カナダ留学記ーHarmony Log -16ページ目

カナダ留学記ーHarmony Log

バンクーバー・ブリティッシュコロンビア大学の商学部に進学したビジネス生徒のブログ。学生生活で感じたこと、経験したことが中心。

毎週土曜日の夜(日本時間の日曜日の午後)は必ず更新する予定だが、それ以外にも思いついた時に書きたいことを書くかもしれない。

今日の感想

思ったようにコミュニケーションをとるのは難しいが、練習する甲斐がある。

図書館でコミュニケーションに関しての本を何冊か借りてきた。今読んでいるのは「話すのをやめてコミュニケーションしなさい!」というタイトルの本だ。自分のことを一生懸命になって話すのではなく、相手の話を聞きながらお互い協力して作り上げるのがコミュニケーションであり、現代の情報社会ではこの能力が低下しているという主張がテーマになっている。

効果的なコミュニケーションを図るコツに、「冗談を言わない」というのがあった。これはかなり衝撃的な主張だ。海外、特に英語圏の会話は始まりと終わりはジョークというイメージがあったからだ。著者が言うには、「ジョーク」のリスクが高すぎるので言う価値はほぼないに等しい。たしかに初対面の人とは特に通じない可能性が高いし、冗談というのは簡単に誤解される。大切にしたいコミュニケーションには不必要だ。

人間はコミュニケーションをとらずには生きていけない生物だ。著者曰く、放っておいてもいくら失敗しても、人間は機会が与えられればすぐに会話する。つまり、毎回向上したいと思って少しずつ改善する努力をしていれば、いずれは必ずうまくなることが保障されている。ストレスだからいやだ、というように避けられないのなら、当たって砕けてきれいな欠片を拾い集めるしかない。


今日のごはん

朝:シリアル、味噌汁。

昼:サンドイッチ、ロールキャベツ。

夜:サラダ、ほうれんそうとベーコンのソテー、マフィン(野菜をいっぱい食べたかったので用意したら朝ごはんみたいな夕飯になった)。

間食:クッキーをたくさんもらった。


目からウロコ

マフィンを購買で買うとき、学生カードが使えず現金を持っていない!というハプニングで、列の後ろに並んでいた心優しい人が奢ってくれた。とてもうれしかった。こういうのを「Random acts of kindness-見ず知らずの人に対しての親切心」と言うのだろうが、初めて経験した。

調べたところ、こういうrandom acts of kindnessは北アメリカで1980年代に始まったらしい。
レストランで破格のチップ(ピザに対して$500)を渡したり、スーパーで後ろに並んでいる人が前の人の分の買い物と自分の分を合わせて支払ったりする。


今日の疑問

自由課題論文のテーマを明日の授業までに決めなければならないが、いまいち自分の選んだものに自信が持てない。どうやったらうまくテーマを決められるのだろう。


UBCキャンパス情報

寮の地下にある洗濯部屋には洗濯機が10台と乾燥機が12台ほどある。洗濯機の数は寮によって違うが、値段は洗濯機が一回$1.25で約30分、乾燥機が$0.65で30分だ。乾燥機は30分では足りない。時間を追加すると15分で$0.65に値上がりする。

支払いは洗濯カードというプリペイドカードを一度購入し、これにお金を補充する。洗濯カードは寮の一階で専用の機械から購入できるが、最初にカード代として$5支払わなければならない。

日曜日。体調は少し良くなった。ここのところ暖かい日が続いているおかげでもあると思う。もうすぐ天気が崩れるそうなので少し不安だ。暖かくして寝ようと思う。

今日の感想

今日はためにためた宿題をかなり片付けた。金曜日の中間テストのため、数学と経済学以外は最低限しかやっていなかったのだ。経営学のCOMM 101の宿題が三つもあって、かなり焦った。何とか終わらせたが、次はもう少し計画的にテスト勉強とほかの教科のバランスが取れないかやってみようと思う。

昨日の夜10時に布団に入ったものの、今朝目が覚めたのは朝10時に近かった。風邪をひいているので仕方がないと思うことにする。どうせなら朝昼兼用でブランチを食べようと思い、多めの朝ご飯を食べた。11時ごろに部屋を出て図書館に向かい、そこから2時近くまで勉強した。寮に帰ってきてからまたいくつか宿題を片付けて、5時少し前から夕飯の支度をし、6時からまた勉強。7時半ごろに切り上げて寮の一階でやっていた「ハーブを植える」というイベントに参加し、ミントをもらってきた。8時過ぎから10時までロビーのゲームルーム(ビリヤード台や卓球台、グランドピアノが置いてある部屋)でヴァイオリンを練習していた。途中で日本人の人と知り合いになり、「キラキラ星」を教えて帰ってきた。今はお茶を沸かしつつ今日の和菓子は何にしようかと考えながらこの日記を書いている。

そうそう、先々週買い物に出かけた時、殺風景な部屋が悲しかったので花を買ってきた。
クリサンセマムのサニー


菊(Chrysanthemum)だ。買ったときは意識していなかったが、日本の国花は菊ではなかっただろうか。「サニー」と名付けたのでまったく日本人の要素はないけれどね。

今日のごはん

朝・昼:オープンサンド二種、ハンバーグ、サラダ。インスタントコーヒー。豆から挽いたコーヒーが飲みたい。

今朝のごはん


夜:ロールキャベツ、ポテトピザ(ピザ生地の代わりにジャガイモを薄く切って卵で和え、上にソースと野菜とチーズをのせて焼いたもの。レシピ本に乗っていた。)

目からウロコ

自分の部屋よりも低い位置が雲海になったときの写真があったので載せておく。海が一面雲に覆われているなんとも神秘的な夕焼けだ。朝はもう少し手前に雲があったのだが、夕方になるころには海上に移動していた。

海上の雲海



今日の疑問

ここのところほぼ毎日一階のゲームルームでヴァイオリンを弾いているが、迷惑ではないだろうか。グランドピアノのほうが音が大きいので大丈夫だと思っているけど、少し気になる。かといってわざわざ空いているかもわからない音楽室に足を運ぶのは面倒だ。


UBCキャンパス情報

数日前、日本から荷物が届いた。ポストを見たら「荷物預かり票」と書かれた紙が一枚入っていたので、それを寮のフロントデスクに渡したら荷物と交換してもらえた。わざわざ郵便局まで歩かなくていいので便利だ。

荷物

今日の感想

起きたら2時だった。

金曜日の夜に中間テストが二つあった。数学と経済学だが、それぞれかなり勉強したつもりだ。これで60%を切っていたら(60%以下赤点)もう仕方がないと思う。高校時代の中間テストはこんなに勉強しなかった。勉強しないでいい点数を取ることが「頭がいい証拠」だと信じて疑わなかったからだ。大学に入った今なら違うと断言できる。努力しないでいい点を取るのは悪いことではないが、出てくる成績は自分の最低限の能力を表してしまう。実力を図るためにテストをするのに、結果的に実力が不明ではテストをする意味がない。

それに、ビジネス学部には頭のいい人がごろごろいる。みんなクラスで主席か、生徒会長をやっていたかだし、一年生ですでに会社を立ち上げている人もいる。そんな中で「勉強せずに効率よくいい成績をとる」ことに集中しても全く価値がない。おそらく、みんな要領よく勉強してきた人たちばかりだ。なら私にできる最大限のことはとにかく妥協しないことだろう。常に自分の限界を探していれば、いずれどこか特化する能力がでてくる。それまで地道にやっていくつもりだ。

勉強のことはさておき、今日は一週間でもっともグダグダできる日だ。授業もないし、基本的に友人と会う約束は平日がいいと思っているから土曜日はまったく予定を入れないようにしている。土曜日は自分の日。

遅く起きて、少し宿題をやって、部屋を片付けて、といろいろやっている間に4時になった。冷蔵庫に野菜とタンパク質が入っていなかったので、スーパーとその向かいの八百屋さんにでかけた。最近買い物がうまくなった気がする。具体的に言うと、余計なものをあまり買わず、様々な種類の商品に惑わされにくくなった。パン一つとっても二十種類あるので、慣れないうちは棚の前で延々と悩んでいたものだ。

五時半に帰ってきて夕飯の支度をした。日本の家族から届いた荷物の中に一人暮らしの料理本が入っていたので、試しにロールキャベツを作ってみた。なかなかうまくいったと思う。豚ひき肉が600 g単位でしか売っていなかったので、今日全部ロールキャベツかハンバーグに料理した。ブロッコリーをゆでて来週の準備をしたり、使い終わった鍋を片付けたりしているうちにあっという間に8時半になった。その後は同じく日本から送られてきた緑茶と和菓子を楽しみつつ料理本を読んで、明日の昼飯と夕飯を考えていた。

母がよく昼食を食べ終えた後すぐ「夕飯は何がいい?」と聞いてくることがあったが、今ならその気持ちがよくわかる。

時間を好きなように使える今日は優雅な一日だった。


今日のごはん

朝:寝ていたので食べ損ねた。

昼:寝過ごした。

夜:ロールキャベツ、パン。シンプルに見えてかなり手が込んでいる。キャベツをまくのに苦戦。

間食:夕食後なので間食でもないが、小さいもなかを一つ。洋菓子より和菓子派と断言できる自分としては幸せなひと時だった。


目からウロコ

今日あった出来事ではないけれど、思い出したので書いておく。

たまにだが、私はカナダ人に間違えられる。

外見は黒髪黒目だし、顔立ちは思いっきり日本人なのだが、アメリカに留学していた経験があるため英語の発音がネイティブスピーカーに聞こえるそうだ。カナダ、とくにバンクーバーは移民が人口の四割以上を占めるため、二世、三世となると「カナダ人」と名乗るひとが多い。私の英語の発音はアメリカ東部の発音で、バンクーバーにいる大多数のアメリカ人が西部出身の発音をするのも勘違いの原因らしい。カナディアンアクセントはアメリカ東部のアクセントに似ている。

周囲の「アジアの外見」に対しての反応が以前留学していた時とは本当に違う。外見では国籍を判断されない。口を開いて、自己表現をして、初めて「え、カナダ出身じゃないの?」と聞かれる。

カナダのこの環境がいかに「国際化」の最先端を走っているかを知った。


今日の疑問

ルームメイトの一人が4リットルの牛乳を買ってきているのだが、どうやって一人で消費しているのかが疑問だ。私は2リットルがやっとだった。


UBCキャンパス情報

期末テストは夜行われることが多い。今回のテストは夜8:40までだった。

ちなみにテストの後、大学内にあるパブに多くの学生が行ったのではないかと推測している。金曜日の夜だったからね。

もう今年も残り二か月か...。そろそろ来年の目標を考え始めなければ。

今日の感想

明後日に迫った中間テストのためにせっせと問題を解いたりまとめノートを作ったり単語帳を用意したりしている。高校時代苦手だった数学も、毎日一時間以上やっているので少し自信がついた。人より理解するのに時間がかかるだけだったようだ。

風邪がなかなか治らないのでちょっとイライラする。のどが痛いのはほとんど治ったのだが、痰がからむし声が低い。普段の声が高めだと自負しているので、それと比べると地の底から響くような声...とまでは行かないけれど、しゃべるたびに自分の声に驚く。

ルームメイトのサラも風邪を引いたらしく咳をしている。もっとも、彼女のほうが私よりよほど調子が悪そうだ。かなり線の細い女子なので、いつ倒れるかとこちらがハラハラしてしまう。たぶん彼女の体調が私よりも悪いのは食生活のせいだと思う。自炊に慣れないうちは栄養バランスを崩しやすいと考え、私は積極的に野菜を買ってきていた。対してサラの食生活を見ていると、インスタントのオートミールかマカロニかシリアルだけだ。一日一食は外食しているのだろうが、それにしても炭水化物ばかりだった。

運動学の生徒なんだから知識はあるだろうし、もう少し体に気を遣えばいいのにと思ったが、それを運動学にいる日本人の友人に伝えると「だから授業後の食事で罪悪感に苛まれるのが運動学の生徒」と苦笑しながら言われた。

そういえば二週間冷蔵庫に入れてあったピザはサラのものだったな。捨てようかと提案したら猛反対されたから放っておいたが、それを食べたらしいから恐れ入る。

こうやって日記をつけているとどうも「ごみを捨てる」ということを書くことが多いということに気が付いた。とことん無駄は排除したいタイプらしい。A型でもないのにな。


今日のごはん

朝: シリアル。

昼: 卵のサンドイッチとPB&J。なぜピーナッツバターのサンドイッチを毎回作るかというと、ルームメイトのエミリーが2リットル瓶のピーナッツバターを買ってきて「多すぎるから使っていいよ」と言ってくれたからだ。まず2リットルのピーナッツバターが存在したことに驚いたが、それを買ってきたエミリーにも驚いた。六人で使って一か月ほどたつが、まだ四分の一しか使っていない。

夜: 昼の卵サンドの中身とパスタを和えて見た。なかなかおいしかった。チャイも作った。シナモンとショウガが体を温めてくれるし、紅茶のタンニンには抗菌作用があるし、牛乳の脂肪分がのどの痛みを和らげてくれるので風邪をひいた私に優しい。砂糖はちゃんと自重した。


目からウロコ

コンディショナーを使うと髪の毛がサラサラになる。

世の中の女子の大半はこれを読んで「何をいまさら」とあきれるだろう。私も今これを書いていてそう思っている。けれど、どうしても私の感動を記録しておきたかった。

二週間を固形石鹸で過ごし、その後皮膚を刺激しないようベビーシャンプーを二週間ほど使ったため、合計一か月ほどリンスも何も使っていなかった。けれど、さすがに鏡を見たときあちこちにはねまくっている髪を見て悲しくなったので、急いで(片道一時間半かけて)コンディショナーとドライヤーを買ってきたのだ。

それから二週間がたった。髪の毛は相変わらず少し跳ねているが、触り心地はちゃんとサラサラになった。(ただやはり皮膚が弱いのか、コンディショナーを使うとすぐ頭がかゆくなるのは難点だが。)

「使えない」ということを経験して、初めて物のありがたみがわかる。


今日の疑問

授業が長い日のほうが勉強に身が入るのはなぜだろう。4~5コマある月、水、金のほうが1~2コマの火、木よりも集中できる。


UBCキャンパス情報

キャンパス内には図書館が九つあるが、すべてネット上で検索して本を予約することができる。ただし利用するにはUBCの生徒であることが条件で、IDとパスワードが必要になる。

また本だけでなくオンライン上のジャーナルや文献も多く保持しており、こちらもIDとパスワードさえあれば無制限に利用できる。本来は有料なものもあるのだが、学費に含まれているので支払う必要はない。


すがすがしいほどきれいな晴天だった。空気が乾燥しているせいか、青がとてもきれいだ。

今日の感想

昨日までの雨が嘘だったかのように晴れた。気分も昨日よりずっといい。天気がこれほど精神に影響するものだとは考えていなかった。

だんだんクラスで発言する勇気が出てきた。たいしたことは言えないけれど、周りの発言を聞いているとそれもあまり大したことは言っていないのでよしとする。今日はCOMM 101の教授の一人に顔と名前を覚えてもらった。ちょっと、どころかかなり嬉しい。

「教授にアピールしなさい!オフィスアワー(授業外で教授と会話できる時間のこと)に積極的に行きなさい!」と言われてもスケジュール上不可能なことが多かったり、クラスの人数が多すぎて難しかったりする。しかも集団に含まれてしまうと積極性に欠ける私は大勢の生徒の中に埋もれてしまう気がしていた。

そんなシャイな私が見つけた打開策:最前列ど真ん中に座って、教授の動きを刮目して聞くこと。

最前列のど真ん中は普通の生徒なら避ける位置。あえてそこに座ることでしゃべらなくても教授の目に留まる。毎回同じ位置にいれば必然的に顔は覚えてもらえる。あとは小さな勇気を発揮してたいしたことではないけれども授業に関係した発言を二、三回すれば名前も覚えてもらえる。

消極的だが授業に参加していい印象を残したいというパラドックスを抱えた人にお勧めだ。


今日の献立

朝: 昨日の夜炊いたご飯で塩と梅干のおにぎりをひとつづつ作った。顔がほころんだ。

昼: 時間がなかったのでグラノーラバーとコーヒー。

夜: 鮭と卵のおかゆ、ザワークラフト、(しなびてしまった)レタス、ハム。米を食べる夕飯は幸せな時間だ。デザートにアイスクリームにインスタントコーヒーをかけてみた。おいしかった。


目からウロコ

特になし。あまり驚かない日だってたまにはある。強いて言えば今日は風が強かったのでコンタクトレンズにしなくてよかったと思った。物理的に目からウロコ(コンタクトともいう)が落ちそうなほど乾燥した強風だった。


疑問

中間テストの試験会場は普段の教室ではなく、別の部屋を借りて行うらしい。行ったことのないビルディングなので、果たして無事たどり着けるだろうか。


UBCキャンパス情報

キャンパス内に大学病院がある。キャンパス周辺でけがをすると必ずここに運ばれるらしい。歯科医院も併設されている。万が一の時には対策はばっちりということだろう。

願わくはお世話にならないことを祈っているけれども、保険のような安心感はある。