先日初めて来てくれた方が、着替えを持ってきてないけどそのまま施術するには難しい服装だったので、半分冗談のつもりでホームページに書いたけど時が来たら普通に実行するつもりではいた、

「私の(阿部の)でよければお貸しします。」

を試してみたんです。

スポーツウェアをお貸ししました。

そしたら、とーってもやりやすくてびっくり。鍼も刺しやすいしマッサージもいつもより筋肉が捉えやすい。

よくある普通のTシャツはだいたい綿100％で、大体のお客さんが準備してきてくれるものなのですが、実は意外と生地が硬いものも多いのです。。。

特にそのまま鍼を刺すってなると多少針先が受ける抵抗が増す為、痛みが出やすいかも。なので生地の厚さ硬さを見て鍼をワンサイズ太くしたりと、実はそんな計算もしているんですね。

えー、言ってよー。　　っという声が聞こえてきそうな真実を今暴露してる。

マッサージをするにも少しでも柔らかい生地の方が私の指の動き通りに筋肉が動くので効果としてもいいのかなーと思ったり。

今まではせっかく準備してきてくれるものなので文句言いたくないと思っていたのですが、スポーツウェア、ポリエステル多めの生地がとてもやりやすくて感動してしまったので書いてしまいました。

ああ、それにTシャツの柄とかでその人の趣味がわかったりする事もあるんでそれはそれで楽しいことなんですよ。だから捨てがたい。

てなわけでとりあえず、今後いつでも貸せるように準備しとこーっと思い、家で眠ってたウェア達、洗濯待機。

ちなみになんですけど、お貸しする場合上下不揃いですごいダサいコーディネートになる可能性もあるし何より阿部サイズなので着替えた後、鏡は見ない方がいいかもしれません。

あ、あと津田沼の頃の話ですが。

何故か毎回モコモコのタートルネックセーターにジーンズ、ベルトは外してくれてたっけかな？の組み合わせでいらっしゃる男性がいて、汗もかいてて暑そうだったので

「脱がずにこのままやりますか？」

っと聞くと

「ハイ」っとの答え。

２回目来院時も聞いてみたんですが同じ返事なので以降もそのまま施術をしていました。

そんな感じで、施術に適した服装ではなくても、理由があるのかないのかはわかりませんが着替えたくないならないで、その意思は尊重します。

全て遠慮なさらず、一番リラックス出来る状態を探しましょう。

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鍼屋伍一六

施術中の服装について