遊ぶ時間は出来た。
まわりに、色とりどりの女性がいる。
隣り同士の近距離での接触がある。
恋がうまれるシチュエーションには、事足りぬが、肝心の身体が追い付かない。
わかく見せることは、いまの時代いくらでもある。
実際、私も、自分自信に魔法をかけたかのように、身なりには気を使った。
ただ、オープンしたばかりのお店は
市内の人がすべて、集まっているのかと、さっかくするくらいに膨れ上がった。
中には、昼も来たし、夜も来たんだと、忙しいホールの女の子を捕まえて、謎のアピールを繰り返す、オウムおやじまで現れる始末。
誰も見てないなら、初めて使う暴力の対象者になっていたかもしれない。
朝、工場、平日九時からアルバイト。
身体の中で、働きたくないストライキが起きたのだろうか?
私の体は、シップ無しでは、ダメな特異体質になっていた。
彼女を見つける前に、シップに恋してしまったのかもしれない。
のめり込んだら最後。
手放す日は無くなった。
そんな中で
<ハレバレマンさんって、うちのお父さんと同じ匂いがする>
事実上の死刑宣告だった。
まさか、いまから、同じグラスから、ストロー二本差して、相合いドリンクするかもしれない相手方の的確な急所攻撃。