ほっとしたとき、疲れた時、一息つきたいとき、

何を飲みたいですか?



と、こんな質問をしたならば、

おそらくコーヒー派と紅茶派に分かれるでしょうね。

お酒が好きなら、ビールという人もいるかな?



こんな記事を書いておきながら・・・えへへ…

知ってた?緑茶の種類とカフェインレスな飲み方



私は断然、紅茶派ですてへ



というか私、コーヒーが飲めません。。

コーヒーの香りは好きですが、

それでも紅茶の香りのほうが落ち着くかな。



紅茶はたくさんのフレーバーティーがあって、

いろいろな風味を楽しめますよね。

このコーヒーや紅茶の香りを外国では

「アロマティック」と表現します。



「アロマ」というと、どうしてもアロマテラピーや

精油などを思い浮かべがちですが、

Aromaは英語で「芳香」という意味であって、

特に植物の香りを指すことが多いのです。



コーヒーや紅茶も立派なハーブティーゆえ、

アロマティックな香りと言えますよね。



紅茶の原産地は、意外にも中国です。

今でこそ英国のアフタヌーンティーなどが流行していますが、

本当はとてもオリエンタルな飲み物だったのです。



フランスの老舗紅茶専門店マリアージュフレールに、

マルコポーロというフレーバーがあります。

私はこれが大好きで、フランスへ出張に行くたびに

ホテルで毎朝このマルコポーロを飲んでいました。


お友達がプレゼントしてくれました好





なんともいえない高級感あふれる甘い香りを放つ一方、

味はしっかりしていて少し渋みもあります。

この香りは一体何なのか!



そう思ってマリアージュ・フレールのHPをみると、

「甘い花と果物の芳香」と説明がついていました。

さらに調べると、どうやら、

中国の魅惑にフルーツとチベットの不思議な花のミックスフレーバーティー

なのだとか。そう、オリエンタルなのです。



マルコポーロはヨーロッパにアジアを紹介した

「東方見聞録」の著者として知られていますから、

中国やチベットの素晴らしい花や果実の仲介人という意味で、

この紅茶にマルコポーロと名付けたのでしょう。



ちなみに世界三大銘茶は、

中国の祁門県(キモンケン)が産地のキーマン、

セイロン(現在のスリランカ)のウヴァ、

インドのダージリンの3つ。



ダージリンは「マスカットフレーバー」(マスカットのような香り)

と言われる独特の香りを持っていて、

「紅茶のシャンパン」とも呼ばれていますね。



ちなみに、よくあるアールグレイは茶葉の種類ではなく、

中国茶葉をベースにベルガモットの香りをつけた、

いわばフレーバーティーの一種です。



そのほかにも、よく見かけるオレンジペコーも茶葉の名前ではなく、

茶葉の形状を表すもので、1.7センチほどの針状の茶葉のことを指します。

よくOPなどと書かれているかと思います。

フラワリーオレンジペコー(FOP)は柔らかい先端部分の茶葉、

ブロークンオレンジペコー(BOP)はOPを細かくしたものです。




コーヒー、紅茶、緑茶のお話をし出すと、

長くてつまらない記事になってしまうのでここまでにしよう!笑

今回はマリアージュフレールのマルコポーロのお話を書きたかったはず!



ホッとしたときに飲みたいもの、

もし時間があったら詳しく調べてみると楽しいです。

どんな歴史をたどって今、自分の手元にあるのか、

それがわかると味わいも一層深まります。