生物学者の福岡伸一さんによる、
生命に関するある考え方を記載しました。
たしかに生命体は子孫を残すように作られています。
しかしそれは生物としての義務ではありません。
生き物には繁殖に成功しないで一生を終える個体はたくさんいますが、
子孫を残せなかった個体にも罰や不利益はありません。
遺伝子は私たちに子孫を残せと指令しているのではなく、
むしろこう命じているのです、自由であれと。
自由って、なんだろう?
そして同時に不自由ってなんだろう?
日本は戦争で命の危険にさらされているわけでもなければ、
貧困や飢えで苦しんでいるわけでもない。
家族がいて、仕事があって、
美味しいものを食べて、趣味にひたることもできる。
有限な時間を何に使うか、自分で選択することができる。
じゃあ、私たちは総じて皆、自由と感じている?
きっとそうじゃない。
そこで思うこと。
自由であるということは、自分の中に枠を作らないこと。
不自由であるということは、自分が作る枠の中にいること。
ゴミ山を漁る親のない子供たちが
僕たちは自由なんだ、という。
何億ドルと稼ぐトップ女優が、
私は自由なのよ、という。
毎日会社に出勤するオジさんが、
俺は自由だからね、という。
彼らにとっての「自由」は全く違うものに見えて、
実のところ本当はまったく同じ。
自分が自分に囚われていない、ということ。
私の周りにはそんな自由な女性たちが大勢いる。
皆とても美しくて、キラキラしている
生命体として自由に生きることで、その人の人生が輝く。
これはホリスティックビューティに通じることだと思う。
ちなみに私は水瓶座
常識にとらわれない自由な心で、
新しい世界を創造していく星座。
だから、「自由」は、
私の中でとても大切なキーワードでもある。
もっとはみ出してもいい。
もっと違ってもいい。
道がなければ作ればいい。
古いルールは書きかえればいい。
真っ白な未来に、新しい風を吹かせる。
そんな「自由」が生み出す「美」を創造していきたいな。