何故か…
そのバスは定刻より5分早く
ゆっくりと目の前を通り過ぎて行った
隣りにいた娘が
走り去るバスへ駆け寄ったものの
ダメだ……行っちゃったぁ…
そう言って戻ってきた娘の表情に
ふと余裕が見えたので
このあとは…娘が何とかしてくれると感じてやり過ごした
それまで2人は
バス停の前にある店先の木製のベンチに
座りメイク用品を広げて…アイ・メイクをして
間もなく来る筈のバスを待っていた
朝とも昼とも思えない
不安定な時間で
陽射しは暖かく
足元だけ…やんわり寒い
通過するバスに気づく…少し前まで私は
隣りでアイメイクをする娘の顔を
見ていた
そのまぶたには
朱色のアイシャドウが…ねっとりと塗られ
実際の瞼より横に10センチほども
長くなぞられ…
舞妓さんの紅色のように…朱色に染まっていた
このメイクは失敗なんだろうか?
正しいんだろうか?
…私には判らなかった
“ワタシ、失敗した?…”
そう尋ねてきた娘の瞼の朱色は
余りに濃かった
私は…声を出(せ)ず頷いて…
閉じるまぶたを綿棒でぬぐってあげていた
バスが通り過ぎたのはそんな時だった
走り去ったバスを諦めてベンチへ戻ると
そこには…アイシャドーのパレットが
ふたが開いたままに置かれてた
幅2センチ、長さ10センチ程もある
3色、朱色系のグラデーションが揃う
アイシャドーだった

頬紅のよう
娘がこんな色使ってた…?
そんな思い半ば…私は中指で
自分の瞼に慎重に…なぞってみた……
ぼんやりとする意識の中で
出来るだけ…薄く薄く塗ろうとしても
思うように…ならない
手鏡に映るのは
娘と同じ失敗した…まぶた…
でもアイ・シャドーなんてもう何年も
してないのに…なぜ今…?
ぼんやりとした意識で手を止めた
…隣には…もう
娘の気配はなかった
と、その時
バッタン!!と
“扉” が閉まる音がした
重くて勇ましい…玄関扉…の音で
目を覚ました
今し方まで観ていたのは
朝方の “夢” の話しです
私は、夜中に脱げてしまった*綿麻の
靴下を寝ぼけ眼で…履くと
布団を首もとまで引き寄せて
しばらく…目をつむってました…
肌寒かった足もとが
ようやく温まったてきた頃…私は
中途半端な”夢“ に気が済むと…
それから少し…
“玄関ドアの音” を思っていました(^-^)
心を置かないと
強い反動で閉まる強い「ドア」の音。
ドアによって閉まり方は様々ですがね
閉め方は…
人それぞれの…心が
その時々の… ”気持ちの余裕“ が(^^ )
ドアを最後まで
…そっ…と閉めて出てゆく仕草は
…向かいの人の話を最後まで聴いてくれるそんな仕草さと重なります~( ^-^)(^^*)
そんな事を思いながら…
ようやく布団を出て
ようやく珈琲を淹れたとさ(^-^)
記憶のまま書き起こした
無添加の夢でした
寝言のようなものですね(^.^)
~夢は
実際は起きていないのに
起きたような気にさせられる(なれる)
曖昧な後味を残して途中でドロン(笑)
『夢は無責任』と云いますが
本当ですね~(~。~)
( ^^)/ さて『映画に観る扉の風景』
ドア…と人間模様が滲む
ワンシーンが思い浮かびました(//∇//)
シーン その1
映画『マディソン郡の橋』

ドアを~そっと閉めて出て行く

日頃~家族がバタン!と閉める音
彼の予想もしない…閉め方
パタン…♬
優しさにほっと…として…

♡しばしうっとり
『扉のある物語』シーン・その2
映画 『ショコラ』
「そのドア…どうも具合が悪いの…」

「今度ドアを直しに行くよ…」

チョコレートのお礼に…ドアの修理♡
彼は修理のあと
どんな風にドアを閉めましたっけ(~。~)?

ショコラ…観たくなりました~(//∇//)
♡https://youtu.be/PhkCGApLP30
《格子戸のある景色》
*居酒屋の…引き戸
格子戸と柱が当たる柔らかな音は…
コトン…

実に…丁寧に閉めたくなります…ね
カタン… ♬
~味わい情緒深い~
《本の扉のある風景》
読み終えて…*厚い本の扉を
… そっと閉じる…音…
パタ…ン ♬

フウ…♬
《*doorノブのある風景》
個室・トイレ・浴室・会議室・etc.
♡心を置いて…
ノブを捻りながら押し当てると
その音…
カッ…チャン…♬

チャン…
窓の開け閉めも~心が映りますね~
身の回りにある
あらゆる…扉 …ドア …引き戸…窓
冷蔵庫の扉(笑)
あげたらキリがないですね(笑)
⇧追記シタヨ
《人と…扉…ドア…戸》
解き放てば たかが・扉
心を置けば されど♡扉
表情が見えてくるから面白いんです~
(´ε` )
和・洋・♡ドア フェチです
ドアの画像を見出したら
キリが無いです
(笑)

昼寝中?(笑)
静かに閉めてくださいね~(^.^)
『いいね』は*ドアノックかなぁ
えっ ♬ピンポ~ンダッシュ~ですか?
۶ (๑⊙ლ⊙)あらまぁ
コンコン~

Betsu*bara 



