうという姿勢でしょうか。
こんなこといっている畠山実桜という人は、
あっちの人からもこっちの方からも
「全然緊張しないですよね?」
「なんでそんなに緊張しないんですか?」
とすでに十二分にいわれまくっているのに
それでもまだ事故を累々と積みあげて、いまなお無事に生きていますよ。
それに あがらない、緊張しない = ミスしない ということでもないんですね。
(「全然緊張していない」わけじゃないです、念のため。)
もちろん無事故の方が良いに決まっているので、真似して欲しくはありませんが
せっかくクロモニカを演奏できるのですから
心配ばかりせず、ゆるく構えてどんどん楽しんでほしいと思います。