その日もいつものように手の匂いを嗅がせて声かけて持ったのですが、いつもと違う...。
針が痛くない
いつものように丸くなるし、いつものようにぶすっとした顔もするし、いつものように顔だけ出ててあとは丸くて隠れているのに
慣れたとかでは無く、物理的に痛くないんです。
針がくたっとしていたんです。
背中の手が当たってるところの針だけがそうなっているんです。
飼い主、初めてのことに少し戸惑いました。
気のせいかとも思ったりしたんですが、ゆらゆら晴栗さんを動かしても針が...刺さらない。
晴栗さんを目の高さまで持ち上げて見つめ合います。(見えるのか謎ですが顔を覚えさせようと晴栗さんを持ち上げて、よくこうしていました)心なしか晴栗さんの目がいつもより優しく見えます。
あれ?なんか心通ってる?
そんな気がしました。気のせいかもですが。
ただ、針が立っていないのは事実です。後日改めて、飼い主以外の家族を部屋に入れて晴栗さんを抱き上げようとしたら針MAXに立っていました。
針痛い...。
やはり飼い主には晴栗さんなりに心を許して(?)くれている気がしました。
今でも晴栗さんを持ち上げようとするとフシュるのは変わらず、持ったら不機嫌そうに丸まるのも変わらず、針がねている以外に変化はないように思えます。
それでもやっぱり見つめ合うと
「なんだおまえか」
と言われている気がします。
ハリネズミは懐かないし、慣れても針はたてるし、フシュるし、丸くなる。
それでも毎日毎日世話をして意思の疎通をはかるとハリネズミなりに心を開いてくれるんだなと実感しました。
晴栗さんは産まれて2年、うちに来てもうすぐ1年です。
ハリネズミを飼って夢見た距離が1年かけて実りました。
それは一見するとほんの小さな変化ですが、晴栗さんと飼い主には大きな変化でした。
この5ヶ月、思い返して起きた小さな出来事を綴っていきたいと思います。