こんばんは!酪農家のあっこです。

今日は午後2時頃に出産がありました。

赤ちゃん子牛は無事に産まれ

初乳をゴクゴクとたくさん飲んでくれました。



そして





スタッフから

「出産した姐さんのおしりから見たことのないものが」

そう言われ

一緒に見に行くと



子宮が反転し、外に出てしまっているではないですか!

そう・・・

【子宮脱】になっていました。



私は旦那様に伝え

旦那様は、子宮をお腹に戻すことを試みます。



しかし

中に押しても押しても、戻ってくるみたいで

なかなかうまくいきません。



その間30分ほどでしょうか?

子宮脱は時間が経てば経つほど

戻すことが困難になります。

出てしまっている子宮が

乾いてきたり、うっ血してきたりするのです。



「獣医さんに電話してくれ・・・」

それが夜7時30分頃。

・・・・・・・繋がらない。

運転モ-ドになってる!!!

とりあえず私は留守電に事を伝えました。

今日は祝日だからお出かけしてるのかもしれない。

その間も旦那様は何とかならないかと試みていました。



何回か電話してみました。



すると

ようやく繋がりました。

緊急な事を伝えると

『近くに居ないから・・・あと3、40分で行きます』

とのこと。

待っていました。

姐さんは出血が多くなってきています。



獣医さんが来てくださいました。



私は旦那様から

「自宅から砂糖をあるだけ持って来て」

そう言われ自宅に取りに行きました。

砂糖は

出ている子宮につけるためです。

なめくじに塩・・・じゃないですけど

子宮に砂糖をつけると子宮が少し小さくなるのです。

そして砂糖はニチャニチャになりますから

潤滑油の役割もします。



そして獣医さんは子宮を

姐さんのお腹の中に収めてくれました。

(;´o`)=3



次は、塩、です。



ぬるま湯に塩を溶かして

生理食塩水に近いものを作って

それをお腹の中に戻した子宮の中に

どんどんどんどんどんどんどんどん

入れて

子宮を水風船のように膨らませます。

そうすることで

子宮がちゃんと元の形に戻るのです。

塩は姐さん達のご飯を作るときに使っているので

常に牧場にあります。



全てが終わったのが

夜の9時15分くらいでした。



そして獣医さんは

『じゃ!また明日!!』

と言って帰って行きました。



助かった~!!

助かりました~!!!





良かった。 ε- (´ー`*)





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では ('ー')/ また明日。