"私にとってそれは
ささいな不安であった。"
貴方があいつと一緒に帰っていて。
ただ帰る方向が同じだけ
それはしょうがないこと!
私もバスで登下校すれば…
少し話してから帰るとかはどうかな…
とか、自分にできるとこを考えながらあいつを羨ましく思うだけだった。
でも、自分には自信があった。
貴方を信じていたから。
ただそれだけが私の自信であった。
小さな自信だったけど
それが私にとっては大きな唯一の
自信であった。
まだ、その時の私にとっては
そんな出来事に絶望はなかった。
悔しい。私のモノなのにと思うだけだった。心のすみに不安があるだけで。
その時の私にはその不安が大きな絶望をうんでいたとは気づかなかった。
心の何処かでそれはない。気のせい。
と思い込んでいたんだと思う。
だが。気づいたらどうにか
出来ていただろうか…
"不安が希望になるか絶望になるか
それは自分には操れない。"
絶望はいつでもそばに潜んでいる
