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「能ある鷹はつめを隠す」ということわざをご存知でしょうか
これは簡単にいうと、賢い人は自分の能力を周囲にひけらかしたりしない、という意味ですよね。鷹
が狩りをする際に爪をむき出しにしていたら獲物が気づいて逃げてしまうことからこういう諺ができたそうな。小中学校のころ、テスト前だというのに遊んでばかりいて「何もしてな～い
」と言いながら、すごくいい点数をとってしまう子いませんでしたか「○○ちゃんは勉強してなさそうだから、私もしなくていいや
」と騙されて、本当に何もしないでいたら自分だけ悲惨な点数を取ることに。。
っていう経験ありませんかね
何が言いたいのかというと、何かに秀でている人というのは、もちろんセンスも左右しますが、例外なく皆努力しているということなんです。アインシュタインとかモーツアルトなんかの天才は別ですけども。。
よくテレビや雑誌で女優さんなんかがキレイの秘訣を問われて「本当に何もしてないんですよ
」と答えているのを目にします。
これは100％嘘ですよ
よくよく聞くと、「あ、でも睡眠だけはきちんととるようにしてるかな」なんていうコメントが入ってきます。そう、キレイは簡単に思えて、自分でしっかり意識しなければ手に入らないのです。ただし
特別なことをする必要は全くありません
ここが女優さんが悪気もなく「何もしてない」と答えてしまう理由のひとつでもあるのでしょう。特別なことはしていませんが、意識して生活しているということなのではないでしょうかね。
私が考えるキレイは、4つの基本土台があって生まれます。キレイは高いレベルの健康でもありますから、全ての人に共通する大切な土台でもあります
栄養（消化吸収器官） 
運動（筋肉）
休養（自律神経） マインド（脳）
この4つはそれぞれが単体に離れているわけではなくて、お互いに協調関係にあります
たとえば、栄養がしっかり摂れているとマインドが豊かになりますし、また心地よい運動量は深い休養をもたらします。それに、自律神経がマインドに支配されているというのはもう周知の事実ですよね。
また、この4つが調ってくると、自然にホルモンのバランスがとれてきます
正しい栄養は必要量のホルモンを生成して過剰分は排泄に導きますし、自律神経を整えることでその分泌が促されます。運動して筋肉がつくと、その分体熱生産量が上がって体温が上がりますから、冷えが解消されてホルモンがうまく巡るようになります。脳内物質のひとつで幸福感をもたらすβエンドルフィンは自律神経に支配されていますから、休養と運動によってたくさん分泌されるようになります。こうしてすべてはつながり、それぞれの働きを高め合っているのです
こうして見ると、本当に基本的な生活に関係するものばかりですよね。とても簡単そうですが、これを自分の体質や性格に合わせた方法で実践することがポイントなのです
例えばビタミンCを摂るために大嫌いなレモンを毎日かじっていたら、そのストレスが心身に響きますし
、運動しなければと週末に10キロ走って疲れ果てていたら活性酸素が大量に発生して老化の原因にもなりますまよねあなたの年齢や性別、体質と性格、環境と人間関係などを考慮した上で自分だけのキレイの土台を築いてみてください。そしてそれが「特別なこと」だと感じなくなったら、あなたはすでに
を手に入れているはずですよ