宮城や新潟など主に東北地方で越冬していたハクチョウたちが再び帰ってきました。
帰ってきたと言ってもこれからシベリアなどへ繁殖のため渡っていくわけですが、その中継地が北海道です。
津軽海峡を渡り一度太平洋岸の湖や沼で休息し、北海道北部へ向かう途中富良野にも飛来してきます。
Ⅴの字の編隊を組んで飛ぶことを「雁行」と言います。
まさに本来はガンの飛ぶ様を言ったわけですが、ハクチョウたちも誰に教わったわけでなくこの飛び方をしていきます。
先頭のリーダーが導く。そのあとを必死に追う姿、そして時々物悲しい鳴き声を掛け合いながら飛ぶ様は胸に沁みます。
この雁行飛行は、すぐ前の鳥の羽ばたきでできる気流を上手に利用して体力の負担を減らすことが出来るそうです。
北海道を飛び立ったハクチョウたちはサハリンを経由してアムール川河口付近で小休止、オホーツク海を渡り、最終の地はロシア北極圏のツンドラ地帯オリマ川河口付近だそうです。
6,500kmを50日ほどかけての渡りです。
それを春と秋繰り返して生活している。
年二回の出会いに彼らの行く先々に想いを馳せる。
これは昨年11月ハクチョウの飛来地で有名な新潟県の瓢湖での撮影。
10月越冬のため北海道を南下し、3月繁殖のため北上します。
この中に我が家の上空を飛んだ子がいるのではないかな、などと感慨深い思いです。
色の黒い子は子ハクチョウですね。
この瓢湖の他、宮城県の伊豆沼は最大の越冬地だそうで、今年の秋にはハクチョウたちを追って是非訪ねてみたいと思っています。




