少し前に書いた植物美容オイルの記事で、
アルガンオイルを取り上げたことがあります。
アルガンオイルとは、モロッコ南西部に生息する
アルガンツリーの種子油のこと。
日本では美容オイルとして知られていますが、
実は原産地のモロッコでは、
主に食用オイルとして使われています。
主に食用オイルとして使われています。
実は私、モロッコに行ったときに、
アルガンオイルの抽出作業を見たことがあります。
当時はアルガンオイルなど聞いたこともなく、
モロッコで主流のオイルかぁぐらいに思っていました。
行ったのが2010年なので6年前ですね。
私が見たアルガンオイルの抽出作業は、
本当にすべて手作業でした。
風味はアーモンドに似てるかな。
ビタミンEが豊富でその点も同じですね。
種子をつぶしたペーストをパンにつけて食べると、
これがとっても美味しいのです。
香ばしくコクがあってほんのり甘い。
モロッコの旧市街から車で数時間。
ひたすら荒野を走っていくと、そのお店はありました。
走っても走っても、こんな風景がずっと続きます
途中たま~に小さな路面店(のようなもの・笑)があります。
お店は広くてキレイでした。意外に人がくるのかも?
果肉から種子を取り出す作業。
取り出した種子をこちらの道具で挽いてオイルを抽出します。
挽きたてを試食させていただきました
これが本当のコールドプレス(低温圧搾)というやつですね。
冒頭にも載せた風景写真のように、
アルガンツリーの生育地は水がほとんどない砂漠地帯です。
そこで地中深くに根を伸ばし、水を吸い上げて成長します。
生命力が強いと言われるのはそうした背景があるから。
でも一般的に植物は、水の少ない環境におかれると、
一生懸命根を広げる習性があるので、生命力が強いのは
何もアルガンツリーに限ったことではないのだけどね。
植物は自分の置かれた環境をしっかり把握して、
そこで生きていけるように順応するのです。
とやかく文句ばかり言う人間様とはえらい違いだね
ちなみに私は、アルガンツリーを見るために
砂漠地帯に行ったのではありません。
目的地はココでした↓(名前忘れちゃった)
まだ旅行の序盤だったので、これでも白いほうでして、
最後のほうに行ったエッサウィリアでは黒焦げっていう・笑↓
北欧と東ヨーロッパ以外、
どこの国に行っても現地の人だと思われる私です
ある意味、植物みたいに順応して生きていけるタイプかも?笑