どうしても許せない時
「過去を忘れたほうがいい」と人から言われ、傷ついた人を大勢目にしてきました。
忘れられない自分を責められているようで辛いですよね。
繰り返し思い出される過去に苦しみ、悩み、忘れられたらどんなにラクだろうかと思っているのは、他の誰でもない本人なのですから。
誰かのために忘れたり、許したりしなくていいのですよ。
忘れて許すのは、自分のためだけ。
「あんな人のために怒っている時間がもったいない！」「もうこれ以上縛られたくない」と思えた時に、自分のために許せばいいです。
でも、そもそも絶対に許さなくてはいけないのでしょうか？
私は、無理に許さなくてもいいと思うのですよ。許したいと思った人が、許したいと思えた自分のタイミングで相手を許すのがベストです。
なぜそう思うのか、3つの理由をお話しします。
【1つめ】
自分の気持ちに噓をつくと、ますます辛くなるからです。
本当は許せないことがあったのに相手のために許してしまうと、いつかまた『許せなかった当時の気持ち』が溢れてきます。自分が心から納得していない出来事というのは、繰り返し思い出しやすいのです。
だからこそ自分が納得できた時に、自分のタイミングで、自分のために許してほしいです。
「許したくない」と思うなら、許さなくていいのですよ。自分の気持ちを大切にしていきましょう。
【2つめ】
許せないのではなく「許したくない」可能性があります。
あの人にされたこと、言われたこと、嫌だったこと、悲しかったこと、悔しかったこと……あの人のやったことを許してしまうと、あの人のやったことを認めるようで怖くなってしまうかもしれません。
失ったものをあきらめてしまうようで、悔しくなることもあるでしょう。
このように感じているあなたは、もう十分にあの人を許して生きてきたはずです。自分の心を犠牲にしてまで相手を許してきたあなたに、これ以上何をどう許せと言うのでしょうか。
まだ許せないなら、許せないでいいのですよ。ずっと頑張ってきたあなたが、これ以上「頑張って許す」必要はありません。
【3つめ】
あなたの心と体を壊さないためです。
「許せない」と悩む人の多くは、すでにたくさん我慢しています。
自分の気持ちに蓋をして、空気を読んで、相手に合わせて……そうしているうちに、あなたの心と体が限界に達したのではないでしょうか。
ギリギリまで頑張って、心がボロボロになるまで耐えて、何度も信じて、それでも裏切られて……優しいあなたが「許せない」と思うほど今まで耐えてきたのではないでしょうか。
これまで耐えて我慢してきたあなたが、やっと「許せない」と思えるようになったのなら、それは前進です。
「許せないと思うことが辛い」というのなら、「心と体を壊さないために、今はまだ許せない」「どうせいつか許すけれど、今はまだ許せなくていい」と思ってみてください。これだけで少し、罪悪感が薄れることがあります。
許すかどうかはもちろん、許すタイミングもあなたが決めていいのですよ。
そのタイミングが「今」の人もいれば、何年も後の人もいます。
許そうと思うタイミングがずっと来ないこともありますが、それはそれでいいのですよ。あなたにとって、それほど大きな出来事があったということですから。
まずは、「あの人を許せない」と思っている自分を許すこと。
「許せ」「許すべき」という世間のプレッシャーに、飲み込まれないでくださいね。
どうしても許せない出来事
どうしても忘れられない出来事が
子どもの頃にありました
ささいな出来事なんだけど
どうしても許せないし
どうしても忘れられない
今思い出しても
当時の嫌な気持ちが
思い出されます
今回また
どうしても許せない出来事が起きた
一つ一つは些細な事
だけど、我慢して
我慢して
嫌な気持ちに蓋をして
忘れる努力をして忘れてきた
でも、どうにもこうにも
もう我慢ならない
我慢の限界がやってきた
我慢が限界に達するような
出来事が起きた
怒りを忘れたくても
忘れられない
腹が立って腹が立って仕方ない
こんな自分の感情が
辛くて辛くて
ここまで私を精神的に
追い詰めた、あいつが
憎くてたまらない
怒りを持ち続けるのは
苦しい
苦しくてたまらない
決して
怒りを持ち続けたいわけじゃない
できうるならば忘れたい
忘れたい
忘れたい
忘れたいよ
でも忘れられないんだ
どうしても忘れられないんだ
怒り心頭
こんなに頭にきたのは
人生で初めてです
許せない時は許さなくていい
忘れられない時は
忘れなくていい
傷ついた心が
癒されるには
まだまだ時間が必要なようです
とても1ヵ月じゃ足りません
3ヶ月ぐらい休んじゃいたいよ😂