人生において、人より、ひいでた能力を
持つものを、先輩と呼び、極めた者を
達人と呼ぶ。
若くして、海外で活躍するスポーツ選手が、増えてきた現在では、年下に教えを請うことは、めずらしい話ではないが、その当時、年下に、頭を下げるのは、少し、抵抗があり、すんなり、達人にコンタクトが、できなかった。
こうなったら、ご飯を誘って、重要情報を得てしまおうか?
ギブアンドテイクは、日本のみならず、世界各国で、通用する共通事項だ。
よし、まだ、高校生男子とは、まだ、こころが、開いているとはいえないが、よいきっかけになるかもしれない。
覚悟をきめた。
一気に間合いをつめて、若い達人達に近寄った。
野球・サッカー・柔道に、ラグビーといった面々が、勢揃いしてるではないか。
よりによって、運動部のグループだったとは。。。
自分でも経験したことが、あるが、若い男は、腹が減る。
ましてや、部活帰りの奴等が、空腹以外に考えられるはずがない。
電子ジャーを茶碗がわりに、しゃもじを、箸の代わりとして、一リットルの牛乳をも、がぶ飲みし、ハム一本、食らうやつらが、束になってかかってこられたら、勝ち目は無い。
戦う前から、わたしは、勝負に負けた。
財布の中身を確認するまでもなかった。