実は12月頭に引っ越しをしまして、

ブログにたどり着けない状態が続いておりました汗



遅れた仕事を取り戻し、やっと一段落ついたので、

またいろいろ書いてまいります。



で、今日は、かなり前になりますが、

LARで公開された私の記事にちなんで㊦㊦( ̄^ ̄





これは「食品の裏側」という大ベストセラーを出版された、

安部司さんの「なにを食べたらいいの?」という本を参考にしました。



安部さんは過去に、添加物と食品の専門商社に勤めていて、

100種類ほどの加工食品の開発にも携わっていた方です。



ある日、愛娘の誕生日の食卓に、

ご自身が開発した肉団子が並んでいたそうです。



そしてそれを美味しそうに食べる家族を目にして、

彼は呆然としてしまったのだとか。



その肉団子は、添加物という魔法がかかっていなければ、

ペットフードにしかならないようなクズ肉だったのです。



娘さんはその肉団子が大好物で、

お父さんが作っているなら安心ね、と食べていました。



彼はそんな娘の姿を見て、

「こんなもの子供に食べさせていいわけがない」と、

 翌日に辞表を出したのだそうです。





何事においてもそうですが、

子を持つ親になると、つまり守るべき大切な存在ができると、

本質を見極める目が肥えるような気がしますね



何が良くて、何が悪いのか、

何が正しくて、何が間違っているのか、



簡単なことのはずなのに、なぜか大人になると分からなくなること。

結構たくさんあったりします。


守りたい人がいるという原動力こそが人を動かす。

そして底知れぬ力を発揮するもの、かな?





ちなみに、なぜこの記事を書いたのかというと、

私自身が自然にこの「ひ・ふ・み」を避けていたからです。

なるほど、こう言えばいいのか!と思ったものでつい笑い



特に思うのが昨今流行しているスーパーフードについて。

元々日本人が食していたものではないですよね。



アサイー、ヘンプ、カカオ、チアシードなどなど。

これらの植物が育つのは南米などの熱帯地域がほとんどです。

日本の気候と比べるとずいぶん差があります。



抗酸化物質(アンチエイジング物質)が多いのは、

焦げるような太陽光線から身を守るためであり、

その恩恵を受けるのはその植物と一緒に生きる人々です。



私たちが食べても効果がない、とは言いません。

だって実際に栄養価は豊富なのでしょうから。



でも毎日食べるものかなぁ?



四季おりおりの気温変動がある日本では、

その季節に合わせて食べるものが変わるはずです。



暑い時は熱を散らすものを、寒いときは熱を生み出すものを。

暖かくなる春には冬の間に溜まった毒素を出し、

肌寒くなる秋には冬を越すために滋養をつける。



この四季のリズムは、

私たちが生まれるずーっとずーっと前から

遺伝子が経験してきたこと。



だから私にとってスーパーフードはあくまで嗜好品です。

それよりもこの季節なら白菜、大根、小松菜、キャベツ

などのアブラナ科のお野菜が旬で美味しそううまー!



ちなみにキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの祖先は、

なんとあのケールです。全部アブラナ科ね。



大きな葉が特徴的なケールですが、

その葉っぱが大きくて数が多いものを育てるうちに、

葉が重なるものができて、キャベツが生まれたと。



もともと交雑しやすくて、適応力のあるお野菜であり、

東西南北どこへ行ってもアブラナ科のお野菜は存在します。

まさに命を繋ぐために生まれたお野菜ですねきらきら



さて、今日もその命をいただきますお箸