先日LARで公開された私の記事㊦㊦( ̄^ ̄にちなんで





私は辛いものが苦手でして、

唐辛子ベースのものは食べられませんし、

お寿司もわさびは抜いてもらいます苦笑いw



お寿司といっても生魚が食べられないので、

アナゴやタマゴなどのお子さまネタに限るのですが。。えへへ…



でも、アーユルヴェーダで使うスパイスは好きで、

料理にもよく使います。



中でもターメリックガラムマサラは、ほぼ必需品・笑

パウダーだとスープやカレーの他にも、記事に書いたように、

炒め物や揚げ物に加えることもできて便利です。





ターメリックとはウコンのこと。

春にピンクの花をつける春ウコンと、秋に白い花をつける秋ウコン、

と主に2種類ありますが、薬効が高いのは秋ウコンです。

初秋になるとちらほらとスーパーにも並びますね。



ウコンといえば、、、

飲酒前にウコンパウダーなどを飲むと悪酔いしない、

などと言われています。



これは、ウコンに含まれる、

クルクミンという黄色色素成分が、

肝臓や胆のうの機能を上げるからです。



アルコールは身体に入ると肝臓へ運ばれて、

アセトアルデヒドという有害物質となります。



顔が赤くなったり、頭痛がしたり、吐き気がしたりといった症状は、

このアセトアルデヒドの中毒症状です髑髏



この有害物質は最終的に、

水と二酸化炭素にまで分解されて尿となり排泄されます。

が、その量が多すぎると分解が進まず、体内に蓄積します。



肝細胞を傷つけて肝硬変を引き起こしたり、

脂肪分解を抑制して脂肪肝を招いたりするなど、

アセトアルデヒドは身体に良いことは何もしません。。ガクリ





ウコンに含まれるクルクミンには、

肝臓のアルコール代謝を助けて、解毒を促す作用がありますから、

お酒を飲むぞー!という日は、予めウコンを摂ると良いわけです。



現代人はただでさえ肝臓を酷使しているので、

こういった強肝ハーブはお酒を飲む時だけでなく、

普段からちょこちょこ取り入れても損なしですグー



ちなみにこのクルクミンという成分は、

2型糖尿病の予防に効果的であるという報告もあります。
2型は生活習慣の乱れによる糖尿病のことね。



膵臓のβ細胞の損傷を修復するそうで、

「血糖値が通常より高いが、糖尿病より高くない状態」

の時に摂ると、糖尿病になるのを予防できるのだそう山p



とはいえ、糖尿病は生活習慣病なので、

ハーブ以外にも自分で生活習慣を変える努力は必要ですけども。



こういった作用の他に、抗炎症作用もあるので、

パウダーをペースト状にして、外用に用いることもできます。

私はウコンで外用剤を作ったことはありませんが、

腫れとか痛みとかになかなか良いらしいです。





ただし、このように強力な作用があるので、

万人が使えるものでもありません。



妊婦や授乳婦、乳児のほか、

胆管障害や胆石持ちの方などは、使用しないこと。



旅先でターメリックに出会ったマルコ・ポーロは、

「果実がサフランに似ていて、種類は違うが充分代用できるいえー 」

と書き残しています。



彼はターメリックをサフランの代用品として、

西洋で広められると考えたようですね。



ハーブの歴史を追っていると、

当時の人々が未知の植物に出会った時の驚きと、

感動を疑似体験しているような気持ちになりますきらきら



最初に口にした人は果たしてどう思ったのか、

もっと聞いてみたい気もしますよね音符