突然ですが、春っていいですよね
桜*


空も、公園も、食べ物も、服の色も、鮮やかな色がまぶしい。

どんよりした長い長い冬を越してやってくるから尚更です。

春はあらゆる生命活動がさかんになる時で、

それをいち早く感じさせてくれるのが、植物たちですはっぱ



もちろんヒトも、ミクロの細胞が集まった生物ですから、

その細胞たちの代謝活動がアップして、解毒器官が働きやすくなり、

湿疹やじんましんが出たりすることありますよね。



ハーブを使っていると、

そのハーブが一番エネルギーにあふれる時がいつなのか、

やはり気になってきます。どうせなら効果的に利用したいですからてへ



で、大半のハーブが春に葉を繁らせ、花を咲かせるので、

やはり春に摘んだものが一番いいのではないかと。

こだわりのハーブには、収穫時期が記してありますしね。

もちろん葉や花部ではなく、根や樹皮などの部分を使うハーブは、

この限りではありませんが。



そこで、少し前に、

春に活用すべき(春にエネルギーが増す)ハーブについて書きました↓


肌荒れ・花粉症など春のセルフケアに!お役立ちハーブ4つ


花粉症の救世主!?「べにふうき茶」の効果的な飲み方って?





ところで、春といえば花粉症、花粉症といえば春、

ってな具合に、春は花粉症のケア方法についての情報が氾濫します。

効果があるものと、?なものまで様々ありますが、

まず試すだけ試して自分に合うものを取り入れるのが一番ですね。



ちなみに、私がかなり昔から推奨しているのが、

上記の記事にも書いた 「べにふうき茶」です。

ただし、花粉症に効果的なのは「べにふうきの緑茶」です。



そもそも「べにふうき」は紅茶を作るための品種でした。

が、発酵過程で有効成分の「メチル化カテキン」が消失してしまうため、

発酵させずに緑茶として飲むことがメジャーになったわけです。



でも、日本産の紅茶って、あまり聞かなくない?



有名なダージリンやアッサムはインド、セイロンはスリランカが原産。

紅茶(緑茶もウーロン茶も)の茶樹であるカメリア・シネンシスの原産地、

中国ではキームンなどの茶葉がよく知られています。

その他最近ではアフリカやネパールなどの国々でも紅茶は作られています。



日本は昔から緑茶の需要が高かったわけですが、

昭和初期に紅茶を作ろうという試みがなされました。

そして最初に作られた交配種が「べにほまれ」という品種です。

この「べにほまれ」と、中国系統のダージリンの交配種が

「べにふうき」というわけ。



花粉症には「べにふうき緑茶」が断然オススメですが、

冬季の冷えには紅茶の方がベターですgood

なぜかというと、発酵度が高くなるほど温める作用が強くなるから。

よって、緑茶やウーロン茶より紅茶のほうが冷えに良い、と。

まぁカフェインが含まれるので、量には気をつけないとですけどね。



ちなみに「温め療法」の元祖である石原結實さんが勧めるのは、

紅茶に乾燥しょうがを入れる「生姜紅茶」でしたね紅茶



これからどんどん気温が上がりますが、身体は冷やさないように、

紅茶をうまく取り入れてみるのもいいかもしれませんニコ