安心・安全な身体の使い方で健康であるお手伝いをさせていただきます!


広島・福山市のヨガ・ピラティスインストラクター、理学療法士のだいすけです。


アーサナやエクササイズを深めるための身体の機能について。


【Ia抑制:相反神経抑制】

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       (画像はネットよりお借りしました)


動作筋:関節の動きを起こす筋肉。関節は   
              筋肉が求心性収縮した方向へ動  
              く。
拮抗筋:動作筋の反対側についている筋。


Ia抑制相反神経とは動作筋が働いた時には拮抗筋は緩くなって関節が動きやすくなるという神経を介して起こる筋肉に対する現象です。


単に筋を伸ばすのはIb抑制という現象が起こります。(これについては次回)


なので、ストレッチといっても、単に筋肉を伸ばすのか、最大緩んだ状態を作っていくのかによっても深まり方が違います。


自分の身体にアーサナやエクササイズがマッチしてくると動きのしなやかさや深まりが徐々に出てきます。


身体が落ち着くと、心も落ち着いてきます。


ただ、重要なのは関節は一方向の動きのだけでなく、多方向に動きます。なので、このIa抑制を実践するのもバリエーションはたくさんあります。


例えば開脚という動き。


股関節は外転(外開き)と屈曲(前に曲げる)、外旋(外回し)という3つの動きが入ります。


これら各々にIa抑制とIb抑制がかかってくるわけですが、筋肉に起こる現象なので、筋肉についての解剖を知っていなければなりません。


加えて、姿勢によっても筋肉の捻れや重力の影響も考えるとバリエーションはほんとにたくさんあります。


アーサナやピラティスはとてもこれらを踏まえてもとても理にかなっているものです。


ストレッチは何をどうしているのか理解出来ればとても気持ちいいものです。


「痛いー」となっては何のためにやっているのか?身体にムチ打ってます。(Mの方にはいいかもしれませんが…笑)


頭と身体で理解して安全に安心して楽しんでください。
では。。


最後までお読み頂きありがとうございます。
下記より動画もみれますので、実践の参考に使ってやってください。

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