琉球白菫(リュウキュウシロスミレ)2


琉球白菫(リュウキュウシロスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
有明菫(アリアケスミレ)の南方型変種で、九州の南部から沖縄にかけて分布し、草地や道端に生える。
草丈は5~30センチくらいである。
特徴は葉よりも高く柄を伸ばして花をつけることである。
葉の形は細長い三角状ないし卵状の披針形である。
開花時期は12~4月である。
花の色は白ないし淡い紅紫色で、紫色の筋が入る。
筋も多いものや少ないものなど変異がある。
下側の1対の花びら(側弁)には毛が生える。
分布域が重なる琉球小菫(リュウキュウコスミレ)とは、側弁の毛の有無で区別をする。
写真は3月に大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola betonicifolia var. oblongo-sagittata


★南にも菫の花はあるのだと
 茎を伸ばして白菫咲く


琉球白菫(リュウキュウシロスミレ)


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