続いてます。未読の方はまずこちらをどうぞ㊦㊦( ̄^ ̄

デトックスハーブいろいろ①




デトックスに使う「流すハーブ」をご紹介してます。

前回エルダーフラワーについて書きましたが、
実は日本人にとってもっと身近で優秀なハーブがあります。

それは何かというと、緑茶です。



緑茶は、ヨーロッパでは立派なメディカルハーブ。
スーパーでもハーブティーのコーナーに置いてあります。

緑茶の学名はCamellia sinensisといって、
この「茶」という呼び名は、中国の広東語CHAから来ており、
英語の「TEA」やフランス語の「THE」は福建語のTAYから来ています。

皆さんご存知とは思いますが、
緑茶と烏龍茶と紅茶の茶葉は、全てこの植物から作られます。

発酵度によって風味が変わるのですね。
緑茶は不発酵、烏龍茶は半発酵、紅茶は完全発酵茶です。

ちなみにここでいう「発酵」は、
お茶の葉や茎に含まれる酸化酵素の成分変化によるものです。
よって、納豆や味噌のような酵母菌によるものではありません。




各茶の風味の決め手となるのは、
抗酸化物質のポリフェノール、カテキン類の量の違いです。
このカテキン類はもちろん、緑茶に一番多く含まれていますgood

中でも特有の成分が、エピガロカテキンガレートというもの。
抗酸化ストレス、抗発がん、抗動脈硬化、抗ウィルスと、
いろいろな薬効が目白押しスゴイ

緑茶が健康に良いというのは、
このカテキンによる抗酸化作用を指しているわけですね。

あと緑茶には、収れんや止瀉、殺菌作用のある、
タンニンも多く含まれています。

なので、外用として止血や消毒にも使えるのです。
緑茶、あなどれませんgood




ちなみに、緑茶の利尿作用はカフェインによるものです。
紅茶にも含まれるわけですから、緑茶にないわけがないえへへ…

カフェインの利尿作用は意外とバカにできません。
たまにのんびり緑茶や紅茶を飲んでいると、
何度もおトイレに走ることがありますからねダッシュ

でも同時に興奮作用も強いわけです。。
その昔、厳しい修行に励んでいた僧侶が、
カフェインの覚醒作用を利用したというくらいですから。

また、アンドリュー・ワイル氏によると、
カフェインは泌尿器系にも刺激を与えるとのこと。
思い当たる方は、カフェインを断つのも手です。

ちなみに、世界三大茶のひとつであるマテ茶も、
緑茶と同じようにカフェインやミネラルが豊富です。

これを多飲するアルゼンチンやパラグアイの人々が
いつも陽気&短気なのは、このカフェインが原因だと、
現地に住む日本人女性が言っていました・笑




続いての「流すハーブ」は、スギナについてです。
実は一度書いた記事がなぜか一気に消えてしまって。。
「いいね」も頂いていたのにゴメンなさいガクリ
思い出してまた同じ記事を書きます。。。

興味のある人はまた読みにいらしてくださいね。