皆様こんにちは、株式会社HARMONYの山本航聡(やまもとこうそう)です。
マイホームを新築する際には、多くの注意点があります。これらをしっかりと理解し、対策を講じることで、安心して家づくりを進めることができます。
今回は、特に2025年に施行予定の建築基準法改正について詳しくお話しし、株式会社HARMONYの対策についても説明いたします。
4号特例とは?
「4号特例」とは、特定の小規模建築物(主に木造2階建て以下の住宅)に対して、構造計算や一部の建築確認が免除される特例のことです。この特例は、特に中小規模の住宅建設において手続きの簡略化を目的としていました。
改正の内容
2025年の建築基準法改正では、この「4号特例」が大幅に縮小されます。具体的には以下のような変更が行われます:
1. 構造計算の義務化
全ての新築住宅に対して、詳細な構造計算が求められるようになります。これにより、耐震性能の確認が徹底され、建物の安全性が向上します。
2. 省エネ基準の適用
省エネ基準に適合するための設計が義務付けられます。断熱材の使用や省エネ設備の導入が必須となり、エネルギー効率の高い住宅が求められます。
3. 設計図書の保存義務
新築時に設計図書を保存し、増改築の際に提出することが義務付けられます。これにより、建物の構造的安全性が確認しやすくなります。
この改正により、建築確認のプロセスが厳格化され、手続きが増えることが予想されます。特に、構造計算の提出が新たに義務付けられるため、建築設計にかかる時間や費用が増加する事が懸念されています。
現行の「4号特例」では、500㎡以下の小規模建築物については簡易な壁量計算のみで十分とされ、構造計算の提出は免除されていました。しかし、新しい基準では、許容応力度計算などの詳細な構造計算が必要となり、建物の設計・施工プロセス全体が厳格化されます。これにより、建物の安全性が確保される一方で、建築コストや時間の増加が懸念されます。
具体的には、以下のような影響が考えられます
手続きの複雑化
新たな構造計算の提出が義務付けられるため、建築確認申請がより複雑になります。これにより、設計者や施工者の負担が増え、建築プロジェクト全体の進行が遅れる可能性があります。
コストの増加
構造計算には専門知識と時間が必要であり、その分のコストが増加します。特に、外部に構造計算を依頼する場合、その費用も追加されます。
時間の増加
構造計算の審査には通常1ヶ月程度かかることがあり、場合によってはそれ以上の時間が必要となることもあります。
弊社の対応
HARMONYでは、もともと厳格な構造計算や性能評価を行っており、今回の改正により大きな影響を受けることはありません。以下に、当社の取り組みをご紹介します:
1.許応力度計算と性能評価
HARMONYでは、全ての住宅に対して、許応力度計算と性能評価を行っています。これにより、耐震等級3を取得し、安全性の高い住宅を提供しています。この取り組みは、建築基準法改正後も変わらず継続され、お客様に安心して住んでいただける住まいを提供します。
2. 省エネ設計
HARMONYでは、省エネエアコンやエコキュート、などの省エネ設備を標準仕様として採用しています。これにより、エネルギー効率の高い住宅を提供し、お客様のランニングコストを抑えることができます。改正後も、省エネ基準を満たす住宅を提供し続けます。
3. 詳細な設計図書の管理
設計図書の保存と管理を徹底しており、増改築の際にも安心して対応できる体制を整えています。これにより、建物の構造的安全性を確認しやすくし、お客様に安心して長く住んでいただけるよう努めています。
まとめ
例えば、デザインの良い間取りや外観、高気密高断熱の住宅を提供し、耐震等級が最高の等級である3を取得すると、どうしてもコストが高くなります。高性能・高品質な家は一般的に高額になりますが、HARMONYはこの常識に挑戦しています。
上記のような高性能な対策を講じながらも、株式会社HARMONYでは坪単価50万円台からの商品を提供しています。高性能な住宅を建てる会社やローコストな住宅を建てる会社はたくさんありますが、高品質・高性能・高デザインの家を手頃な価格で提供する会社は日本でも少ないです。弊社は価格、性能、デザインに挑戦し、お客様にThe Amaizing Lifeを提供しています。
是非新築をご検討の際は弊社ホームページをのぞいてください。
この記事が皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。
株式会社HARMONY
山本航聡(やまもとこうそう)