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名前にまつわるエトセトラ

はじめまして。町草つぐみです。

幸せな名付けや漢字の意味、人の名前にまつわるいろんなことを徒然に綴っていきたいと思います。

前回、キラキラネームについて話をしましたが、

キラキラネームっていったいどこまでがキラキラ??と、
子どもの名前を考えていてわからなくなる方が多いようです。

時々とても可愛い字と読みを見つけてこれだ!と思っても、
少し間を置いて考えると、可愛いし他にも中々いなさそうだけど、これってキラキラ?

と思うことも。


キラキラネームってぱっと読めなかったら全部キラキラネームだ!なんて思う方もいるようですが、
昔から中々読めない名前を持つ方もいらっしゃいますよね。

私も自分の名前を漢字で名前を書くと中々読んでもらえないことが多いです。

でも、キラキラネームには、読みにくいだけでない、何かキラキラとした要素があるように思います。


そこで今回は、
文筆家の伊東ひとみさんが新潮新書より出版されている『キラキラネームの大研究』という著書の中に書かれている、
キラキラネームの方程式をご紹介したいと思います。

①漢字の訓読みの一部を切り取る
人気の漢字である「心」を「ここ」って読ませたり、「夢」を「ゆ」と読ませる名前が見られるようになっていますね。


②漢字の音読みの一部を切り取る
「桜」の音読みは「オウ」ですが、これを『美桜(みお)』のように「オ」と読ませることも多くなっています。


③難しい読みを用いる
この難しさは個人の知識レベルに判断が左右されるかもしれません。何年か前になりますが、「穹」を「そら」と読むのを知らず、「蒼穹」の「きゅう」しか頭に浮かばなかったことがありました、、、


④珍しい名乗りを用いる
名乗りとは人の名前に限って慣習的に使われてきた読み方のことです。現在人気漢字の上位に現れることの多い『葵』を、『まもる』と読むことが名乗りとして挙げられています。


⑤置き字を用いる
『桜良』(さくら)、『澪音』(みお)のように一字でも読めるけど、意味を持たせたり強調したりしたいときに使われるようです。


⑥漢字のイメージ(意味)で読む
『輝星』と書いて『きらら』のように星が「きら(き)ら」輝いているイメージからでしょうか。


⑦熟字訓を分解して用いる
熟字訓とは、漢字2字以上の熟字に対してのもので、一字ずつには分解できないもののことをいいます。それを名前では本来分解できないものを分解して使う例があるということですね。「大和(やまと)」という熟字訓がありますが、これの「和(と)」を取って、「陽和(はると)」と読ませるようなことです。


⑧オリジナルの熟字訓を創作する
これは著書の例を挙げると「愛夜姫」と書いて「あげは」と読ませる例ですね。雑誌『小悪魔ageha』が浮かびます。


⑨外国語読みにする
『騎士』と書いて『ないと』とか、『月』と書いて『るな』など。水泳選手にもいらっしゃいますね。


⑩外国語の音に漢字を当てはめる
『ジュリア』という名前を『樹里亜』と漢字をあてはめるということですね。


以上10方式。
著者の伊東ひとみさんご本人も個人的な見立てであると指摘されていますが、だいたいの傾向として方法論を挙げてくださっています。

さて、この中でみなさんならどれがセーフでどれがアウトと思われますか?

私は結構自分の知識次第だと思うものもあって。
難しいなぁと思ったら従来からそういう読みがあり、大漢和辞典にも載っていると聞いて無知を思い知ったことも。

どれだけ名前に出会ってるかでもだいぶ印象が違うかもしれませんねカナヘイうさぎ