Selamat Hari Raya Nyepi♪
今日3月23日(金)はバリ島の宗教的祝日ニュピの日
バリ・ヒンドゥー教の元旦です。
インドネシアはイスラム教徒が多い国なのですが、
バリにいたってはバリ・ヒンドゥー教が主。
ニュピはバリ島で唯一の静寂に包まれる祭りでバリ・ヒンドゥー教徒は
瞑想してバリ島から悪霊が去るのを待つ日なのです。
ヒンドゥー教徒にとっての完全な静寂の日であり、バリ島全域で外出禁止、
騒ぐ、働く、車、バイク、火、電気を使う ことなど様々な
ことが禁止され(お~、なんだか原始時代)人命にかかわる緊急を
要する場合を除き、バリ島内の屋外での行動が一切禁止。
バリ島の交通も空港をはじめ陸、海、空、全てが機能停止。
とにかく、1日家の中でじっくり瞑想するためにあるんだそうで
断食する人もけっこう多いみたいです
(道にいる警官が人が家から出てないかチェックをしているそう)
しかもこれが観光旅行中の外国人も例外ではなくホテルからの外出は
一切出来ないとのこと。
年末のクタビーチでのクレイジーな花火大会
とは大違いの元旦。
ただ、昨日は街の至る所でオゴオゴ(カワイイ響きですが悪魔の形をした
人形のおみこし)のパレードで街はお祭りムード一色。
悪魔が人間の生活を妨げないように、オゴオゴという悪魔の大きな化身と
しての人形を引き回して街中を練り歩き、清めて翌日のニュピの日を
迎えるのだとか。
悪霊が バリ島から去った後、島中を浄化する必要があると考えられていて
友人の話では明日はオゴオゴたちをビーチで?全て焼き払うと言っていました。
昨夜の街のオゴオゴの様子
何も活動できない一日。。。
自分を見つめなおすにはよい機会ですね。
日本にも一日ぐらいこんな日があってもいいかも