母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
ええ、夏碓井から霧積へ行くみちで、
渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ。
この映画は賛否が分かれる作品ですよね。
内容がやや薄暗いし、人間関係も複雑。
それでも、ひとつひとつを紐解いていくと涙無しでは見られない!
1人1人の人間模様が涙を誘う。
愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!!
愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!!
サイドストーリー的な話ではありますが、主題歌を歌うジョー山中と主演の松田優作も同様にちょっとした過去があるようです。
その辺の空気というか、生い立ちから来るものが映画の中にもあるような気がしました。
ジョー山中の歌がまた悲しみを誘うんですよね