皆様こんにちは。
株式会社HARMONYの山本航聡(やまもとこうそう)です。
本日は表題の通り住宅ローンの頭金に絞って書かさせていただきます。
皆様に覚えといて欲しい事は、住宅ローンを借りるにあたって頭金は必須ではないです。
今出ている住宅ローンは頭金なくても、何なら諸費用の分まで全額借りることができます。
▽こちら百五銀行さんの頭金の要らない住宅ローン商品です▽
その上で頭金を入れた方がどうなのか?をあくまで私の目線ですが、紐解いていきたいと思います。
まず、頭金を入れた方が損か得か?で考えてみましょう。
はい、こちらは答えは簡単です。
頭金を入れた方が確実に得です。
単純にその分の金利の支払いがなくなりますからね。
3000万円の借り入れで300万円の頭金を支払えば2700万円の借り入れしかしなくていいので、その分金利の支払いは少なくなりますよね。
しかし、ちょっと目線を変えて頭金を支払いのがリスクか?リスクじゃないか?を考えてみましょう。
例えば300万円の貯金がありました。
それを全額頭金に支払ったとします。
手元にキャッシュがない中で住宅ローンの支払いをしていくという事は非常にリスクになってしまいます。
1000万円のキャッシュを持ってて300万円を頭金にするという事は全然大丈夫です。
ただ、300万円しかなくて、頭金で使ってしまったら手元にお金がなくなってしまいます。
この状態で、住宅ローンを返済していく。これに耐えられますか?という事です。
貯金がない状態で住宅ローンを支払っていくのと、ある程度のお金があって支払っていくのとでは、精神的にも全然違いますよね。
今は、借りられるんです。
条件が緩和されていますから。
さらに、自分が払えない以上の住宅ローンは借りられない仕組みになっています。
だったら、頭金は積まずに、なるべく借りてください。
安全なローンであれば、なるべく借りて、借りられるからこそ、手元にお金を温存した方がリスクは少なくてすみます。
お金があったら、いざという時に、そのお金でリスク回避できます。
例えば、今、手元に300万円あるとします。
そして、頭金として300万円出します。
確かに、先ほども申し上げた通り住宅ロー ンの金利をはそれだけ得をします。
ですが、その300万円、ここから先いつ貯められますか?
もしかしたら、貯められないかもしないという事も頭の中には置いておいて欲しいんですね。
コロナの様に劇的に社会情勢が変わったりして。
そう考えれば、現金は手元に置いておく。
そして、そのために借入を起こす。
この考え方が、リスクヘッジという考え方では1番正しいと思います。
ですから、余裕資金がある方以外は頭金はなるべく積まずに、借入を起こして、損得じゃなくリスクを回避できる資金計画を考えていただければと思います。
この記事が家づくりをされる方の参考に少しでもなれば幸いです。
株式会社HARMONY
山本航聡(やまもとこうそう)