最近は日本でもスムージーを売っているお店が増えてきましたじゅーすよ

特に人気なのがアサイー、ラズベリー、ブルーベリーなどのベリー類アサイーベリー系は他の果物に比べて果糖が少ない上、ポリフェノールなどの抗酸化物質が多く含まれるため女性にとっては嬉しい食べ物ですよね。

実はこのラズベリー、実だけでなく、葉部も女性の強い味方になってくれるのです


その名も、ラズベリーリーフラズベリー


ラズベリーはバラ科のキイチゴ属の植物。ユーラシア大陸から北アメリカにかけて広く分布しているエゾキイチゴから作り出された多くの園芸品種の総称です。日本では北海道の山地や四国のほうでも自生しているみたいですね。


ドライハーブになったラズベリーリーフは、子犬の毛のようにフワフワしていて、手触りだけで癒されますふわふわ女性のためのハーブというのも分かる気がします好


こんな感じ。見た目はごついけど、触ってみるとフワフワはーと



ラズベリーリーフは古くから世界各地の先住民の間で、妊娠や出産を支えるハーブとして用いられてきました。その主要成分はタンニン、フラガリン、ビタミンCなどで、特にこのフラガリンというフラボノイド配糖体が子宮筋の収縮を調整し、タンニンの収れん作用で分娩中の出血を抑え、さらに子宮の収縮を促すことで分娩を楽にして時間を短縮してくれると言われています。

妊婦192名を対象にした実験で、妊娠8ヶ月目から出産までの間、毎日2回12グラムのラズベリーリーフを飲んだ結果、分娩第二期が9.6分も短縮されたという結果が残されていますまた、ある調査では、ラズベリーリーフを飲んだ人は帝王切開が少なく、鉗子を使わずにすんだという報告もあるとのことスゴイ

また、出産後の子宮や骨盤の回復に役立ち、母乳の分泌もよくなるという報告もありますので、出産後もしばらく飲んでおくといいかもしれません。


ただし、収れん作用があるので、妊娠初期の飲用はNGです。


ちなみにラズベリーリーフは生理痛やPMSなどの緩和にも用いられます。

私はたまに生理痛があるときには、ラズベリーリーフ、ジンジャー、ジャーマンカモミール、セントジョンズワート、カレンデュラなどをブレンドして飲んだりしてます。これらのハーブはハーブ専門店に行くと比較的簡単に手に入りますからねおっけー

ラズベリーリーフの安全性※は「適切な使用において安全」というものなので、妊婦さんでも安全に飲むことが出来ます。とはいえ、妊婦さんが基本的に一番気をつけるべきことは、食事やよい水分、休養、多少の運動といった生活習慣ですからね。ハーブさえ飲んでいればという考えはナシです


※ドイツを中心としたコミッションEという団体のモノグラフを元に作られた、AHPA(米国製品協会)が発表しているメディカルハーブの安全性評価が基準です。