今ここに2つのトマトがあるとします。
あなたはどちらを食べたいと思うでしょうか

トマト真っ赤に染まったトマト
トマト・ファースト系薄い色のトマト


なんとなくだけど、色が濃いほうがおいしいかも?4栄養あるかも?4なんて思いませんか

これ、より健康になりたいという生き物としての直感なんですかね。
このトマトにしても、かぼちゃにしても、ブルーベリーにしても、バラにしても、
色素が濃いほうが抗酸化物質が多く含まれているのです。

抗酸化といえば、アンチエイジングに欠かせないもの
健康で美しくなるための物質といっても過言ではありません。


植物が抗酸化物質を自ら作り出すのには、れっきとした理由があります。


太陽の光から栄養を作り出す植物は、その恩恵を受けると同時に有害な紫外線をも浴びることになります髑髏
人間と違って移動できない植物が受ける紫外線量は相当なものですよね。
「植物は紫外線の害を受けないのかな?3」いえいえ、そんなことはありません
植物にとっても紫外線はやっぱり有害です。

そこで彼らは、その害に対抗するために、自ら抗酸化物質というものを作り出したわけです。
よく知られているものにフラボノイドやポリフェノールなどがありますよね。
それらの一種に色素成分というものが含まれ、代表的なものにアントシアニンカロテンがあります。

この2つの色素成分は植物や花が美しく色をつける素になる物質なのですkirakira
アントシアニンは、赤や青い色の花や実の皮、果肉などに含まれています。
ブドウやブルーベリーの紫色なんかもそうですよね。
他にも、バラやアサガオなどの花の色素もアントシアニンです。

一方、カロテンは主に黄色の色素で、タンポポや菊などがそうです。
普段の食卓に並ぶカボチャやパプリカ、トマトなどの色鮮やかな野菜もカロテンを含みます野菜


植物は紫外線から身を守るために、自ら色をつけることで、その害を消去しているんですね。
強い紫外線と太陽の光が多ければ多いほど、たくさんの色素を作って自身を守ります。
つまり、色が濃いほうが、より抗酸化物質も増すというわけです


こうして考えてみると、植物は逆境が厳しいものであればあるほど、色鮮やかに美しく咲き誇るのですねきらきら

その植物の命を頂いて生きている私たち人間も同じであるように思います。

苦境に立たされ、乗り越えるたびに、人間としての深みと美しさがにじみ出るのだよなぁ、なんて。

どんな困難にも立ち向かうことが出来れば、人として成長し、美しく花咲くチャンスが生まれるのですねキラキラ☆


ブーゲンビリアには中央に小さく白い花が3つあります。かわいい
好




美と健康をつなげるセラピスト
Eriko



植物の力で治癒力を呼び覚ます~ハーバルセッション~
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